肉団子を作らされる?チキンバターが死んじゃう?連想ゲームみたいな会話が笑える話。
肉団子を作らされる・・・?チキンバターが死んじゃう・・・?
よくよく聞いてみると、まったく違うじゃないのよって話。
そもそもチキンバターって何よ?
そう思う人、あなたは正常だと思う。
前にも記事にしたことがあるけど、うちの彼女は頭で考えていることと口から出て来る言葉が違うってことがよくあるのよね。(´д`;)
おまけに言い間違ってもそれを大して気にしていないのよ。
ずいぶん前だけど、そんなエピソードを投稿したのがこちらの記事。
爪楊枝と割り箸って、間違えようもないと思うんだけど、なぜか近縁種として認識しているのか彼女にとっては似たような代物なのかも知れない。
もう一つ、特徴的なのは言ってたことにとらわれないというか、執着しないというか、要するにコロッと変更されることがよくあるのよね。
まぁ言ってみれば気まぐれなのかも知れないけど、晩ご飯のメニューが当初の予定からコロッと変わっていることなんて、ザラにあるんですよ。
この記事を読んでもらえば少しはそのレベルが分かると思うんだけど、ね。
こんなチグハグなことがしょっちゅうだから、お互いに飽きもせず仲良く暮らしているんだけど、実はさっきも何のことを喋っているのか、まったく聴き取れなくて、話の流れでやっと理解できたのがタイトルの件だったのよ。
そうです、そうなんですよ、話の流れで理解できたのが熟年の夫婦仲の悪さについて語っていたらしいんですよね。
というのも彼女は、私の部屋に来ては電話で会話したばかりの友人たちの身の上話が気の毒だと嘆いたり、民放のワイドショーや光テレビで再放送されている刑事ドラマの筋書きなんかを一頻り話して、帰って行くんですよ。
その間は、うんうん、それでどうなったの?とか、へぇ~とか、適当に相づちを打ちながら聴いているんだけど、ちょくちょく言い間違いがあるもんだから、想像力を発揮しないと話が繋がらないことがよくあるんですよ。^^;
それで今日はどんな言い間違いかと言えば、奥さんに冷たい仕打ちで仲違いしている熟年夫婦の話をした後に出てきた「・・・そんなんだから、肉団子を作らされるんだょね?」って言う言葉に、うん?ってなったわけですよ。
なんで急に肉団子を作らされる話になるんだろ?
それで、話の途中ならその後の話を聴いていれば、何となく流れで推測できるんだけど、今日は話の締めくくりで飛び出したもんだから、あれ?何?
ってなってしまったのよ。
「・・・そんなんだから、肉団子を作らされるんだょね?」
??・・・肉団子? ・・・・・・作らされる? ・・・・・・冷たい仕打ちの仲違いで?
スーパーコンピュータ並みに、脳みそをチカチカ働かせて脳内のボキャブラリー総動員、類推思考全開で導き出した回答が「もしかして・・・三下り半(みくだりはん)を突きつけられるってこと・・・?」
半信半疑でそう問いかけると、うん、そうだよって、自分の言い間違いなんてまったく知らないわって態度で頷くわけですよ、さも始めからそう喋ったかのような当然顔で、にこにこしてるわけです。
そうやって自分が話したいことを一方的に喋って、ひとしきり憤慨したり悲しんだり笑ったりして気が済むと、じゃぁねと言ってサッサとリビングに帰るんですよ。(/_・)/
そうそう、数日前には、そろそろ買い物に出かけなきゃ冷蔵庫の食材ストックが空になるね、ってことを話し合っていたんですよ。
そしたら、突然彼女が言い出したことが「冷蔵庫の好きなチキンバターは、まだ死んでない?だいじょうぶよね?」ってことでした。(´д`;)
冷蔵庫の好きなチキンバターって・・・?何よ?・・・鶏か?臆病なバターか?
まだ死んでない?・・・・・・生きてるってこと?・・・生物?
居合わせたら、こんな思考経路を辿るに違いないと思うけど、意味不明な会話が突然飛び出すことが、しょっちゅうあるのよね。(^_^;)
これ、私にはすぐに理解できたのだけど、どういう意味で言っているのか分かりますかね?
正解は「冷蔵庫に残っている、お気に入りの若鶏チキンステーキやみつきバター醤油味の消費期限は、まだ切れていないよね?だいじょうぶだよね?」っていう意味なんですよ。(^^ゞ
それが「冷蔵庫の好きなチキンバターは、まだ死んでない?だいじょうぶよね?」という言葉に変換されて出てくるんですね。
彼女の頭の中では消費期限切れの受け止め方も、寿命が尽きていたりまだ大丈夫だという点で、死んじゃったり生きてたりの感覚と、さほど変わりはないのだと思いますね。(´д`;)
まぁ・・・頭の中をのぞけたとしても、頭で閃いたことと口から飛び出す言葉とが完全一致、なんてことはないのですよ、たぶん、これからも。(^_^)b
まぁそういうわけで、今日のヤツはあまりにも笑えてしまったので、こりゃnoteの記事ネタにしなくちゃもったいないぞと、早速下書きして忘れないようにと書き始めたんですよ、ね。
そんなきっかけで書き始めた記事なので、下書きのままでお蔵入り、ボツになるのか、それとも晴れて公開記事として日の目を見るのかは、まだわかりません。
でも、ほら、今こうやって読んでいただいているということは、無事に公開することにしたってことですよね、良かった良かった。(´д`)
そう言えば大阪に2年ほど暮らしたことがあるんだけど、後ろ姿や体型が彼女とよく似たタマネギさんがいたんですよね。
今でも夫婦で暮らしながら、ふとしたときにタマネギさんを思い出すことがあるんですよ。(/_;)
仮に彼女が不治の病や自力で生活できないほどの障害を負ったとしても、大事に寄り添っていける覚悟を自覚できたのが、大阪でのタマネギさんとの出会いでしたね。(^_^)b
まぁ、色々あるのが人生ですが私が人間通として経験を積めたのも、こんな彼女の頭の中を瞬間瞬間で読み取り、状況判断力や洞察力や推理力を養う習慣を身につけたからかもしれませんのよね。^^
ってことで、今回は
「肉団子を作らされる?バターチキンが死んじゃう?連想ゲームみたいな会話が笑える話。」でした。
では!
みくだりはんも のほほんと。