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キムタク主演の身辺警護人BGは、ボディガード。自分の身を護る護身術は SG?SD? SP?どれだろう?

4月から始まる木村拓哉主演のドラマ「BG、身辺警護人」の番組予告が流れるようになったね?この手のドラマでは重要人物の警護にあたる任務をSPと呼ぶことが多いのだけど、キムタク主演のこのドラマではBGと設定しているよね?

このSPとBGの違いって知ってる?
もちろん知ってると思うけど、知らなかったかもしれない人もいるかもしれんので書いてみるよ。

BGとSPの違いって何?

ご存じの方が多いと思うけど念のために書いておくと、SPはセキュリティポリスの略語になり、要人警護の任務を担当する人たちのことだね。当然ポリスなので警察官ということ。警視庁警備部警護課に所属している警察官だ。

BG~身辺警護人~の場合は民間人が行う要人警護になるので、SPという名称は使えないということだよね?なのでボディーガードの略称である「BG」をドラマでは採用しているということだろう。

今度のドラマ「BG~身辺警護人~」は2018年1月スタートの、テレビ朝日木曜ドラマとして放映された番組の続編になるね。前回の時が視聴率を稼いで人気ドラマだったから、今回の続編ドラマがスタートすることになったようだね?

BGもSPも用心棒だ!

ボディーガードといえば「用心棒」のことだけど、この用心棒という呼称の由来はどんなのか知ってる?これって、昔の家屋で出入り口の戸を閉めた後に、引き戸が開かないように用心のために使っていた、つっかい棒・しんばり棒のことなんだよね。

この、つっかいにしていた「しんばり棒」を用心棒というようになったのだとさ。たぶん江戸時代の話だろうね、生きてなかったから知らんけど。

このしんばり棒は賊が押し入ってきたときに、身を護るためにも使ったわけだが、用心深い人は寝るときも手元にこの棒を用意しておいたようだ。だから用心棒になったというわけだ。

ところでキムタク主演のドラマが「用心棒」なんてタイトルだったら、無粋極まりないよね?だから、BG:ボディーガードでいいんだけど、ボディーガードってタイトル付けちゃうと、ケビンコスナーと比べてしまうのは私だけ?

ホイットニーヒューストンとの共演でものすごくヒットした映画、ボディーガードはミュージカルにもなったんだよね。観ちゃいないけどさ。主題歌の「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は何度もCDで聴いたもんだ。^^

キムタク兄さんもきっとケビンコスナーのことを意識してるんじゃないの?
たぶん、そうだぞあの演技っぷりは。

そうそう、他人の身を護るのがSPやBGなら、自分の身を護るのはなんて言うのか?要するに護身術のことよね?

護身術はBGでなく何て呼ぶのか?

護身術の場合は一般的に使われているのが「セルフディフェンス」という呼称で、自分自身で身を護るという意味でつかわれるのだけど、こだわる人はディフェンスという単語に違和感を持つようだ。

どういうことかというと、ディフェンスはオフェンスの対義語であり、攻撃と守備の使い分けだから「守備」という語感が気に入らないとうことだ。このディフェンスだと、攻撃に対しての防衛になるので受け身という意見だ。

じゃあどう表現するのか?というと、ガードだろうという意見とプロテクションがふさわしいという意見に、また割れてしまうのよ。部外者からすればどっちでもいいじゃん!ってことなんだけど、教えている側はものすごくその使い分けにこだわるのよね?

ちなみに「ガード」という単語だと、ガードマン(警備員)というイメージが強くなるし海上保安庁のことは「Japan Coast Guard」というのが英語表記だもんね。だからここではGuard:ガードが使われていて警備員も保安という同じ括りで揃っているね。

ガードという表現にすると、どうしても安全を維持するための警護ということになるよね?だからセルフガード:SGはいまいちだ。

では自衛隊ではどうなのか?
海上自衛隊の英語表記は「Japan Maritime Self-Defense Force」だから、セルフディフェンスということになるね。こちらだと専守防衛でもっぱら護るだけで、先制攻撃は絶対に仕掛けちゃダメよ!って暗黙の認知があるよね?

ここのところだよね、ディフェンスの攻撃に対して防衛するという姿勢だと危険から身を護る時に弱すぎるぞととらえているわけだ。なのでセルフディフェンス:SDも一般的だけど合格ラインすれすれ。

護身術はセルフディフェンスではない?

いやいや、ディフェンスしてるだけじゃダメでしょ?
もっと積極的に身を護ることをしなくっちゃ!
ってことになって、セルフディフェンスという言葉を使いたくない理由になってるわけだが。

じゃあ、護身術にふさわしい英語表記は何?
ってことになるわけだね。

そしてその答えは
そりゃ、やっぱり「プロテクション」じゃないの?
ってとこに落ち着くのだよ。

「Protection」だと、危害が及ばないように保護する意味合いがあるので、危険を避けるためには、危害を加えようとしている目の前の相手に対して先手を打って、しかるべき対策を講じることも厭わないという姿勢だよね。

だから自分自身を護るための護身術は、セルフディフェンスよりセルフガードより、セルフプロテクション:SPが最適解なのだと思う。まさに自分のセキュリティも自分で防護するSPなのだ。

これには賛否両論あると思うけど、暴力被害だけじゃなく様々な災害や危難、危害から自分や家族を防護するための対策まで含めた「護身術」「防衛術」として、セルフプロテクションの表記が最適解だと考えているのだよ。


だからって、何?

そうツッこまれても困るけど。
みんな何気なく使っているセルフディフェンスという言葉より、もっとふさわしい言葉があるんだよ、と伝えたかっただけですよ。

そして護身というものは身体を防護するだけじゃなく、もっと総合的にとらえるべきなんだよと訴えたかったのですよね。うん、そうなの。

だからここ読んで、一人でも多くの人が護身に対する認識を改めてもらえば書いてる私としては、ものすごくうれしいわけですね。^^

ここまで読んで「おぃおぃ、キムタクの話はどうなったんよ!」というツッコミを入れたくなったあなた。残念ながらマツコ・デラックスと高校の同級生だったんだってよ!ってことぐらいしか教えられないのだ。

それもキムタクのほうは、マツコが同級生にいたことを思い出せないんだとさ。あんな奴いたかなぁ…って感じよ。まぁ高校生の頃は男子だったろうしあんなに太っちょでもなかったらしいから、そりゃわからんだろね?

うん、マツコの知らない世界じゃなくって、キムタクの知らない世界だったんだよ。ぶっちゃけ。

ってことで 今回のテーマは
「キムタク主演の身辺警護人BGは、ボディガード。自分の身を護る護身術はSG?SD?SP?どれだろう?」なんていう、トレンドブログのネタみたいな話になっちまったぜ、ぶっちゃけ。ちょ待てよ!おまえ……キムタク風に。

では!

今日も のほほん。



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