本日は病院卒業記念日。
本日、息子は生後11日目から24年間通院した子ども病院を卒業しました🙌
やれやれです。
生まれてから肺炎を繰り返し、本来2度に分ける手術を1回で行いました。
「10年前ならアカンかった。綱渡りやったで」
と名医と名高い主治医に言われた息子ですが、現在182センチの身長になりました。
24年間、数人もの息子の主治医が定年退職されていきました。
・・・
外来には今日もたくさんの病気の子ども達と、親たちがいました。
通院の時に、いつも見ている光景も今日で最後です。少し気が抜けたので、会計を待ちながら、ぼんやりと眺めていました。
「この場所での生きるとは、親が子どもに立ち向かうことではないか」と思いました。
子どもの病や障害から、目を逸らさず立ち向かうことは、とてもつらいことです。親と言えども逃げ出す人もいます。
私は息子の障害を受け入れるまで、10年の長い時間が必要でした。だから偉そうな事は言えないダメダメ母なのです。
そんな私はかつて当初ペーパードライバーでしたが、一念発起しハンドルを握り病院まで送迎をしてきました。おかげで車を運転することができるようになりました。
その愛車も今週、ついに廃車です。
私の中で、ガムシャラに走ってきた、1つの時代が終わるようです。
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これから息子は成人扱いになり一般病院に移行します。新しい病院の選定をソーシャルワーカーと打ち合わせをしました。
そうなんです。「終わりの始まり」なのです。
ちょっと休憩して、新しい病院へ動きだします。
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