京都府立植物園の『食虫植物展』は、3歳娘が帰らない
夫と娘と、京都府立植物園へ遊びに行った時のレポートです。
食虫植物展へ行ったきっかけ
ある日、『食虫植物展』の広告写真が気になった3歳の娘。
(ハエトリグサが印象的でした)
母から「これは虫をガブッと食べる葉っぱだよ」と簡単に伝えると、「ちょっとこわい」「手で触ったらイタイイタイ?」と3歳なりに想像を膨らませていたので、開催日を待って実際に足を運ぶことにしました。
食虫植物展へ行く前に…
せっかく植物園に行くので、事前に食虫植物の図鑑を用意して「こういうものがある」と伝えていました。
図鑑は図書館で見つけた『食虫植物のひみつ』。
写真が大きくて子供にも分かりやすく、行く前に何度も繰り返し見ていました。
京都府立植物園へ
ちょうど学生達が夏休みに入ったので、混雑することも予想しながら車で向かいましたが、10時到着でも駐車場は空いていてスムーズに入園できました。
入園料は一般200円、温室観覧料が別途200円で、大人ひとり400円です。
(中学生以下は無料)
『食虫植物展』は温室で開催されているため、温室観覧料が必要でした。この別途チケットは門の入り口でも、温室の入り口でも購入できます。
追記:京都府在住でお子様連れの方、妊娠中の方は「きょうと子育て応援パスポート」により、保護者の料金が1人分無料になるそうです。
応援パスポートの存在、うっかり忘れていました。
京都府立植物園の散策ルート
入園後、正門の入り口でマップを手に取り確認すると、『食虫植物展』の温室が公園の横に並んでいて、それではきっと植物に集中できないだろうと、温室は遠回りして最後に向かうことにしました。
この日の最高気温は36℃で、できるだけ日陰を選びながら回っていましたが、娘が「疲れた」と何度も座り込んでいたことから、植物園全体を回りきることはできないと判断し、今回は南側だけを見て回りました。
各所にベンチが置いてあったので時々活用しながら、園内中央にある森のカフェという喫茶店ではバラ&ラズベリーのジェラートをいただきました。
ジェラート以外にも、うどんやカレーライスなどメニューは豊富で、ランチに訪れても良さそうです。
いよいよ、『食虫植物展』へ
遠回りしてようやく到着した温室。
ルートを工夫したので奥側にある公園に娘は気付かない様子で、すぐ中へ入ることができました。
入口から少し進むと沢山の食虫植物がみえましたが、娘はハエトリグサを一生懸命探している様子。
図鑑を与えた時から何となく気が付いてはいましたが、娘はハエトリグサにしか興味がないようです。
ハエトリグサを見つけた先では、ハエトリグサ体験コーナーというものがあり、娘にちょうどいいなと、綿棒でハエトリグサを突っつく体験をさせてもらえました。
しかしこの体験コーナー、娘がとても気に入ってしまい「1度しか出来ないよ」と伝えても、「もう1回やりたい」と、その場から動こうとしません。
ハエトリグサは1度閉じると数日開かないため、1人1回の体験にしているそうですが、娘があまりにも動かないので私たちも困り果てていたところ、体験コーナー担当の方がとても親切に「もう1度だけね」と、2回目の体験を勧めてくださいました。
良い経験になりました。
ハエトリグサの次に気になったもの
そうこうして食虫植物の展示場を堪能したあと、温室の中をグルッとまわって、今度は唇のような植物に釘付けの娘。
確かにこれは目を引きます…
ホットリップスの赤い部分は花ではなくて葉っぱだというので驚きです。中の部分がお花なのだそう。そのお花は星みたいでかわいいです。
最後はもちろん公園で…
温室を出たあとは、隣の公園へ。
まだそんなに体力が残っていたのかというほど遊んで、娘は最後までとても楽しそうでした。
日陰が多かったので、立ち止まって休憩しがちな親たちは少し助かったのでした。
植物園散策の反省点
本当は、ポケットサイズの植物図鑑を持って照らし合わせながら進むつもりが、家に忘れてしまいました。えへへ。
ただ、自由に動き回る3歳児にソレが出来たのかというのは怪しいところです。
(途中、転んで出血→広場の水道で洗い流すトラブルもありました。)
また今回は梅雨明け後すぐの訪問でしたが、日なたが本当に暑すぎるので、ゆっくり回るのであればもう少し涼しい時期に来る方が良いかもしれません。
秋か春、今度は北側のルートで楽しみたいです。
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