見出し画像

運を引き寄せる方程式

週の真ん中が過ぎました。
強い台風3号が発生し、北上しているのをビクビクしているやんやんです。

最近、鈴木祐さん著の『運の方程式』という書籍を読みました。
私の最近のマイブームはカッコよく言えば「運の研究」です。

『運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法』/著:鈴木祐/出版社:アスコム

ここ数日は、運に関する本や記事を読み漁っています。
そんななか、書店へ行くと、こちらの本が平積みされていました。
(たしかにどの書店でもビジネス書のコーナーでよく見かけます)
ここ最近に出た運関係の本でいえば、これが話題作な感じです。

「〇〇の方程式」というタイトルの本や記事は個人的に好きで、
一度暗記さえしてしまえば、意識的に覚えておくことができて、
実生活でも活用できるような気がするからです。

早速、本書の結論ともなる、運の方程式を紹介します。
以下は個人的な読書メモみたいなものであり、決して本書の要約ではないことをご理解ください。

幸運=(行動×多様+察知)×回復力

『運の方程式』より


人生の幸運は試行回数で決まる


成功率1%のプロジェクトがあったとしましょう。
1%だとほぼギャンブルみたいなものです。

では1%の成功率を99%に上げるにはどうしたら良いでしょうか。
結論、何回もトライし、エラーを繰り返しながら、試行錯誤し、
成功確率を上げていくしかありません。
(わかっているけど、なかなかできないことですよね・・・)

本書の中では、スポーツ界において、世界レベルのアスリートほど、
幼い頃に複数の種目を経験していた、とありました。

スポーツ界で成功を収めているアスリートほど、
幼い頃からそのスポーツ一本をただひたすらやり抜いてきた、
そんなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は幼い頃に複数のスポーツを経験した上で、
自分の適性を見出し、1本に絞ったアスリートほど上手くいっている、
という内容です。
野球一筋でなく、器械体操や水泳をするみたいなかんじ。

社会に出ると、一つの会社に長くいることや、
1つのことを継続し極めることこそ、立派なことだという風潮や考え方があるとお思いますが、
自分にとってこれだ、という一つのことを見つけ絞るまでには、
様々な経験が大切になっていきます。
これが運の方程式でいう、「行動」であり「多様」ということです。
こんな名言があります。


死ぬまでに挫折しない人は、死ぬまでに何もしなかった人


行動と多様を高めるためには?


「行動」のエネルギーを高める鍵は「好奇心」にあります。

好奇心とは、物事を探求しようとする根源的な心であり、
自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情のことを言います(Wikipediaより)

本書によれば、好奇心というのは先天的なスキルではなく、後天的に手に入れられるスキルです。

では具体的に好奇心を育てるためにどうすればよいか。

それは自分の中の好奇心が芽生えるまで、
好奇心を備えた人物のフリをしてみればよいということ。

ロールモデルを見つけて、ロールモデルになり切るということ。

例えば、あなたが新卒の社会人で、将来的に会社の社長みたいになりたいと思ったのであれば、
社長をロールモデルとし、社長の考え方や働き方を積極的に盗んだり、学んだりして、
「こういう時、社長だったらどうする?』と自問自答して、
社長になりきったつもりで、振る舞うみたいな感じでしょうか。

最初は知識も経験もなく、上手くいかないことも多いですが、
社長目線で考えて行動することで、日に日に成長していけるのではないでしょうか。

自分だったら確実に興味は持てないけど、
社長になりきることで、経営ノウハウや歴史、ゴルフ、ワイン、投資など
幅広いことに好奇心を持てるかもしれません!

という感じで、今回は運の方程式についてまとめてみました。



いいなと思ったら応援しよう!