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腹を割ったら血が出るだけさ
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#読書の秋2022 #腹を割ったら血が出るだけさ #わたしの本棚
若者の心理描写が卓越している住野よる先生の最新作
私が最初に読んだ住野よる先生の小説は「また、同じ夢を見ていた」
「君の膵臓をたべたい」は、タイトルが猟奇的すぎて腰が引けていた。
住野よる先生自身が語っているとおり、「また、同じ夢を見ていた」は、ライトノベル風の仕上がりだった。細かい表現が心のひだに刺さる感覚で、ハマって1日に3回読み返した。
続いて購入した「君の膵臓をたべたい」は、毎朝早起きして出勤前に読み、感涙してから家を出ていた。
住野よる先生の作品は、自分に価値を見いだせない主人公と、主人公の憧れの人物が登場することが多い。憧れの人物は主人公により理想化されているが、実際は弱みを抱え、主人公の隠れた良い面を発見していることも多い。
この二人の感情の機微が私の感性を揺さぶり、私はいつしか住野よるワールドの住人となって登場人物たちと感情を共有する。
この感覚がなんともいえぬ快感に変わり、その快感を味わいたくて何度も読み返す。
腹を割ったら血が出るだけさ
— YANO Tomoaki@MAGDA2022in鹿児島2日目OS8-11 (@yanotomoaki) August 20, 2022
「逢」になって読了。現実と小説の境が溶けていく
住野よるワールドが刺さるhttps://t.co/C1GwNipnYQ pic.twitter.com/H7Mk67d3DZ
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