たくさん歩く(大垣駅前商店街) #157
前回からの続きです。
シャッター街
大垣の駅前商店街ってこんな感じです。
シャッター街が多い。
戦後、街を作り直して水がきれいなことを活かして繊維工場が増えた昭和40年~50年頃は栄えたみたいですが、その後はあんまりですね。
頑張ってはいると思うんだけど岐阜が車社会だから、郊外型のショッピングセンターに人が取られています。普通は電車で移動なんてしないからなぁ。
向こうもシャッター。
それでも自分が10代の頃にさんざん自転車で走った街です。
知らないお店もたくさんありました。
のれんのせりふに惹かれる。
焼き肉の「たれ」にはこだわるタイプなので食べてみたいなぁ。
家族御用達の焼肉屋は大垣市ではなく垂井(たるい)町にありますが、そのお店の「たれ」は極濃!
もはや薄いちんけな「たれ」じゃご飯がすすまんのです。😁
このお店の「たれ」はどうかな?
駅の方に向かっていくと、猫ちゃんが店の門番していました。
駅前の思い出
ケーキを売っていない不二家。
高校の頃は友達とここでよくお好み焼きを食べていました。
自分で作ってひっくり返すお店。
ひっくり返すのはよく失敗するタイプです。😣
作ってもらいたいなぁ。
1階なら作ってもらえるかも?今の状況は把握してないです。
ここは昔、ヤナゲンという百貨店で7階の社員食堂でバイトしていたことがあります。
「社員食堂なら学校に見つからないよ」と部活の可愛い先輩に紹介されて、短期ですが、大量の豚汁を作ったり、食器洗って食洗機にかけたり。
こんにゃく切って、油揚げ切って、わかめ入れて鷹の爪を入れてね。
豚汁美味しかったなぁ。隠れてバイトするのは楽しかったです。
大垣駅が見えてきました。
水まんじゅう
大垣を語る上で外せない場所。
金蝶園総本家にやってきました。
大垣の夏の風物詩「水まんじゅう」
大垣の美味しい水で作られて、冷やされているおまんじゅう。
あんず餡と普通の餡の水まんじゅうをいただきました。
甘くてぷるるん。氷もガリガリ食べて歩き疲れた体が癒やされました。
大垣には駅前で行われるお祭りがいくつもあってなかでも5月の大垣まつりが有名です。
13両の軕(やま)を曳きながら駅前を練り歩きます。
屋台もたくさん出て、食べ歩きも楽しいです。
◇◇◇
インネンをつけられて絡まれた
大垣まつりではちょっとした思い出があるんですよねぇ。
高校に入りたての頃、小学校からの腐れ縁・友人4人と大垣まつりに繰り出して駅前を歩いていると
「おまえら、ちょっとこいよ」
と数人の集団に囲まれました。
単にインネンをつけてきたんです。
自分が学生服の中に赤いTシャツを着て、ボタンを開けていたことに
「おい、お前、なにちょーすいとんねん!」
(ちょうすいとる=威張る で名古屋弁ですが岐阜でも使います)
・・・他校狩り?
学生服は校則に外出時は着るようにとあったから真面目に着ていたんですけどね。ひと目で他校だと分かるような学生服なんて着るんじゃなかった。
こちらは5人ですが、向こうは10人以上。
殴り合って勝てる人数じゃ、ありません。
何より、うちら5人とも誰一人として武闘派じゃありません😆
ただのゲーム好きが4人、釣り好きが3人?
1人はホラー好き。
ヤンキーとか不良なんかの自覚なんてこれっぽっちもありません。
赤いTシャツで自分がちょっと可愛くいきがっただけ。
「逃げるぞ!」
と自分が叫び、全員散り散りになって逃げます。
中学では同じ塾でともに学んだ5人。
塾が終われば鬼ごっこするのが日課でした。
そんな簡単に捕まりますかって😆
しばらくして自転車のある離れたところで集まりますが1人足りない。
釣り好きのHが見つからない。
仕方がない😣
ほうってはおけんとまた駅前まで戻り、付近を歩き回って、捕まった友人Hがいるガレージの軒先を見つけました。
※写真はイメージです。
言うことがあるだろう。
そんな雰囲気で大勢に囲まれました。
「すみませんでした」
そういって謝るとリーダー格らしき人が
「おまえら、わかっとるんやろうな」
そういうようなことを言ってきました。
・・・さっぱりわかりません。
なんで絡んでくるの?
もっと有意義な時間を過ごせよ!
言いたいことは山ほどありましたが、何度も「すみませんでした」と言って友人を返してもらい、テンションダダ下がりでまつりもほどほどに帰っていくのでした。
殴られた記憶も殴った記憶も自分はないけど、Hはちょっとやられていたかも。
しばらくオレのせいだとか言ってふてくされていた気がしなくもない。
いや、捕まるなよ😆
教訓:まつりに学生服&赤いTシャツ着ていっちゃダメ!
逃げるための何かは身につけておいた方がいいなと思うのでした。