鉄印帳旅(伊根・防空壕) #106
前回からの続きです。
船から見た舟屋
伊根湾めぐり遊覧船からの眺めを引き続き。
先に進んでいくとカモメも落ち着いたのか、ずいぶんと減りました。
もうもらえないと悟ったのかな?
ガイドさんがいろいろと説明してくれたのにすっかり忘れてしまった。
下の写真の一番左の舟屋は江戸時代に作られたとか言ってたような気がします。
江戸からの建物が残ってるってことがすごいじゃないですか?
あと右の赤い屋根の一部が剥げた舟屋が「男はつらいよ」で寅さんが丹海バスに乗って伊根にやってきて、そこに泊まったらしい。
ふーん、なるほどねぇ。
あと観光案内所の人が鳥居越しに見るのもいいですよって言ってた。
鳥居もいろんな場所にあって地図にはビュースポットマークが付いてる。
あとで行ってみよう。
八坂神社の鳥居
ということで乗船場に戻ってきました。
さっそく近くの八坂神社に行ってみることにしました。
ちなみに鳥居はまだ他にもあるみたい。
ここはビュースポットなのか?!
振り向いてみる。
う・・・うーん。鳥居越しは微妙かな?
まぁ、まぁ😄
こんなものかな?
マップを見る限り、神社とか多い感じ。
全部を訪ねるのは大変だから止めておこうかな。😅
防空壕
観光案内所の方のイチオシが防空壕。
来るとき自転車で駆け抜けたときはどこに防空壕あるの?と思っていたのですが・・・。
そう、来るときはこの海の風景を見ながら走っていたんですよ。
で、そこの道路の反対側がこれ。
遊覧船に行く途中は全く見て無くて防空壕がここにあるって全く気づかなかったわ。
これなんて狭いんだけど。入れるのか?
入れそうな防空壕の前に自転車を停めて入ってみました。
頭を低くして、中に入ると奥はちょっと広がっていました。
なるほど、奥までいけば身長175cmの自分でもなんとか立てるぐらいの広さはありそう。
とは言え、こんなところで何時間も過ごすのはねぇ。
こんな舟屋の民家を米軍がなぜ狙うの?
昭和20年7月30日、ここには潜水母艦長鯨という船が停泊していたそうです。伊根湾は波が立たず穏やかだから船を停泊していたのかな?
(でなきゃ舟屋なんてやってられないわけですが)
その船は45機の米軍機によって爆撃されて、何人もの死傷者が出たらしいです。伊根湾に爆弾が降り注いだわけですね。
もらったチラシの記事に「爆雷で魚がたくさん浮き上がり、制止する兵隊をよそ目に木舟で、魚を獲りに行った漁師も少なくなかった」というのを読んで命がけで魚を獲りに行くほどしたたかというか図太いというか困窮してたのか?とも思ったんですけどね。
戦争はイヤだなぁ。😌
八坂神社の鳥居2
船からも見えた、もうひとつの八坂神社の鳥居にも行ってみました。
階段を登るの結構、大変なんだけど・・・。
屋根ごしに自分たちの乗った次の便の遊覧船「かもめ5号」が見えた。
さぁ、この鳥居越しの風景はどうか?!
うーん。こんな感じだよねー。
もうちょっと高いところからだと?
お社はこんな感じ。
こんな感じで撮るのがいいのかな?
電線が地中化されるともっといい感じだね。
ちなみに7月30日に爆撃された潜水母艦長鯨は翌日には右の青島に横付けされてワラ網を被せて木の枝を刺して隠していたらしい。
こんな長閑なところにも戦争の爪痕がしっかりと残されていたということにビックリしました。😌
ちょっと外れたところに古いお社が。
ここからの眺めは開放的かな。
続く
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