青春18きっぷ 2013夏 飯田線~ #1
2013年に飯田線を制覇しようと考えた時の旅のお話です。
飯田線の話だけか?というとちょっと違うんですけど。
確か、この時はいつも持ち歩いてるノートを忘れて日記的な記録がほとんど残っていません。
しかも事前の計画の記録を残した痕跡が見当たらず、無計画に出発しているので若干、おかしなところがあるかも知れませんが、ご容赦ください。写真もスマホで撮っていて少なめです。(バッテリー切れを心配していた可能性があります)
飯田線について
・愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶ195.7 kmのJR東海の路線。
・豊橋から上諏訪まで約7時間半。自宅から豊橋が約2時間。
・車なら自宅から上諏訪まで約2時間。。。
・天竜川の険しい渓谷を縫うように走る車窓風景がすごい。
・「秘境駅」と呼ばれる駅のそばに家すらない駅が多い。
・地元民でなければ、あとは乗る人は写真家・相当マニアックな旅行好き・そして青春18きっぷ好きだけ。
いつかは乗ってみたいと思っていた路線に2013年の夏に乗りました。
8月15日・諏訪湖を目指す
まずはJRで飯田線の起点駅である豊橋を目指します。
朝の8時に豊橋駅に着きました。飯田線は名鉄とホームが同じなので要注意です。右から1番線、2番線でこれが飯田線。
3番線が名鉄線。名鉄はJRにホームを借りている状態。
どのホームから乗るのかは間違えないようにします。
車両はクロスシートなので前を向いて旅ができるので比較的に楽です。
(中央線よりは楽)
確か、荷物を減らして時刻表だけ持って出かけよう的なことを考えた気がする。。。
その時、何を考えていたのか?っていうのは少しはペンで残しておいた方がいいかな。
約2時間後、10時20分頃に中部天竜駅に着きました。
次の発車まで時間があるので散歩します。
駅前を撮るのは青春18きっぷあるある。
天竜川で鮎釣りしている人たちがいます。
1回ぐらいはやってみたいけど不器用だから全く釣れないかな。
駅のすぐそばにある中部大橋(なかっぺおおはし)なまってる??
よーく見てみると真ん中になんか跡がある。つまり?
昔は鉄道が走っていたらしい。そう思うとなんかいい感じ。
この橋のすぐ南には人だけが渡れる中部橋(なかっぺはし)があるのだけどそっちは見に行かなかった~。
「つり橋わたれ」は好きでしたので、今でもつり橋は大好きです。
線路内で立ち止まっちゃぁいけないんだぜ!
気持ちは分かるけれども!
11時20分頃、有名な秘境駅の1つである小和田(こわだ)駅に到着。
秘境駅って停車時間が短かったりするので、きれいな写真を撮る余裕はないことが多い。
個人的にはちょっと止まって欲しいなぁって思うけれども。
為栗(してぐり)駅は川が大きく見えて近い。
好きです。この風景。
12時28分頃、天竜峡駅に着きました。お腹が空いた~。
当時、ここで何かを買って食べたのですが、名物とかではなかったかな。
ここから左手に行くと、観光案内所、その先には天竜峡温泉があるので今ならきっと美味しいものがあるに違いない。
今の季節なら車で行ってみてもいいかな。
で、ここから諏訪まで写真なし。
ただ、思ったのは飯田線も本数は少ないけど地元の人にとって重要な足なんだなって思いました。
高校生や野菜担いだおばあちゃんとかが乗り込んできました。
そんな人たちと顔を合わせるのも面白い。
駒ヶ根の中央アルプスや伊那の山々のきれいな風景、早く沈む夕日を見ながらそんなことを考えていました。
飯田線の風景を見たい人は「飯田線のバラード」をどうぞ!
そうこうしているうちに飯田線の最終地である辰野駅を過ぎて、上諏訪駅に17時33分頃に到着。
え?人多い。なにこれ?
つまり、こういうこと。
19時から諏訪湖祭湖上花火大会が始まったんです。
この時代のスマホのカメラじゃ花火は撮れないね。
諏訪湖の花火大会は大好きなんですよね。
盆地だから、山からの花火の反響音がすごくて3倍ぐらい楽しめる。
しかも上にあげずに花火を湖面で爆発させて半円のドーム状にして魅せる花火もあるのですっごく面白い。
でも19時15分、花火会場を後にして駅に向かいます。
え?!なぜって?
19時30分。駅から花火を撮っています。
この時、外は大雨&轟音の雷です。恐怖を感じました。
自分は雨雲レーダーを逐一チェックしてもう無理だろうと撤退したのですが、戻る途中で数分程度の雨をかぶり、びしょ濡れになりました。
駅では電車が止まり、ホームに人が溢れかえりました。
いつになったら電車が動くんだー?!
待つこと3時間・・・
22時38分・・・
最初の電車が・・・・
来たー!!!!!
ビューン・・・・
レールスター!!
ひかりレールスターではありません。
保守車両用のこれをレールスターと呼びます。
みんな、拍手喝采でこれでやっと帰れると思いました。
実はホームで待ちぼうけしている間、ただずっと待っていたわけではなく、なぜだか、どちらからともなくそばにいた女の子に声をかけてその女の子とおしゃべりしていました。
名古屋からプライベートで花火を見に来たというその女の子は名前をマミヤちゃんと言いました。
マミヤちゃんは職業がツアーコンダクター(旅行添乗員)で、旅好きな自分にとってはその話がどれも面白くて、次から次へと質問を浴びせていました。(だってお互いにヒマだしね)
しかしレールスターを見たので
「やったね!これで帰れるね!」
とか話をしていましたのですが、
結局、その後に来た電車は
1時間後の23時33分頃でした。トータル4時間待ち
(あ・・・、まだ乗れなかった人もいるので早いほうです)
マミヤちゃんとは途中の駅で別れましたが、
問題は・・・・自分はこの日の宿を確保していませんでした。
さてどうしよう?
2に続く