鉄印帳旅(世嬉の一) #280
前回からの続きです。
世嬉の一
歴史の小道を進んでいくと「世嬉の一」と描かれた場所がありました。
酒の民族文化博物館なるものがあるらしいので訪れてみました。
ここだね。
まもなく9時になる。
門は開いてるけど電気が付いていない。
掃除をしている方々に挨拶をしてぶらぶら。
オシャレなレストランがある。
でも寄る時間はないのが残念。
なんとも言えないクマの表情がツボにはまる。
あぁ
自分のようなものでも
どうかして生きたい
酒を飲んだら治らないかなぁ。
敷地内にある初恋神社。
自分の初恋は小学2年生の頃。
今はどこで何してるんでしょうかねぇ。
酒の民族文化博物館
敷地の広いところでラジオ体操が始まった。
自分もラジオ体操やったほうがいいかな?とか思っていたら、気にかけてもらえたので酒の民族文化博物館を見学に来ましたというと、今から、朝礼とかあるけど気にせずに見学してと言われて、こちらの電気を付けてもらえました。
300円を支払って、いざ中へ。
お米がお酒になるまでを学んでいきます。
湯加減いかがですか~?
お米を蒸して、麹を増やして酛を取る。
南部杜氏というのは盛岡の下、花巻の上の石鳥谷というところが発祥らしい。
昨日、電車で駅を通過したけど、そんなことはつゆ知らず。
今も全国各地に南部流の杜氏がいるんだって。
日本のお酒は南部杜氏が広めたといっても間違いなさそう。
麹室。
「もやしふりで麹菌を加える」って書いてあったけどどういう意味?
たぶん「もやしもんをふりかける」っていう意味だと思う。
大きなタンク。
常識として
莚は積重禁ず
はて?意味が分からない。むしろを重ねるなってこと?
階段を登ると・・・。
桶が上から見える。
ご来館の記念にあなたもどうぞ!!
どうぞ?!
わーい、お酒になった気分だよ!
あぁぁ、この地に来た目的が・・・ネタバレしてしまう。😆
タンクは大阪造船所で作られたの?
3,907リットル入るの?
麹に酛に醪。
お酒を作るのに踊りとか本当に意味が分からない。
鳥かごっぽいのがあるのもなぜ?!
六尺桶は高さが1.8mだとか。でかいなぁ。
柄の付いた枡で漏斗に酒を入れて、それを徳利に入れるんですね。さすがにそんな買い方をした覚えはないな。
餅が食べたくなりました。
秘蔵
見学を終え、お酒を売っているお店に行きました。
博物館に案内してくれた女性が試飲できますよ!とのこと。
もちろん飲みますとも!
金色堂も美味しいですけどね。
なんか、特別に出してきた滅多に試飲しちゃいけないオーラを放つお酒を試飲させてくれました。
「秘蔵」というんだって。
お店の人の話によると海外のアラブだかの人がやってきて12本とか24本といった感じで買っていかれたんだとか。
日本人が日本酒飲めない日もやってくるかも知れないなとちょっと危機感を覚えてしまいました。
というわけで、世嬉の一の秘蔵を1本買いました。
保管しておいて年末に仲間と飲もう!😆
奥の細道
松尾芭蕉が訪れた場所を自分もいくつか訪ねてますね。
松尾芭蕉は一関に二晩泊まったんだとか。
自分は一晩しか泊まらないです。
キレイな山が見えるなぁ。鳥海山かなー?と思ったけど、もう岩手県ですからね。絶対に見えるわけがない。どうも栗駒山という山のようですね!
百名山かなと思ったら、違っていたけど百名山に入れたかった山らしい。
さて、今日の本当の目的地に向かって出発だ!
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