有益でなければ価値がないか?
わたしの書いた文章を「わざわざ貴重な時間を使って読んでくださる人がいる」という事実は、とても嬉しいことで、有り難いことで。だからこそ、自分に問うことがある。
「読む価値のある文章だったか?」
この質問に、自信を持ってイエスと答えられるわけではない。だが、常に意識をして、そんな文章を目指そうとしている。少しでも記憶に残ったり、読んで良かったなと思えてもらったり、もっとふわりと、なんかいいなと感じてもらったり。わたしは価値をそんな風に、感覚的に感じてもらえるものとして捉えてい