カナ

✍️無理せず飾らず取り繕わない、旅・人間関係・容姿について / 「あなたにとって、わたしも異文化。」/ 紀行文→旅(主にアジア)

カナ

✍️無理せず飾らず取り繕わない、旅・人間関係・容姿について / 「あなたにとって、わたしも異文化。」/ 紀行文→旅(主にアジア)

マガジン

  • 自由に書く部屋

    無理せず飾らず取り繕わない、旅・人間関係・容姿について書くつもりなのですが、もっと自由に書きたいときもある。そんなときの部屋です。

  • 無理しない人間関係

    無理してしまう性格だからこそ、人間関係について思うことを書いています。

  • 取り繕わない旅

    得るだけじゃなく、残せる旅に。かっこ悪くてもいい、正直に。旅の途中で考えたことなどの置き場でもあります。

  • 飾らない容姿

    飾らない容姿を目指して。誰かの目ではなく、自分の心を基準に。

最近の記事

記憶力と、思い出す力

わたしもあんなふうに丁寧に他人のことを思い出すだろうか。 その人のことを想って声をかけなかったこと その人のことを風の噂で聞いて申し訳なく想ったこと その人の家族や故郷の話を楽しく聞いたこと その人の容姿をいろかたちまではっきりと思い出すだろうか。 声色や匂い、纏う空気はどうだろう。 言葉にして表すこと、思い出すことはできないかもしれない。 一番長く一緒にいた人ですら、もうわからない。 瞳の色は何色だったか 眉毛がどんなふうに生えていて、睫毛がどちらを向いていたか タ

    • 書くことで励まされること

      書くことで自分が元気をもらう。noteもそんな存在かもしれない。あの人への手紙もそうだ。届いているかもわからないけれど、書くことで自分が満たされるから、書いている。 あの人という書き方があまりしっくりはこないが、彼はアイドルだ。そして今は、活動を休止している。それほど有名ではない、きっと、わたしの身の回りのほとんどの人が知らないアイドル。 アイドルのファンになることなんて、小学生の頃以来なかった。キラキラして眩しいアイドルなんて、目眩がするような存在だった。そんなわたしが

      • できるできない、好き嫌い

        あんまり好きじゃないけどできる。 好き嫌いではなく、できるできないで判断されるのが社会というものだ。あなたはこんなことが好きなんだね、素敵だね。そんなふうに言ってもらえるのは、小学生までだろうか。いい高校に入って、いい大学に入る。その過程で好き嫌いはあまり関係ない。そして強制的に好き嫌いに直面するのが就職活動だろう。しかし、好き嫌いで会社を選べるほど世の中は甘くないし、会社に入ってからも好き嫌いは関係ない。できるできないで評価されるのが、結局のところ。好きなものは趣味にとど

        • 第三者のまなざし

          アカデミー賞受賞で話題の映画、パラサイトを観た。今日はその感想を書いてみようと思う。趣味の一つに映画鑑賞があるが、レビューを長々と書いたことはなかった。観て面白かった映画をインスタグラムに記録しているが、なるべく主観的な意見が含まれないよう、語り過ぎないよう、ただの記録として投稿している。だが、今回は挑戦だと思いnoteに書いてみようと思う。 この頃、思考や感情を言葉にすることを怠っていて、瞬発力もなく、集中力もなくなっているように思う。一人暮らしの家という箱から、会社とい

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        • 自由に書く部屋
          36本
        • 無理しない人間関係
          34本
        • 取り繕わない旅
          16本
        • 飾らない容姿
          5本

        記事

          ドキュメント72時間

          年末は特番が多くなる。普段テレビを観ないわたしも、実家に帰ったらテレビを見るほかにすることがない。祖母と並んでなんとなくみていたテレビで、いつのまにか始まっていた番組。それがドキュメント72時間の総集編だった。 ある場所を72時間、つまりまる3日間、密着取材というか、定点観察というか。そこに集う人々を見つめる番組である。 様々な回があった。都内の釣り堀や五島列島のフェリー乗り場、訪問看護師の現場や相席クラブ。 どの回にも様々な人間模様があって、気づけばあっという間に5時

          ドキュメント72時間

          メリークリスマスから1年

          メリークリスマスから1年。また、メリークリスマス。こうやって、何か特別な名前のついた日があるおかげで、もう1年経ったとか、あれからまだ1年だとか、そんな風に1年の長さに感想を持つことができる。 今年のクリスマスは、もう1年かぁ、という感想だった。クリスマスの数日前、大好きだった彼氏に振られた。大したことのない距離の、遠距離恋愛だった。あれから”もう”1年経つのに、”まだ”彼氏はいない。 この、”もう”とか”まだ”の感覚って、いったいなんの意味があるのだろう。なんの基準にな

          メリークリスマスから1年

          ポエム

          詩って、分かるって言えないんですよね、どこか。詩集を買ってみたりして、共感する行を見つけたり。それで、わたしも詩が分かる人間でよかったな、なんて浅はかなことを思うわけですが。実際にはなんにも分かったなんて言えない。ときにはあまりにも分からないから声に出して読んでみたりして、うん、リズムがいい、なんて分かった気になったりして。 分からないけど、なんか良い。そういう感覚も、大事にしようね。 #看板 #エッセイ

          ポエム

          トンネル

          タイムマシンではなくタイムトンネル。トンネルが怖い。小学生の時にみた千と千尋の神隠し、千尋とわたしは同い年だった。あれは別世界へとつづくトンネル。初めにくぐってしまうときよりも、振り向いてはいけないあの帰り道がものすごく怖かった。もう会うこと、話すこと、知ることのできない恐怖。別れの寂しさ悲しさ恐ろしさ、ほんの少しだけ解った気がした。 あれからトンネルを題材にした作品をいくつか読んだりみたりした。トンネルの奥の奥、先の見えない出口の先に、なにかがあることのロマン。もしかし

          トンネル

          ちょっとしたこぼれ話

          現地の言葉を使うことという記事を読み返していて思い出したことがある。ラオスからタイへ向かう船上で知り合った、ドイツ人の陽気な青年達。共通言語は英語だった。英語で、ドイツのどこ出身なの?と聞くと”ミューニック”だという。当時のわたしはその地名のことを聞いたこともなくきょとんとしていると、彼らが地図を見せてくれた。すると、よく知った地名であることが分かった。「あぁ、ミュンヘンじゃないの!」そう答えると、「君たち日本人は、ミュンヘンのことドイツ語で呼んでくれているのか!?英語だとミ

          ちょっとしたこぼれ話

          noteの記事を紹介していただきました

          ゆきみんのYouTubeをみて、フォローしてくださった方がいらっしゃいました。本当にありがとうございます。今日は、わたしの文章を紹介してくださった方々について #noteでよかったこと としてお話したいと思います。 この度、フィリピン留学時代の友人であるゆきみんが、私の文章を朗読という形で紹介してくれました。彼女がポーランドへ行く前に直接連絡をもらい、彼女のYouTubeにて紹介したい、できればポーランドはワルシャワの美しい場所で、朗読という形で紹介したいという思いを聞かせ

          noteの記事を紹介していただきました

          憧れを憧れのままに

          アラスカには人生最後に行かなきゃなんないのに。わたしの人生もう終わるのかな。 人生の大きな決断をしたあんたが何言ってんだ、これからだっていうのに縁起でもない。 そう思って口にしたかどうかは忘れたが、そんな重々しい内容を軽く笑い飛ばし、餃子をつまんでビールを一口。学生時代からの友人のTとは、久しぶりに会ってもいつも同じような会話をする。いつもだいたい、どこかへ行きたいとか、どこへ行きたい?とか、そんな風な会話だ。 昔からお互いに、アラスカに行きたいと話していた。わたしは8

          憧れを憧れのままに

          横になる

          いつかのタイミングでもっとnoteを書きたいと何かに向かって宣言していたのに、どこでどう忘れていつなぜそんな自分を許していったいどんな気持ちで数ヶ月を過ごしていたのか、いつの自分に問えばいいですか? 今日は料理をしたくない。でもそれはあまりにも自分を甘やかしすぎだから、もしコンビニに寄るとしたら食べた後に部屋を片付けたりしなさいよ。そうやって自分にお説教をしていたのに、どこでどう忘れ……。 それは、食べた後に音楽をかけた辺りだよ。2時間くらい経った今もすごくリラックスでき

          横になる

          わたしをわたしの力で幸せにすること

          久しぶりにnoteを書くので、下手なものがさらに下手になっているかもしれません。でも、久しぶりにひとりで、知らない土地をゆっくり歩いてみて、ちょっと気持ちに変化が生まれて。それをあなたに報告するような気持ちで書いてみますね。 わたしもいわゆる結婚ラッシュの歳頃ですから、周りは続々とパートナーを見つけ、結婚を決めています。素敵なことで素晴らしいことで、ただ、自分がそうなる姿がどうしても想像つかなくて悩んでいました。 自分がこの先どうなりたいかわかっていないから、自分がまだ何

          わたしをわたしの力で幸せにすること

          ファンヒーターのにおい

          久しぶりに実家に帰った。22時過ぎ、家に着くなり母から「お風呂沸いとるよ。」そう言われ、すぐに風呂に入ることにした。冷たい廊下の先、脱衣所の扉を開けると、あたたかい空気とともにファンヒーターのにおいがする。 風呂上がりが寒いだろうからと、少し前にファンヒーターをつけておいてくれたのだろう。このファンヒーターのにおいが、過去の日常に当たり前にあったことを思い出しながら、実家でしか嗅ぐことのないにおいに懐かしさを覚えた。 一人暮らしはもう7年。脱衣所は当たり前に冷たいもので、

          ファンヒーターのにおい

          自己紹介が苦手/そんな記事が自己紹介

          noteのプロフィールに記事のリンクを貼ることができるようになったそうだ。そのタイミングで、たくさんの人の自己紹介記事を読んだ。みんなそれぞれ個性があり、読み物として本当に面白かった。 そこでわたしも「書きたいな」と思い、パソコンの前に座ってみるのだが何も出てこない。数日経てば何か浮かぶだろうと思っても出てこない。書けない。そんなこんなで、ほかの記事も書けなくて。 だが実は、何も浮かんでこなかったわけではなかった。もちろん、典型的な自己紹介のテンプレートはある。海の見える

          自己紹介が苦手/そんな記事が自己紹介

          雨の台北

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