鎌倉時代を代表する線刻磨崖仏「大野寺」大野寺石仏「弥勒磨崖仏」【宇陀シリーズ】
笠置寺、浄瑠璃寺と岩船寺間相当の磨崖仏で有名な寺。いや、桜の方が有名かな。。室生寺に電車で行くとバス待ちになるかと思うので、時間つぶし!?に行けばよいかと思います。
変更履歴
2022/05/05 TV番組をキャッチアップ
2022/02/04 初版
▼HP なし
▼アクセス
奈良県宇陀市室生大野1680
※観光駐車場有
▼本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
京都南山城(現木津川市周辺)の浄瑠璃寺・岩船寺の磨崖仏、笠置町の笠置寺の石仏が有名だが、ここにもある。ここは大きく大分・国東半島に近い雰囲気を持っている。また、大野寺の横を流れる宇田川の大岩壁には、連座ともで11.5メートルという大きな麿崖仏があることでも有名で、大野寺のパンフレットには麿崖仏と桜のコラボの写真が使われています。
螺髪は分かるが体全体は見にくい・・。寺内に入るとどういう画かがわかる。一説には、笠置寺の本尊として笠置の山中に彫られた弥勒像の模刻と考えられている。
磨崖仏だけが目的なら入山しなくてよいかと。入山料は2021年12月18日時点では300円でした。
興福寺の支配下にあったが、現在は真言宗室生寺派。
本堂内には本尊・木造弥勒菩薩立像が安置されているが秘仏なので磨崖仏と比較はできなかった。。明治の火事により光背の一部が焼けているとの噂がある。
右側に「地蔵菩薩立像@重文」が安置されている。像高は約80センチの立像で、寄木の玉眼なので鎌倉時代作。
そのほかとして、役行者像があり、役行者の後ろに空海こと弘法大師を安置している。
しかし本堂の彫刻もよく、玉眼だったかと。
境内には樹齢300年の小糸しだれ桜、紅しだれ桜があり、特に麿崖仏と大きなしだれ桜との競演は圧巻!パンフレットのように撮るには麿崖仏を中心にし、しだれ桜を少しだけいれると同じような構図になります。
2本の「しだれ桜」は有名です。見仏は春は避けた方が良さげです。バスの駐車場があるので察しが付く。
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