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日本の原風景に重文の仏像「観音寺」お菓子の神様「田守神社」神仏習合「吉田寺」【名張シリーズ】【伊賀シリーズ】

神社に行く!境内に寺がある・・道を挟んで寺がある・・。何これ?まあ~近くに行ったら行くべきところかな。って、お菓子の神様がいるのだが、合祀しすぎの神社だが、かつては近畿でも名の通った「古山祭」の神社で、今でも続いている。

変更履歴
2022/08/11 初版

▼HP、アクセス▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽観音寺(三重県伊賀市東谷1254)

 鎌倉時代初期の作の本尊「阿弥陀如来坐像@重文」があるとのことで参拝。脇侍に「不動明王像」「毘沙門天立像」は平安時代作のようだ。

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 国道368号線を南に下り左に曲がると日本の原風景である田畑が広がり、高台に寺とわかる建物があります。こんなところに重文の仏像あるのかと?疑いながらも狭い道を車で進みます。

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 本堂は覗き窓があり、そこから拝観。本尊は「木造阿弥陀如来坐像@重文」で鎌倉時代初期のもの。脇侍に「木造不動明王像」「木造毘沙門天立像」を安置され、平安時代後期の作らしく、こちらも見逃せない。オペラグラスとペンライト必須です。

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2019年『三重の仏像~白鳳仏から円空まで~』阿弥陀如来坐像@重文
 数年前、お堂の外から見仏したのだが、やっと間近で「阿弥陀如来坐像@重文」を見仏できた。こう見ると現在の伊賀市辺りは平安時代である一定の仏像があったことがわかり、重文が多いことから、金を持ち、よい仏師に発注できる豪族がいたことがわかる。

2022/02/06追記
そういえば、伊賀は交通の要所で新大仏寺には快慶作の大仏があったよな・・。

最後に、仏像がわかりにくいので「伊賀タウン情報ユー」を紹介します。

▽田守神社& 吉田寺(三重県伊賀市蔵縄手353)

 田守神社境内に観音堂があり、道路を挟んで吉田寺(きちでん)もある不思議構成の神社仏閣。

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  御祭神は「彦屋主田心命」、「別雷神」、「木花咲耶媛命」・・と二十四社を合祀している。この神社に来るまでの道端に1m未満の「住吉橋」があるが、これはここの秋祭りと関係がある。

 現在までに、底筒男命・中筒男命・表筒男命・建御名方神・大山祗命・誉田別命・建速須佐之男命・白山比咩神・宇迦能御魂神・火之迦具土神・大綿津見神・五男三女命・六所大神・事代主神・大日孁貴神・速玉之男命・市杵嶋姫命を合祀する。

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 参道に太鼓橋があり「住吉橋」という名前らしい。

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 五穀豊穣「古山祭」があります。よくわからないので以下を参照ください。宮司が祭りの説明をしています。(PDFが開きます)

https://chuco.co.jp/modules/special/index.php?page=visit&cid=45&lid=4576

 道路を挟んで「観音堂」「真言宗豊山派 神峯山 吉田寺」があります。この地域は寺と神社が横並びにあるのが多く、神仏習合が色濃く残っている。右には円空が創りそうな仏像があります。一木ですかね??

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道路を挟んで「真言宗豊山派 神峯山 吉田寺」です。

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境内には松が印象的です。って、善峯寺??

▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展

▽2019年MieMu 三重県総合博物館『第25回企画展・開館5周年記念特別展 三重の仏像~白鳳仏から円空まで~』

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