磐座好き集合「禅師峰寺」お遍路第32番札所【高知シリーズ】【お遍路シリーズ】
標高82mほどの峰山の頂上にあることから、地元では「みねんじ」とか「みねでら」「みねじ」と呼ばれている。行基菩薩が聖武天皇から勅命をうけて、土佐沖を航行する船舶の安全を願って、堂宇を建てたのが起源とされている。
大同1年、奇岩霊石が立ち並ぶ境内を訪れた弘法大師は、その姿を観音の浄土、仏道の理想の山とされる天竺・補陀落山さながらの霊域であると感得し、ここで虚空蔵求聞持法の護摩を修法された。
このとき自ら十一面観世音菩薩像を彫り本尊とされ、「禅師峰寺」と名付け、また、峰山の山容が八葉の蓮台に似ていたことから「八葉山」と号した。
変更履歴
2023/12/15 初版
▼HP
▼アクセス
高知県南国市十市3084
▼祭神・本尊と脇時
十一面観音
▼見どころ
駐車場はバス求められてトイレも完備。駐車場から本堂へは階段を上る必要がるが5分以内ですかね。
→仁王門@重文
仁王門の金剛力士像2体は定朝の作と伝わり、国の重要文化財。重文の金剛力士は収蔵庫に移されている。
そう!山頂近くの御堂が建てられており、磐座がある。
→本堂へ
→鐘楼
1914年に鋳造され、本堂の右手にある。近隣の集落に時刻を知らせる役目を果たしてきたよう。
鐘楼の後ろには、くぼみに溜まる水の水位が潮の干満に応じて変化する不思議な石があるようです。見逃した・・。
→本堂
本堂の扉は開かれていて、中を見ることができる。本堂前には松尾芭蕉の句碑も建立されているようだが見逃した・・。
扉は開いていますが、新しい感じがするので御前立??
→大師堂
本堂の横にある。
→そのほか「地蔵堂」「阿弥陀堂」
禅師峰寺は、竹林寺から約8㎞南の南国市にある。寺は、土佐湾に面した小高い丘にあり、土佐湾の眺めは雄大。
土佐藩主は参勤交代のとき、ここで航海の安全を祈り大阪に渡ったそうな。その由緒から船魂観音(ふなだまかんのん)と呼ぶ人も多いそうな。やっぱ、陸の移動ではなく船なんですね。
▼旅行記
▼セットで行くところ
▼仏像展
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