★秘仏公開★「瓦屋禅寺/教林坊/正明寺」で同時開扉【滋賀湖東シリーズ】【湖東シリーズ】【竜王シリーズ】【滋賀日野町シリーズ】
瓦屋禅寺、教林坊、正明寺で秘仏公開!紅葉時期なので湖東三山などとセットで行ってみては?1週間遅かったら秘仏&紅葉だったかと思います。まっ、紅葉目当ての方が来ない時期を狙ったので良いのですが。
瓦屋禅寺は手が千本あるレアな仏像。通常、千手観音は仏像では42本の腕が標準だが、日本に3体のみ本当に千本の腕を持つ千手観音が存在する。横綱は唐招提寺(私のNOTE)で、大関は葛井寺(私のNOTE)、京都・寿宝寺(私のNOTE)であるのだが、福井・妙楽寺(私のNOTE)も実はそうである。そして、5つ目発見だ。
一方、正明寺も千手観音だが、こちらはベーシックな千手観音ですね。ただ、実物が肥後定慶風味な観音なんですよね。
変更履歴
▼秘仏情報
▼見どころ
#瓦屋禅寺 「十一面漢音立像@重文」(2023/10/1~12/3)
本尊は厨子に入った「十一面漢音立像@重文」で脇侍は不動明王立像と毘沙門天立像と天台宗様式になっている。2023年参拝時は御開帳だったので、通常時のお前立は厨子背後に隠れていた。
本尊・十一面漢音立像@重文で、脇侍は不動明王立像、毘沙門天立像である。本尊は次の通り。
聖徳太子作
別名「疱瘡観音」で「芋観音」とも呼ばれ、天然痘にも御利益があったとか
160.5cmの身長
本当に1000本の手を持つ
左脇(向かって右)の下に龍の顔がある
千本の手で見えないのだが、たぶん龍が体に巻き付いていると想像です
脇侍は脇侍は不動明王立像、毘沙門天立像なので、天台宗なのはわかった。小さいながらも鎌倉時代の天の特徴である腰くねり、玉眼である。この寺の歴史から本尊制作時代とは異なる時代であると予想する。
真相はさておき、四天王立像も聖徳太子作なんだそうな。2022年に修復したとき、江戸時代の修復跡が見られたよう。
御前立は秘仏開帳時だったので厨子の本堂奥に移動されていた。前のめりだ!たぶん近い位置から目が合うように本尊の厨子より前のところに安置されているのだろう。
ではメディア情報をどうぞ!!!
本堂前にはお洒落な傘があった。ちなみに寺の人は、常に落ち葉などを拾っているのが面白かった。残念だったのは厨子前は暗かったので本尊が見にくかったかな。
寺の詳細は私のNOTEで。
#教林坊 (2023/11/1~12/15)
300本のもみじが絶景を演出
紅葉の絶景スポットとして注目される教林坊の秋の特別公開。小堀遠州作の巨石を用いた名勝庭園と江戸初期の茅葺き書院、3000坪の境内を包む約300本のもみじが絶景を演出する。期間中、秘仏不動明王のご開帳あり。なお、次回の公開は春4月・5月の土日祝日まで実施されない。
秘仏の不動明王立像です。ベーシックで基本忠実な良い仏像でしたね。「願掛不動」と呼ばれているようです。
寺の詳細は私のNOTEで。
#正明寺 (2023/10/29~11/26)
写真NGだったのでまずは山門の看板やパンフレットを掲載した後に仏像の感想です。
天台宗だったので焼き討ちによりお堂は焼失
江戸時代に再建する
仏像は焼失を潜り抜けたが、草堂など粗末な場所で村人に守り抜かれた仏像たち
その割には本尊の衣文には金が残っていることから、大事にされた仏像たちである
ネットやパンフレットの写真は見上げているような感じだったので写りがいまいちだが、実際に見仏すると印象が違った
本尊は肥後定慶が作成しそうな優しさを持ちながら細かいところが行き届いた仏像である
ただし、大報恩寺の6観音と同じく、十一面観音は肥後定慶工房のものかもしれない
あと光背も大報恩寺風味が出ているわけで
寺の詳細は私のNOTEで。
▼セットで行くところ
湖東に抜けるコースと竜王に抜けるコース、湖南に抜けるコースと車ならばどこでも行けるな。
湖東のうち東近江市は次の通り。
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