もう一つの白兎伝承「福本白兎神社/池田神社/土師百位神社/青龍寺」【伯耆シリーズ】【出雲シリーズ】
八頭町にはもう一つの「白兎伝承」がある。アマテラスを導いた白兎伝承である。八頭町の「素兎伝説」ゆかりの神社が八頭町福本にある「白兎神社」である。神代のころ、この地域に天照大神が降臨され、その案内役を務めたうさぎを祀った神社です。社殿は町内の「成田山青龍寺」に移築しており、彫られた当時の姿そのままの「波うさぎ」の彫刻も見ることができる。近所の方の思いで復活した神社。
あっ、お先に有名な白兎神社は次の通りです。ここは内陸部の白兎神社です。
「福本白兎神社」は名が知れてきた認識だが一時期、賀茂神社に合祀されていた。人々の思いで元に戻して今に至る。
私的にはアマテラスのところはアメノホヒだと思ったりしている。ちなみにアメノホヒは現在の出雲国造に繋がる。
変更履歴
2023/12/06 初版
▼HP▼アクセス▼祭神▼見どころ
▽福本白兎神社:八頭郡八頭町福本253-1
2023年1月より御朱印は「郡家駅コミュニティ施設」の八頭町観光協会窓口にていただけるそうな。賀茂神社ももらえないのかね・・。
創立年代は不詳
祭神は素兎神(しろうさぎ)、稲生神
素兎神は「大兎明神」「白兎明神」とも呼ばれている
土師百井村、池田村、福本村、下門尾村、上門尾村の5ヶ村が氏神として白兎大明神を祀っていた
明治時代に村社となり、大正3年に御神体は一旦賀茂神社(私のNOTE)へ合祀されたが近年住民の強い願いで社を建て戻された
本殿は青龍寺に移築されている
鳥居と額は1943年の鳥取大地震で崩壊し、当時の額が境内に転がっている!?
うさぎの文字が外字?
なんか裾に噛みつくウサギの絵は何か知っています??意味があるんですよね。
アマテラスは八上に降臨したんだ・・。ヤガミヒメ=アマテラスなら、実はアマテラスとオオクニヌシが夫婦とかなるのだが、これは言い過ぎか・・。ヤガミヒメについては私の次のNOTE参照で。
本来の社殿は寺で生き続けている。
▽池田神社(福本白兎神社 摂社):八頭郡八頭町池田319
住宅地の中に社が並んでいた。向かって右に弁財天が祀られ、向かって左に兎神が祀られている。「福本白兎神社」の摂社。
▽土師百井神社:八頭郡八頭町土師百井115
どこから境内に入るか分からない・・・2往復してある会社の敷地あたりから入れることを確認。
「はじももいじんじゃ」と読み、頭の二文字は土師氏とすると、アメノホヒに繋がりますよね。
「慈住寺」というお寺の境内にある小さな社で、石碑にはしっかりと「白兎神社」の文字が見える。説明文によると、八頭町福本にある「白兎神社」の摂社だと書かれていた。
完全に寺もあったと分かる雰囲気・・。
では神社を後にします。入口は下の写真です。
▽成田山青龍寺:八頭郡八頭町下門尾46
710年、天明天皇の命によって行基菩薩が開基
古くは花喜山浄光寺と呼ばれてた
1581年、豊臣秀吉の家臣・堀秀正が、この寺を攻めたとき兵火にかかり仏殿・宿坊ことごとく焼失したが、三体の仏像は持ちだされ、八頭町下門尾に本堂を再建
明治になり、大本山成田山新勝寺より不動明王を勧請し、「因幡の成田山」として信仰を集めている
前述の「福本白兎神社」の社殿を移築
社殿に彫られた「波うさぎ」は、飛び出してきそうな躍動感のある兎
波兎の後ろに烏と鷺の彫刻があり、「烏と鷺で=ウ+サギ」とか!?
▼オマケ
https://core.ac.uk/download/pdf/196701175.pdf
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