旧高槻城内鎮座「野見神社」はスサノオと菅原氏祖を鎮座【大阪北摂シリーズ】【長岡京シリーズ】
887から897年にここでも悪病が流行り、そのときに牛頭天皇を祀ったのが始まり。ということで、元々は八坂神社、広峰神社系ですね。一度、キリシタン中心の地でもあるので、石清水八幡宮に遷座するなど、面白い歴史を持つ。ただ、現代人からすれば、スサノオとノミノスクネって出雲だなと思う人もいるのだろう。私がその一人です!?由緒、歴史は大事です。
変更履歴
2022/11/15 初版
▼HP
▼アクセス
大阪府高槻市野見町6-6
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
高槻現代劇場横にあり、神社駐車場もある。駐車場は「高槻市立文化会館(高槻現代劇場)」入口すぐ左。この日は高槻市立文化会館で催し物があり、駐車場満杯の札と警備の人がいたが、神社参拝というとすぐに入れてくれた。
駐車場は未舗装の空きスペースになるが15台ぐらいは停められる。
参拝開始で摂社・永井神社に目を奪われた。なるほど城の門ですね。醍醐寺三宝院を思い出します。
永井神社は、旧高槻城主・永井日向守直清、永井家代々藩主の霊を祀る。創立は1793年で「御霊社」として「直清神社」と称していた。
祭神は「スサノオ」と相撲の神様「野見宿禰命(ノミノスクネ)」を祀り、歴代高槻城主や家臣の崇敬を集めてきた。永井神社・えびす神社・護国神社・稲荷神社・小島神社と境内には多くの社があり、勝負の神様もいらっしゃいます!
悪病が流行して多くの死者がでた時に「社殿を造り、牛頭天王をお祀りすれば悪病が治まる」というご神託があった。この神様は、災厄、疫病を追い払うと言われていたことから、早速お祀りしたところ、悪病はたちまちのうちに終息した。明治の神仏分離令でスサノオに祭神を変えて、仏教ではなく神社を取った。と、同時にノミノスクネを合祀したらしいのだが、どこから分霊したのかな??ひとまず、疫病・天変地異をおさめる神社だろうか。
この神社も七五三で氏子か近所の子連れが次々に参拝に訪れていた。旧高槻城内を守護していただけあって、地元に根付いた神社なのでしょうね。
四社神社は、福神社、稲荷神社、磐神社、祖霊社を合祀した歴史がある。祭神は次の通りなので、元々、地元所縁の神社なのだろう。
高槻えびす神社は西宮神社から分霊したので、コトシロヌシではなくヒルコですね。
最後に、もとは上宮天満宮付近にあった式内社・濃身神社(のみじんじゃ)を遷座したとも言われている。
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