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八神姫がスセリ恐れる「御井神社」今でも安産祈願「実巽神社」「加毛利神社」【出雲シリーズ】

モテ男「オオクニヌシ」の妻の一人であるヤガミヒメ。子供を連れてオオクニヌシに会いに行くが、同じく妻のスセリヒメはスサノオの娘もあり、コワッとここに子供を置いて退散!?

変更履歴

▼HP

※後述「▼見どころ」参照

▼アクセス

※後述「▼見どころ」参照

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽御井神社:島根県出雲市斐川町直江2518

 祭神はオオクニヌシの息子「木俣大神」とオオクニヌシの妻で主祭神の母「八上姫大神」。
 オオクニヌシは八上姫を愛し、八上姫はやがて身籠り出雲大社へオオクニヌシに会いに行く。が、八上姫はオオクニヌシに会わずに引き返された。理由はスサノオの娘で、オオクニヌシの妻であるスセリヒメの嫉妬が怖かったから(笑)

 神奈火山の麓直江(なおえ)の里まで帰られた時に産気づき、やがて玉のような御子を産む。そこで三つの井戸「生井(いくい)」・「福井(さくい)」・「綱長井(つながい)」を順次掘り、御子を産湯させてから木の俣に預け母神のみ因幡に帰ったとさ。その井戸が実在する!

→参道

 駐車場は地元の車が5台はあったかな。場所的には中心部でもないので、何か集まりがあるのかなとか思いながら境内に入ると祝詞が聞こえた。

 奉納されてものが多く、人々から愛され大事にされていることがわかる。

→拝殿・本殿


 地元の方が、小さい子供を連れて祈祷しているところでした。昔から代々、脈々と続いているのだろうなと思わせます。先に言っておくと、駐車場に戻ると若い夫婦が赤ん坊を抱いて参拝しに来ました。
 私たちは、出雲国風土記、オオクニヌシ、スセリヒメなど物語に興味があり参拝したが、少なくとも何らかの形で安産に関係する神社なんだと確認した。


→本殿右:

 出雲や丹後王国の神社で多い社日碑ですね。

→本殿裏:

 出雲とも関係が深い菅原氏の藤原道真を祭神とする天満宮ですね。

 菅原道真が福岡・大宰府に流されたときに立ち寄ったという言い伝えがあるようです。

→生井(いくい)・福井(さくい)・綱長井(つながい)

 神奈火山の麓直江(なおえ)の里まで帰られた時産気づき、やがて玉のような御子を産む。そこで三つの井戸「生井(いくい)」・「福井(さくい)」・「綱長井(つながい)」を順次掘り、御子を産湯させてから木の俣に預け母神のみ因幡に帰ったとさ。

本note

▽実巽神社:島根県出雲市斐川町直江3984

 公式HPを参照ください。

▽加毛利神社:出雲市斐川町神氷神守1779 ※次回

 主祭神「天津日高彦火火出見命(山幸彦)」の御子神で神撫天皇の父「ウガヤフキアエズノミコト」がお生まれになった際、産殿に蟹が寄ってきたので仕えていた神様が毎日掃き除いたところ、命が大層喜ばれその神様に「蟹守」の名を与えられた。
 その後「蟹守かにもり」→「掃部かもん」→「加毛利かもり」→「神守」として地域の名前になっているとのこと。その末裔が日向の宮崎神宮から御分霊してお祭りしたのがこのお社の始まりだそうです。

▼旅行記

↑NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。

▼セットで行くところ



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