どんな出来事にも意味がある!
皆さん、人に自慢できることはありますか?
自分はあります!いっぱいあります!だけど今日はその中からひとつ紹介します。それは、、、
物を無くさない!!!
物を管理することが得意というより、物を無くすことが嫌いなんです。とっても。笑
だからどんなに酔っ払ってても物を無くしません。
あ、嘘です。友達が管理してくれてたこともありました。笑
ふと考えてみたんです。
いつから物を管理するのが得意になったのか。何故、物を無くすことに対して異常な嫌悪感を持つようになったのか。
、、、あの時だ!
時を遡ること2002年。
この時、携帯ゲーム機の主流はゲームボーイアドバンス。全国の小学生は「ポケットモンスター ルビー&サファイア」に夢中でした。
そんな自分も登校前、帰宅後、全ての時間をポケモンに費やしていました。そして、ありがたいことにルビーとサファイア両方持ってたんです。(リッチ小学生)
実家のマンションはファミリーが多く住んでいて、歳の近い子も多く、よくみんなでマンションのエントランスホールでポケモンを通信したりして遊んでいました。
いつものようにみんなとエントランスホールでポケモンをしていて、家に帰って夜ごはん食べ終わった後ゲームやろうとした時にあることに気づきました。
カバンがない!!!
ゲームがない!!!
当時の自分にとっては命の次に大事なゲームボイアドバンス。そして大事に育てた大好きなポケモンたち。
急いでエントランスホールに走りました。カバンがあることを願って。
エントランスホールには何もありませんでした。
けれどマンションだったので最後の望みがあります。そう、管理人さんです。管理人さんが預かってくれている可能性がある。
翌朝の登校時、エントランスで管理人さんに落とし物はないか聞きに行きました。管理人さんは一瞬悲しい顔をして「ごめんね。預かってないんだ。もし見つけたら連絡するね。」
絶望。。。
その日はショックのあまり、無くした悲しみと怒りを自由帳にぶつけていたのを憶えています。無くしたカバンとゲームボーイアドバンス、育ててたポケモンの絵をひたすら書いて。笑(健気だけどちょっとメンヘラ)
数日経ったある日、管理人さんから電話来て、こう言いました。
「無くしたカバンがマンションの屋上で見つかったよ。だけど、中身は全部盗られてる。」
泣きました。悲しくて、悔しくて。ゲームを買ってくれた両親、育てたポケモンに申し訳なくて。なによりも置きっぱなしにした自分が許せなくて。
当時の自分にとってはとても辛いことだった。だけど、この経験があったから物を管理する力がついた。
もしこの経験がなかったら、もっと大事な物を失ってたかもしれない。もっと心に傷が残る出来事を生んでたかもしれない。あの時経験していてよかった。それを防げてよかった。
このエピソードを通して、皆さんに伝えたいことはこちらです。
どんな出来事にも意味がある!
解釈次第で学びになる!
8歳の自分、乗り越えてくれてありがとう。怒らずに慰めてくれた両親ありがとう。探してくれた管理人さんありがとう。
そして、自分の与えられた試練のために犠牲になってくれたポケモンたち、ありがとう。