ファンタジー

もうすぐきょうが　おわるころ
むらさきいろの　ルネスタと
ひつじのむれが　おしよせてくる
とおくでうまが　そらをとび
イルカがりくを　あるいているの
ただのゆめだと　ひとはわらうが
このファンタジーは　わたしのみらいだ

あのながれぼしを　にわにうえたら
つきのなみだを　かけてあげましょ
あしたはどせいで　ピアノのレッスン
あしが５ほんの　うさぎのせんせい
そんなのただの　まぼろしだよと
ひとはわたしを　ゆびさすけれど
このファンタジーは　わたしのきぼうだ

チョウがおよいで　はながほえれば
あたまにツノも　はえてくるのさ
くもがおどって　そらがわらえば
うちゅうはひとつの　おおきなかぞくさ
ひとがわたしを　プツンとけしても
このファンタジーは　わたしのせかいだ

きっとどこかで　つながっている
きみのうちがわ　ひろがるせかいと
きっとどこかで　つながっている
このファンタジーは　ネバーエンドだ

もうすぐあしたが　きょうにかわって
よるのひつじが　ねむりにつくころ
かったばかりの　うさぎのバッグで
わたしはピアノの　おけいこにいく