先義後利の人が集まると、そのパワーは計算上、倍ではなく自乗になる
写真にあるのは、ユニバーサルプレイジャパン(株)が創った、
北九州をOnlyOneの街にする為の一環、として出来たHADO。
「北九州をOnly Oneの街に」を標榜する、YANAGIHARAホールディングスの、SDGsの目玉でもある。
発端は、障がい児童の学童を多数営む、彦田社長の将来的なビジョン、目的と言動を見て私は行動を共にした。
人を見る時「行動を見よ」と言うが、行動を見てそれを考え、人の「心」が読める位にならないと、その人の事は分からない。
子供を教育する私は、彦ちゃんこと彦田社長の心を読み、障がい児と、うちの児童に何の差があるか?根本は同じではないか。
そう言い続け新しい思考を唱え続け、互いの気持ちが一致したので多くのプランを考えた。
彼が持つ、障がい児童に対する想いを強かった。
その上、達成する想いのスケールが大きいので、これは色んな人が人が必要であった。
私は、己の持ちいる人脈のうち、志が同じ方を多数彼に紹介した。
彦ちゃんは、その人達と共に、目標をことごとく達成した。
障がい児、健常な子供、親御さんが、くつろげる場所。
嬉しそうに仕事をし、こうして創った。
そうする間に、何故か私のビルが建つと言う事になった。
ビルを建てるとなり、何故か、ビルオーナーの知り合いが増えた。
そのうちの1人に、私を兄の様に慕ってくる、貸しビルや駐車場、コインランドリー等を手広く営む社長と、一番意気投合した。
彦田社長ともそうだが、彼とも不思議とお金の話にはならない。
この彼は私を「兄貴」と呼ぶ。
年は、私が10歳程上だが、年収は多分、彼の方が一桁上をいくと思う。
というよりどうでもいい。
私は付き合う人の、過去や地位に興味がないので、気にならない。
私は気の合う仲間と、何かに貢献出来たらいいと思うだけで、相手の地位や年収なんか、思えば一度も聞いた事がない。
「兄貴がビルを建てたら、2棟目はキャッシュフローを見て、5年は我慢してほしいな。そして3棟目は、2年は待ってほしいですねえ」。
ある日、彼は独り言の様にそう言った。
ビルを持つ他の友達にこれを言うと、一堂が口を揃えて言った。
「皆んなそれを考えず、次々にビルを建てて失敗するんです」。
ありがたい事である。
私がビルを建てた理由は、ゼネコンの友人が
「柳原さん。ビルを建てませんか」。
そう言ってくれた事から、と言うのは以前書いた。
後で聞くと、北九州を変えたいと自腹を切る私に、ビルを持つ事で安定した利益が確保出来る事。
次に、北九州を変えたいと言っても、本業がボクシングジムのオーナーと言えば、現実問題として、経済界では説得力が弱い事。
その為に銀行融資のお手伝いから何まで、全てを行なってくれた。
銀行も、建築費の安さに驚いていた。
このゼネコン会社は、私のビルを建てても殆ど利益がない。
「柳原さんは、北九州をきちんと変えてくれる人だから」。
今になり、ビル所有を薦めてくれた理由の本意を聞いた。
この話を前述の、私を兄貴と慕う男にしたら即決で、今度彼が建てるビルの発注先をそのゼネコンにする、と言う。
想いが同じ人は、こうして集まる。
北九州という街は、人情が先に走る人が多いので、こうして財を成した人が多い様に思う。
情が走り、ついカッとなる人も多いのかもしれないが、そういう人も、地位や立場を持つと、世の常としていい方に変わる。
人間はお金を持つと、お金の使い方でその人の心が分かる。
金で人の頬を叩く人は、人間はお金に付いてきてるだけで、貴方の心に付いてきてるわけではない、という事に気付かない。
自分の為だけにお金を使う人は、自己顕示欲が強いか、人を信用せず、自分に自信がなく、企業理念がない人が多い気がする。
会ったばかりの人に、すぐお金を与える人は、釣った魚に餌をやらぬ人が多い。
お金は必要だ。
お金がないと、人を助けれない事がある。
だから私は、去年より今の方が良くなった。
今年より来年の方が、いい人生になってると思うと、周りに再度感謝すると共に、今日も後輩と彼を紹介し、引き合わせた。
先義後利の思考。
残念ながらその逆をいく者は多い。
だから、小中学生の教育が大事なのだ。
私はお金を儲けて、北九州の教育に費やしたい。
小手先の嘘で小金儲けをする若者を見ると、更にこの思いが深くなった。
時代は変われど、王道の原理原則は変わらない。
だからこそ儒教は、2000年以上経っても、原理原則が残るのだ。
そう考えると、何故人間は分かっていながら、邪道で目先の利益だけを追うのか?
理由は一つ。
矜持を持たぬ者が多い。お金は人を変える。
だから私の周りにいるブレーンとの付き合いを、書ける範囲で書いた。
ボクシングも教育も、育成には時間がかかる。
だから面白いし、やり甲斐もあると思う。
宜しければサポートお願い致します。正しい教育活動に使います。今後とも宜しくお願い致します。