「生産性向上加算」、私だったらこう表現する
4月。新年度の始まりですね。皆さん、どんなお気持ちでスタートされてますでしょうか。
さて4月から介護報酬が改定されます。
「生産性向上推進体制加算」が新設されました。
その主旨は介護職の負担軽減などですからそのことに異論はないのですけれど、ただこの「生産性」という言葉に違和感を感じます。
日本語として間違ってはいないのかも知れませんが、現場で「生産性向上推進委員会を開催しないと」とか「導入した○○のおかげで生産性が向上した。加算に該当するようになった」というやりとりがあったとして、それは私はどうしても感覚的にそぐわない気がするんです。ピンとこない。
この加算が意味するところの「生産性」って、すなわち【より専門業務に集中できること】が「その組織における生産性」だってことですよね?
この加算って、介護職が専門業務に注力できるように職場環境をテクノロジーなどを使って改善していくことを評価するものですよね?
だったら、私なら、
専門性集中比率向上加算
とか
専門業務度向上加算
とか
介護専門職 直接的業務 集中向上加算
と表現したいです。
そのほうがこの加算に対するモチベーションも向上すると思うのですがいかがでしょうか。
本日は以上です。
今日も良い一日を!
*****柳田明子社会福祉士事務所〰聴く・伝える・ともに考える〰(2001年開業)〔(公社)日本社会福祉士会の独立型社会福祉士名簿に登録されています〕ブログ(2010年~)http://a-yanagida.asablo.jp/blog/*****
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