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「払いますよ」。独立型社会福祉士ならではの投げかけに。

フリーの社会福祉士である私は、自分のサービスを説明したあとに必ず付け加えざるを得ない投げかけがあるのですが、今日はそれに対する反応を書きます。衝撃的で至福でした。


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて24年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

先日、ある女性と
プライベートで出会いました。

自己紹介がてら
私が社会福祉士であることと
フリーであることを
伝えました。

その女性(以下、A子さん)は、
保育園児のママで、
ある専門的な仕事をしています。

A子さんに、
私が社会福祉士であることを
伝えたものの、

A子さんはあまりご存じなくて、
介護福祉士さん?
と聞き返されました。

これはあるあるです(^^)

そこで私は、
「いえ、介護福祉士と名前は似てますが…」
と前置きして、

社会福祉士」を
端的に説明しました。

そう!先日の投稿の時に、

(そしてそのあとも)
さんざん考え続けた
「社会福祉士」(の価値)を端的に説明する場面がやってきたんです!

日頃から考えているとこういう時に
瞬発力を発揮することができますね。

上記記事でご披露した表現とは
違うフレーズでしたけど
(常に考え続けているから
引き出しがいくつかある。
どんな表現を使ったかは今日は割愛)、

A子さんは
「あぁ~なるほど!分かりやすい!」
と言って、
社会福祉士をイメージされました。

さらに私は、

社会福祉士は
いろんな分野や場所に
いるんだけれど、

柳田はフリーで、
いかなる人生ステージのご相談も
お受けしていること

を伝えました。

するとA子さん、

子育て中の相談もできるんですか?」

と尋ねてこられるんです。

A子:「子育て中の相談もできるんですか?」
私:「もちろんです。私がお話をお伺いして、必要に応じて、いろんな人や制度や窓口をご案内します。私がお話を聴くだけのこともあります」
A子:「家に来てくれるんですか?」
私:「もちろんです」
A子:「家に来てくれて、話を聴いてくれるんですか?」
私:「そうですよ」

そしたら、A子さん、

「え~⁉私、もっと前に
柳田さんと出会いたかった!
そしたらもっとラクになれたのに!
私、子どもが生まれてからこの数年、
本当にしんどかったんです!
柳田さんのことを知ってたら
あの苦悩の数年間はもっと違ってたと思います!」

・・・っておっしゃるんです。

え~?
A子さん、そんなつらい時期があったの?

もし当時A子さんにお会いしていたなら、

私、信頼できる訪問助産師を知ってるし、
アロマが得意な社会福祉士
ヨガインストラクターの社会福祉士
子育て支援をしている社会福祉士

絵本に詳しい社会福祉士や
美に長けた社会福祉士や

保育士
精神保健福祉士
カウンセラー
知ってるし、

もちろん私もしっかりお気持ちを聴くし、

きっと、力になれる
A子さんのサポート
できたのに!

A子:「私は間に合わなかったけど、絶対、もっと子育て中のママたちに柳田さんのことを知ってもらったほうがいいです!柳田さん、お話し聴くのも上手だし、絶対に救われるママたちがいます!」

あぁ…
そんなふうに言ってもらえるんだ…
ありがたいな…

と、
フリーの社会福祉士冥利に尽きる
と感じ入っていたのですが、

あ!しまった!
大事なことを言い忘れてた!



これを言っとかないと!

他の職業の人は、
そんなこと言わなくても
いいかも知れないけど、

社会福祉士の私は
言っとかないと!

私はA子さんに言いました。

「あ、でも、
有料なんですけどね」
(社会福祉士って
「福祉」の人だけど
無料じゃないんですよ)

そしたら、
一瞬の間があって、

A子さん、

当たり前じゃないですか

と、ひとこと。

そして、

「え?だって、
家に来てくれるんでしょ?
話を聴いてくれるんでしょ?
必要な窓口とかを教えてくれるんでしょ?

お支払いするに決まってるじゃないですか。

めっちゃ高いんですか?

10分1000円?
1時間で6000円?

払いますよ。

私だけじゃなくて
私の周りの
共働きのママだったら
そんなの全然払います。

そのことで
ラクになれるんだったら
絶対に喜んでお支払いします」

って、
さも当たり前のように
(というより
どちらかというと
憤慨ぎみに)
おっしゃるんです。

・・・私、これ、録音しておきたかったです。

今まで数え切れないほど、
でも、有料なんです
と伝えてきたけど、

こんなに気持ちを込めて
有料の正当性を
力説されたことは初めてだったから、

ビックリして、

何というか、

またしても
社会福祉士の神サマ
感じたんですよね。

これまでも感じることはあったんだけれど…


・・・今回も
社会福祉士の神サマ
が、
A子さんの口を通じて
そのメッセージを届けてくれたような

そんな不思議な感覚。

もしかしたら、もう私は
「でも」って
言わなくてもいいのかも知れない。

「社会福祉士の相談なんだけど、でも有料」

じゃなくて、

「フリーの社会福祉士
柳田明子が相談に応じます。
料金はこうです」

でいいのかも知れない。

私は自信を持って、
このままこの道を
進んでいって
いいのかも知れない。

A子さんと
今このタイミングで
出会った意味は、

私が揺らぐことがないように
足元を確認させるための

社会福祉士の神サマ
お計らい
なのかも知れない。

…そんなふうに感じた
ちょっと衝撃的で
でもとっても至福な
A子さんとのやりとりでした。


本日は以上です。



★2024年12月1日に
『ただなぞるだけの本。』(文芸社)
を出版しました。

ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
イラストも私が描きました(*^^*)


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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