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有料相談と無料相談。独立型社会福祉士の私が思う危機感。

社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

前記事で23年間を振り返ったりしたものですから、いろいろ思い出して、やや熱量高めの私です。

さて、近頃の私、やたらと「有料相談」のことを書いているのですけれど、この「有料相談」というワード、ちょっと奇妙に感じませんか?

なぜわざわざ「有料」相談と表記するんだろうと思いません?

世の中には、社会福祉士以外にも多くの業が存在します。その中には【相談】というスタイルをとる業もあります。例えば弁護士さんなどもそうですね。

弁護士さんを例にちょっと考えてみたいのですが、例えば弁護士さんがなりわいとする相談のことを表すのに「弁護士の有料相談」とか「有料法律相談」などと言うでしょうか。

・・・言いませんね。聞いたこと、ないです。

なぜなら有料が当たり前だ(と世の中のみんなが認識している)から。

有料が当然という前提だからこそ、そうではない無料の時にそれを強調します。「無料法律相談」とか「無料弁護士相談」とか「初回無料」というふうに。

そう考えると、社会福祉士はその逆だということが分かります。

つまり、社会福祉士の相談業務は「無料」が当たり前だ(とみんなが思っている)からこそ、あえて「有料相談」と言わざるを得ないわけですね。

いやしかし。

無料が当たり前の士業がほかにあるでしょうか?
有料の時にはわざわざ「有料相談」っていわないとそのことが伝わらない国家資格なんてあります?

「相談」って社会福祉士の根幹ですよね?「(ソーシャルワークという)相談援助」こそが社会福祉士の専門性なんですよね?

なのに無料が当たり前?

その認識、おかしくない?

私は、このことに社会福祉士は(独立型に限らずとも)もっと危機感をもっていいと思っています。

・・・そんなことを考え続けて23年。
・・・自分の相談業務に値段をつけることにあーでもないこーでもないと変遷を重ねて23年。

お金ってなんだろう、専門性ってなんだろう、対価ってなんだろう、価値ってなんだろう、目に見えないものにお金を払うってどういうことだろう、他の誰でもない私【フリーの社会福祉士 柳田明子】とともに織り成す相談という時間に対して料金をお支払いいただくことの意味を、ずーっと考え続けてきました。

そして今の私があります。

だから、そんな私だからこそ、独立を考える社会福祉士の【自分で自分(の相談業務)に値段をつけること】についてはそのお手伝い(※)ができると、そこは私、自信を持っています。
(※10分1000円(税別)計算で、【おねだんコンサル】1回50分5,000円(税別)です)

しばらく熱量高めの私、ちょっといろいろ考えてます。

本日は以上です。

今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所〰聴く・伝える・ともに考える〰(2001年開業)
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