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こんにちは!
毎年この時期になると、店内が梅の香りに包まれる日があります。
そう!それは美味しい梅のシロップを仕込む日です!

今回は、この梅シロップと韓国料理との美味しい関係をご紹介します。

今年柳にやってきた南高梅

梅はやっぱり、紀州は和歌山県みなべ町産の大きな南高梅が最高です。
これを使うと、とってもフルーティーで味わい深いシロップが出来上がります。

これを機に、南高梅のことを少し調べてみたら、名前の由来は地名じゃないんですね。
当時多く栽培されていた「高田さんの高田梅」を、「南部高校園芸科」の協力で品種改良して出来たのが「南高梅」なんですって。
高田さんの「高」と南部高校の「南」で「南高梅」。

さて本題に戻りますが、この梅シロップ、韓国料理では意外といろんな料理に使います。
柳では、こんなものに使っています。

・柳特製甘辛コチュジャン
コチュジャンに、この梅シロップなど、ひみつの調合をすると出来上がります。主にビビンパ用ですが、柳のもやしナムルにかけて食べると無限に食べられるというウ・ワ・サ。

無限ナムル

・柳特製冷麺スープ
フルーティーな甘みと酸味を加えるのに梅シロップを隠し味に使っています。
今年は史上最短の梅雨が明けて、早くも夏本番!
冷麺が始まると、厨房のオペレーション的には2割り増しくらいの忙しさになるのですが、今年も提供初日からたくさん冷麺が出て、皆さん待っていてくださったんだなぁ、と嬉しい気持ちで頑張っています!

柳特製スープの水冷麺

・夏バテ&熱中症対策
シロップを使い終わると、大量のしわしわ梅ちゃんが残ります。
これを冷凍して食べるとまた格別の美味しさなんです。
夏場の厨房は、エアコンを付けていても40度近い温度になります。
ランチ中お客さんが途切れた瞬間をねらってこっそり一粒。
豊富なミネラルとクエン酸で生き返って、はい、ランチ後半戦頑張るぞ~!

しわしわ梅ちゃん

というわけで、今回は梅雨の風物詩に少し触れてみました。
今後も季節感のある記事も発信していきたいなと思います。

でわ、また次回っ!

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