【実話・成功事例】不登校・引きこもりからの社会復帰/ひきこもっていた時の私の気持ちと私の両親がとった行動を紹介します

2025年2月2日修正・追記
2025年1月25日修正・追記

私は、過去に約3年間、
不登校と引きこもりを経験した、
柳健司(やなぎ・けんじ)と申します。

■私の経歴


1973年愛知県生まれ。
高校2年生の夏から不登校になり高校を中退し、自宅の部屋に引きこもる。
翌年度、少しやる気を出して、
高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)を受験し合格したが、
再び自宅の部屋に引きこもる。
その後、約3年間の引きこもりを経て、
1995年4月に専門学校に入学し、社会復帰。
1997年4月に就職。
現在、会社員、既婚、子1人。




■本記事の対象者


本記事は、
現在、引きこもりで苦しんでいる方ではなく、
現在、引きこもりで苦しんでいるお子様の親御さんに向けて、
書きました。

私の両親がいかにして、引きこもりで苦しんでいた時の私の心をつかみ、
社会復帰させたのかという情報を、紹介する記事となっています。



■本記事を書いた理由


私が本記事を書いた理由は、

2025年1月に、YouTubeで偶然に、
行政や支援団体による「引きこもり支援」のニュースを目にした時に、

人それぞれ価値観や考え方は異なるので、
「引きこもり支援」の考え方も、
私の考え方と違って当然であるが、

私が引きこもりで苦しんでいた時の
気持ちや求めていた事が、
今、行政や支援団体で行われている
「引きこもり支援」では反映されていないな。
と思ったのと同時に、

私が引きこもりで苦しんでいた時に経験した事が、
今、苦しんでいる方の参考になってくれればと良いなと思い、
本記事を書きました。

本記事を書くにあたっては、
改めて、私の両親に聞き取りして、
私が引きこもっていた時の行政の「引きこもり支援」の状況や、
どのように考えて、引きこもっていた時の私を、
社会復帰させたのかを、確認しました。

私と私の両親の経験が、
少しでも皆様の参考になれば、嬉しいです。




■行政や支援団体が行っている「引きこもり支援」による助言を実行しても、うまくいかない場合があります


おそらく本記事をご覧いただいている方は、
既に、行政や支援団体が行っている
「引きこもり支援」にて相談をされたが、
いまだにお子様が、引きこもりで苦しんでいる状況であり、
悩んでおられる方ではないかと、勝手ながら推測しています。

私の両親は、私が引きこもりになった時に、
すぐに行政の「引きこもり支援」の窓口にて相談をし、
次のような助言をいただいたようです。

・時間が解決するので、本人がやる気になるまで、焦らず待つ事。

・日常のコミュニケーションを欠かさない事。

・不登校や引きこもりになった原因を知る事。

・力ずくで社会復帰させない事。

などなど、

私の両親は、行政の「引きこもり支援」の窓口にて、
受けた上記の助言を、しっかりと実行しましたが、
私には、全く効果がありませんでした。

引きこもっていた時の私の気持ちと照らし合わせれば、
一部を除いて、全く逆の助言でした。

・時間が経過しても、やる気はいつまでたっても起きない。

・親をはじめ、誰とも話したくない。

・不登校や引きこもりになった原因は、思い出したくないし、話したくない。

などなど、

一部、「力ずくで社会復帰させない事」については、
引きこもっていた時の私の気持ちと、合致していました。

引きこもりで苦しんでいる方の気持ちについては、
引きこもりを経験してなければ分からない事ですので、
行政や支援団体が行っている「引きこもり支援」に関わっておられる、
引きこもりを経験した事がない方
(大学教授や心理士、カウンセラーも含む)が、
引きこもりで苦しんでいる方の気持ちに寄り添うには、
限界があるのかなと、私は思いました。

そうこうしているうちに、月日だけが過ぎてしまい、
私は約3年間、自宅の部屋に引きこもり続けました。

次第に私は、引きこもっている現状からの変化を、
恐れるようになっていまい、さらに社会復帰が困難になりました。

最終的には、両親のおかげで、
私は専門学校に入学し、社会復帰ができたのですが、
20歳前後を部屋の中で過ごし、
とても無駄な時間を過ごしてしまいました。

引きこもりからの社会復帰について、
「時間が解決してくれる」方もみえると思いますが、

私のように「時間は何も解決してくれない」方もいるという
事例もある事を、
知っていただきたいと、私は思います。

人は、それぞれ価値観や考え方が異なります。

引きこもりで苦しんでいる方々の価値観や考え方も、
それぞれ異なります。

今の支援方法で、うまく行っていない方には、
ぜひ、私が社会復帰をした方法を試してもらいたいです。




■引きこもりで苦しんでいた時の私の気持ちと、私の両親がとった行動を紹介します


私は、高校2年生(17才)の時に、自宅の部屋に引きこもったのち、
翌年度、少しやる気に出したが、
再び自宅の部屋に引きこもってしまいました。

私の両親は、行政の「引きこもり支援」の窓口にて、
受けた助言のとおりに、
時間が解決するのを信じて、
私がやる気になるのを待っていましたが、
月日だけが過ぎました。

私が21才の頃(1995年の2月頃)、転機が起きた。
私の両親は、行動を起こしました。

私の両親は、いくら待っても、
らちが明かないと考えるようになり、
思い切って、今までと違う行動に出たのです。

今になって思えば、誰でもすぐにしてあげられる事であり、
わが家だけができたという事ではありません。

それは、私だけなく、
引きこもっている方が誰しも味わうであろう悩みを、
見事に解決させてくれました。

私の両親の行動は、
引きこもった時の状況や原因に関係なく、
社会復帰をさせるために参考になるかと、私は思います。

その内容は、以下、有料記事として書かせていただます。

人生につまずく事(失敗)は、誰にだってあります。

今の社会は、一度、レールから外れてしまうと、
元に戻るのはとても難しいです。

時間がたてば、さらに難しくなります。

引きこもりで苦しんでいた時の私と同じように、
皆様のお子様も、
親御さんからの支援を待ち続けていると、私は思います。

以下の有料記事が参考になるかどうかは分かりませんが、
苦しんでいるお子様が、
一日でも早く社会復帰をされる事を、切に願っております。

とにかく諦めずに、頑張ってください。


■結論から申し上げます。


まずは白紙を一枚、ご用意ください。


そこに、

ここから先は

2,134字

¥ 500

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?