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復職観察日記 #9「心の栄養剤」

トップはメイプル楓さんより拝借。


皆さんはMBTI診断をしたことがあるだろうか。
いくつかの質問に答えていき、16の性格タイプに分けていくというもの。
最近よく耳にするもので、私も興味本位でやってみた。
結果は「INFJ-T・提唱者」だそうだ。
世界の人口比率で言うと、一番少ない性格タイプらしい。

主な性格の特徴
・社会に大きく影響を与える人たち。
・強い信念を持ち、理想主義者である提唱者は惰性で生
 きる人生には満足せず、自身が立ち上がり、ものごと
 を改善したいと感じる。
・お金や地位を得ることを成功とは考えておらず、人助
 けをしたり、世の中にポジティブな変化をもたらした
 り、達成感を得たりすることを成功と考えるタイプ。
・誠意を大事にし、自分が正しいと思うことをしないと
 気が済まない性分。
・根っから実直な人たち。
・共感力が高い。

なかなか気分の良い言葉が並んでおるではないか。
んー、まあお金を得ることはやぶさかではないわね。笑
それ以外はなかなか当たっているねぇ…。
と思っていたのだが、こんな特徴もあるようで。↓

・数名との親密な関係を好む傾向にあり、友人が少ない
 人が多い。
・正しくありたいと願うがため、身近な人にもそれを求
 めてしまう。

う~む、正に私だ。笑
自分の人生を振り返ると、どこを切り取っても決して友だちが多い方ではない。
あまりそれについて辛いとは思わないし、もともと数十人規模で何かするなどは苦手だったため、数人の仲の良い友達と行動するのが好きなのだ。

ちなみにスポーツも団体競技は苦手。
中学時代にラグビーをやっていたときは、全然役に立てなかったっけ。笑
結局、当時は運動自体ができなかったことや先輩からのいじめもあり1年も経たずにやめてしまった。

また、正しくあろうとするがため身近な人にもそれを求めるというのは休職をする前の私そのもの。
時間を守るべき、約束は絶対、人を裏切ったり傷つけたりしてはならない…etc.
まあこれだけ「べきべきべき」を押し付けられたらしんどいわな。
今は意識的に、考えないよう気をつけている。
自分からその考えを消すと、自分も楽になれる。

心にも栄養剤を

完璧主義の程度が軽くなったとはいえ、0ではない。
仕事をしていても、勝手にイライラしていることが多い。
同僚のやる気のない発言や、適当な仕事ぶり、自身の仕事を他の人に丸投げしたりというのを見ると腹が立ってしまうのだ。自分がされたら、余計に腹が立つ。
プライベートも、常に上手くいくわけではない。
それらが重なれば、やはり落ち込んでしまう。
疲れがいつもの50倍くらいに感じられるのだ。
精神疾患の名残か、強いストレスを感じると眠れなくなる。
頭の中で、イラ立ちとモヤモヤと辛い感情がぐるぐる堂々巡りを始めるのだ。
めちゃくちゃ嫌な時間である。
布団に入っていても、悶々として寝つけないのだ。
そんなときに私がやることは割りきって体を起こす。
そして、映画を見る。
そして、眠くなるまで画面を眺めるのだ。
ただし、映画はなんでも良いわけではない。
私が見るのは「マイ・インターン」。
ベタですまねえ。笑
もともとアクション映画が大好きだが、しんどいときには激しい動きですらしんどいのだ。
映画にはアクシデントがつきものだが「マイ・インターン」はアクシデントもかなり緩い。
優しい映画が見たくなることもあるというわけだ。
シェフ~三ツ星フードトラックはじめました~」もいいね。

YouTubeにも栄養剤がたくさんある。
私のオススメは「神戸メンタルサービス」の平さんの動画である。
わりと恋愛や夫婦に関するものが多いが、考え方の勉強としてとても良い。
内容はなるほどと思わせてくれるものだが、しゃべり方が面白いのなんのって。笑
そうして、すこーし落ち着いて、また布団に潜り込むという訳である。

疲れたときは、無理に何かをするのではなくやりたいことをやるべきだ。
やりたいことがなければ、ボーッとしてればいい。
家事ができなくても、生きていることが第一。

そういえば、岡田斗司夫さんのYouTubeで「じゃりン子チエ」のある話が紹介されていた。
ザックリとだが、「みじめや、死にたい。」と思っていたラーメン屋台の店主が、食べに来たチエとばあちゃんの会話を聞いて思いとどまるという内容だった。
会話のなかで、誰かの話をしていたチエとばあちゃん。ばあちゃんは「生きていれば、死にたいと思うことが何回かありますのや。」と前置きし、最後の言葉が「(チエに対して)いややったら食べなはれ。ひもじい、寒い、もお死にたい。この順番で不幸は来ますのや。」で締め括られていた。

まずは食べなはれ。少しでもいいから。
そして、心に栄養剤を。自分にご褒美を。

今日も生きてくれてありがとう。
読んでくれてありがとう。
次回もよろしくね。


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