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セルフビルド1日半目

朝、目が覚めたら夫の姿がない。
散歩にいってるのかと思ったけど帰ってこない。
途中で息子が
とーちゃんの軽トラがない!と言うので
先に現場に行っていることがやっと分かった。
子供を連れ、お昼の用意をしてだいぶ遅れて現地に向かった。
そこには完璧な作業台と、
一つひとつ、ケースの中まで整理された工具達が並んでた。

現場の脇に使いやすく設置された工具類

夫は誰よりも
この日が来ることを待ち望んで、
ひとり緊張し、
そして何よりも楽しみにしていたんだと分かった。

その熱に釣られ
わたしも訳もわからないまま
とにかく、手伝う。
買ったばかりの腰袋(工具を入れて身につけるためのバック)をつけることも
トンカチを握ることも
何もかも不慣れだけれど
小学校や中学校の技術の時間は無駄ではなかった、私だっていちよう道具の使い方は分かる。

これが腰袋。ベルトを通して身につけます

こどもたちにはとにかく邪魔するな、Amazon prime見て良し、と捨ておいて(母さん余裕ないです)

やることなーい と子供たち


トンカチ握って作業、作業。
作業のあと、ごはんはサッポロ一番塩ラーメンとおにぎり。
先日の富士見クラフトマーケットでゲットしたみたけさいとう商店さんのピリ辛伽羅蕗の美味しさがこの日とても沁みました。

真ん中がピリ辛キャラブキ

この日は少し薄曇りで
小さな羽虫もまとわりつくし
環境も野趣溢れる、、といった感じで
外のごはんも寛いだ気持ちとはちょっと違う。
子どもたちが自然に周囲の子どもたちと遊び出す日はとても有り難いのだけれど
この日は曇り空のせいかクローズドな空気感。
時折顔を出してくれる隣家の子や友人の存在に少し心緩むのが分かる。

ここから始まるんだ、いいじゃないか。
緊張してる。当たり前じゃないか。
それでも身体を動かすことはいつも楽しい。
動かしていくうちに、不安な気持ちはすっと消えていく。
明日は少し環境を整えようと夫とも話す。
とにかく順調に進んでいることだけが頼もしい。
張り切ってトンカチを振るった夫の指には血豆ができていた。

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