木の家と古いもの

2020年 長野県へ移住 2022年 ハーフビルド/寒冷地仕様/在来工法/国産材/小さな木の家(建坪12坪)を、週末のみ作業しながら1年2ヶ月でつくりました。内装に古材や古道具を利用している家や店が好き。

木の家と古いもの

2020年 長野県へ移住 2022年 ハーフビルド/寒冷地仕様/在来工法/国産材/小さな木の家(建坪12坪)を、週末のみ作業しながら1年2ヶ月でつくりました。内装に古材や古道具を利用している家や店が好き。

最近の記事

札幌という遠隔にある父の生家、ボロアパート

札幌の静かに降り続く雪と ソリやミニスキーをとりに行く時にはいる地下室の匂いが、わたしの幼い頃の強い記憶のひとつ。 大家さんで管理人だった、いつも厳しい顔をしていたおばあちゃんが亡くなってから、物件の老朽化でなんだか厄介者のような扱いを受けていた古い古いコンクリートのそれ。 今はすっかり入居者さんも減ってしまい、いちようリフォームした部屋も空室のまま、募集もろくにかけられていない。 このアパートをなんとか活かせないか、というのは他界した父がずーっと考えていることだったのをしっ

    • REスタート

      自宅の工事が終わり1年が過ぎ、暮らしがやっと落ち着いてきた今、遠方にある古アパートをセルフリノベし、入居者募集までわたしがやりたい。(わたしのじゃないけど)情報集めが第一歩。どこにいる人と、誰と、繋がっていけるだろう。収益は見込めるだろうか。入居者が来てくれるだろうか。DIY賃貸に可能性を感じているけど遠方だから自信がない。ここからの一歩ずつを記録したいと思い、分からない尽くしの中、再びノートに戻ってきた。写真は教えて頂いたボロ戸建て投資術の書籍。自分の価値観とは異なれど、素

      • もし週末builderになろうという人たちがこれから少し増えるのだとしたら、平日にどれだけヒットポイントを貯められるか(ゲーム内のキャラクターが攻撃として与えるダメージを数値化したデータ。また、キャラクターが耐えることができるダメージを表す)が、週末工事を支えていくと思う。

        • 最高の木の家をつくるんだ!①ウダウダする、をやり切る

          流行の病になって日常生活がストップして3週間。 これはチャンス。 と言ったらその間奔走してくれた家族が怒り出すかもしれませんが 何かがおかしい。 そう思っていた私は、自分が立ち上がる時は 日常生活を根本から違うルーティンに持って行く。 そう決めて、後半かなりウダウダとダルイに任せ寝ていました。 ちょっとしんどいけどもう起きなくちゃ。 で起き上がっていくのが普通だと思いますが 今のわたしにはたぶんぜったいに必要なウダウダ。 久しぶりに映画をひとり観たり小説を読んだりしました。

        • 札幌という遠隔にある父の生家、ボロアパート

        • もし週末builderになろうという人たちがこれから少し増えるのだとしたら、平日にどれだけヒットポイントを貯められるか(ゲーム内のキャラクターが攻撃として与えるダメージを数値化したデータ。また、キャラクターが耐えることができるダメージを表す)が、週末工事を支えていくと思う。

        • 最高の木の家をつくるんだ!①ウダウダする、をやり切る

          僕たち冒険隊〜僕たち冒険隊〜と歌いながら肌着とパンツ姿の長男起きてきて、寝室を個室にするための仕切りカーテンにくるくるくるくるくるまっていた。そのあとひとりまだ文字は読めないけど漫画のドラゴンボールを眺めたあと、またひとり謎の歌を歌っている。この一週間で一番成長した4歳。

          僕たち冒険隊〜僕たち冒険隊〜と歌いながら肌着とパンツ姿の長男起きてきて、寝室を個室にするための仕切りカーテンにくるくるくるくるくるまっていた。そのあとひとりまだ文字は読めないけど漫画のドラゴンボールを眺めたあと、またひとり謎の歌を歌っている。この一週間で一番成長した4歳。

          発熱から一週間経過。よくまた毎日そこまで眠れるね、と自分に言いたいくらい寝続けた。何がつらいと言ってこうして文字を入力したり携帯を見るのがつらい。目が覚めたら既存のだれとも繋がらない新しい世界にいる夢を見た。それでも毎日は続いていく。食べて、片付けて。その営みはさして変わらない。

          発熱から一週間経過。よくまた毎日そこまで眠れるね、と自分に言いたいくらい寝続けた。何がつらいと言ってこうして文字を入力したり携帯を見るのがつらい。目が覚めたら既存のだれとも繋がらない新しい世界にいる夢を見た。それでも毎日は続いていく。食べて、片付けて。その営みはさして変わらない。

          台所から玄米を炒る香ばしい香りがしてくる。分量とおりに作ったのに、スープの底にちょろりとだけできたという玄米スープ。ポットいっぱいに飲みたいくらい、しみじみ美味しかった。

          台所から玄米を炒る香ばしい香りがしてくる。分量とおりに作ったのに、スープの底にちょろりとだけできたという玄米スープ。ポットいっぱいに飲みたいくらい、しみじみ美味しかった。

          小3娘の下手っぴなリコーダーの音が聞こえる。息子は時々我慢できずにお母さん大好きだよと言いに来る。発熱から3日で平熱に。少し喉が痛いだけだが、食欲はない。2時半頃林檎を剥いて半分食べる。

          小3娘の下手っぴなリコーダーの音が聞こえる。息子は時々我慢できずにお母さん大好きだよと言いに来る。発熱から3日で平熱に。少し喉が痛いだけだが、食欲はない。2時半頃林檎を剥いて半分食べる。

          コロナ陽性。丸一日半をウィダーインゼリーで過ごしたのち空腹に襲われてお味噌汁とごはん。と思うもひと口ずつしか食べられない。バナナあるよ?と言われて三分の一食べれるけどお腹がめちゃんこ冷たい。黒糖くず湯だ!と思いつきオットに作ってもらう。胃から足の先までポカポカになった。面白ーい

          コロナ陽性。丸一日半をウィダーインゼリーで過ごしたのち空腹に襲われてお味噌汁とごはん。と思うもひと口ずつしか食べられない。バナナあるよ?と言われて三分の一食べれるけどお腹がめちゃんこ冷たい。黒糖くず湯だ!と思いつきオットに作ってもらう。胃から足の先までポカポカになった。面白ーい

          夢を叶えるために必要なこと

          夢が叶う瞬間 というものは 驚くほどさりげなく 何気なく 当たり前の風を装っているものだなと思う ・ 『家の中でこどもがブランコしてる。』 ・ 夢みたい。 でもそれは叶った瞬間の興奮から じんわりとだんだんに なんとも当たり前の 日常風、の風景に変わり馴染んでいく。 私がnoteで書きたいと思っている本当のこと。 それはオット氏のイマジネーション力こそが 夢を現実にする力を持っているという事実。 猛暑の中の床張り作業が終わった瞬間から 掃き掃除の指示が飛びました。 え、もう

          夢を叶えるために必要なこと

          この降り注ぐ時間と空間を感じているとき、そのとき、それが軒先でも旅先でも散歩先でも、家と関わりのない時間も空間も存在しない。住む家があるということは、いつも常に沢山のお金がかかるけれど、実はそれだけのお金をつねにつねに浴びるように受け取っているということ。

          この降り注ぐ時間と空間を感じているとき、そのとき、それが軒先でも旅先でも散歩先でも、家と関わりのない時間も空間も存在しない。住む家があるということは、いつも常に沢山のお金がかかるけれど、実はそれだけのお金をつねにつねに浴びるように受け取っているということ。

          わたしの木、わたしの朝日、わたしの太陽

          工事はオットの頑張りでとても順調、 子どもたちと遊んでおいでと川原へ送り出してくれ 遊んで過ごさせてもらったけれど なんとなく重だるい 昨晩はオットがわたしの不注意から指に火傷。 夕飯時には新婚旅行で買った出西窯の取り皿が 勢いよく割れた。 工事から1ヶ月と2週間が過ぎ 身体は夫婦共に引き締まってきたものの 全身の緩やかな筋肉痛なのか 倦怠感があって眠りが浅い。 オットの筋肉痛にあたってはもう 激痛の域らしいから 身体が変わって エネルギーが変わっていくまさに渦中なのだと思

          わたしの木、わたしの朝日、わたしの太陽

          自分が生きている限り、時間と空間は必ず存在している。わたしにはスペースが少な過ぎる、時間が足りなさ過ぎると思ってきた。でもいつだって時間と空間はあったのかもしれない。意識できなかっただけで。本当に大切なことは、自分の課題に取り組むこと。他人の課題に首を突っ込まないこと。

          自分が生きている限り、時間と空間は必ず存在している。わたしにはスペースが少な過ぎる、時間が足りなさ過ぎると思ってきた。でもいつだって時間と空間はあったのかもしれない。意識できなかっただけで。本当に大切なことは、自分の課題に取り組むこと。他人の課題に首を突っ込まないこと。

          ガックリくる、に思い切り浸る。

          セルフビルドの第一段階とも言うべき 下地作業が整った。 間柱、筋交が入りサッシが入り これから外壁や床材を入れていくための 墨出しや下地材取り付けや 柱欠きといった細かな作業。 まだ完璧に終わったわけではないけれど これから始まる外壁や床の作業というのは 家づくり、と言えば誰でも想像できるような作業風景に思えるのだけれど 実際はその前段階の工程でうんと頭を使うし 想像できてきない部分で分からないことだらけ。 手探りで調べたり教わったりしながらここまで来た。 だからだ、 ここま

          ガックリくる、に思い切り浸る。

          セルフビルドの舞台裏

          8時半起床。身体が重い。 夫は既に起きて、行ってくるね。 と先に現場へ向かう。 わたしは子どもたち(小3、年中)に朝ごはんを食べさせつつ 今日は昼も夜も現場で食べよう、夜はバーベキュー、やってみるかと急遽なり その支度、洗濯、掃除をできるだけ。 ・ 土日は完全に外に出てる形になるので 帰ってきて ぐっちゃ〜となってると もう平日やっていく気にならないことがよく分かり 時間がなくても下に落ちてるものだけは取り敢えず机の上に置いてから 外へ出る。 セルビルドという毎週末の取り組

          セルフビルドの舞台裏

          安全であるために。

          こんにちわ(^^) 半セルフビルドでつくる小さな木の家に暮らすまで、を綴っていますkaoriです。 ・ 今日は開け放してあった現場の入り口に 仮の玄関ドアを付け、 また被っていなかったヘルメットを 夫婦分購入し 手荷物を置く定位置に 置いておくことにしました。 これらは、 防犯上や安全上の理由ももちろんあるのですが、 『現場に入る』という意識の植え付けの為にも 大切である、というのが 用意してみての感想です。 ・ やっぱり、命の危険性もある 現場作業。 私たちがラフに出入りす

          安全であるために。