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世界文化遺産 東寺
京都にある「東寺」に行きました。世界文化遺産に登録されている、歴史あるお寺です。
東寺の歴史
延暦13年(794)に桓武天皇は、奈良から長岡京を経て平安京へと都を移し、羅城門の東西にそれぞれ大寺を置きました。
現在の京都は御所をはじめとして大部分が東方へずれていますが、東寺はもとの場所にそのまま残っていて一級史蹟に指定されています。
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アクセス
近鉄東寺駅が最寄りですが、京都駅からも歩いて行けます。京都駅からは徒歩約20分ほど。
また、東寺は広くて見応えもあるので、所要時間は約1時間をみたほうが良いです。
五重塔、講堂、金堂に入るには入場料が必要です。また、宝物館と観智院との共通券を買うと少し安くなります。
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国宝 五重塔
東寺の象徴として親しまれています。天長3年(826)に着手されますが、雷火などによって4回も焼失しています。その為、現在の五重塔は江戸時代に再建されたものとなります。
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期間限定で、夜間ライトアップもしています。
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再建時期も江戸時代と、かなりの歴史を感じます。近くで見ると大きいです。
周りは桜も咲いていて綺麗でした!
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国宝 金堂
金堂は東寺一山の本堂です。文明18年(1486)に焼失し、今の堂は桃山時代に再建されたものとなります。再建された時期も古くて驚きです。細部には唐・和風の技術も取り入れています。
こちらには重要文化財の薬師三尊・十二神将があります。
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多くの仏像が並んでいて、その姿は本当に圧巻でした!!静寂な雰囲気もまた良かったです。
重文 講堂
講堂は、天長2年(825)に弘法大使によって着工され、承和2年(835)頃に完成しました。その後、文明18年(1486)の土一揆による戦火で焼失しました。
現在の講堂は室町時代に再建されたものとなります。
堂内の白亜の壇上には、重要文化財・大日如来を中心とした五智如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の21の仏像が安置されています。これら全て国宝、または重文に指定されています。
こちらも多くの仏像が並ぶ姿は圧巻でした!是非見てほしいです。
観智院
観智院は東寺一山の勧学院で、所蔵する密教聖教の質と量では日本最高といわれています。
江戸時代の宗教政策の中では、徳川家康は黒印状をもって観智院を真言一宗の勧学院と定めています。
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中には国宝の客殿や、宮本武蔵駅が描いたとされる鷲の図などがあります。他にも、長者の庭と呼ばれる白川砂利の広がる庭や、愛染明王像など、見応えがありました!
世界文化遺産である東寺はやはり凄かったです。一度は是非訪れてほしいお寺です。