福岡市 下水道博物館
キャナルシティ博多にある「福岡市 下水道博物館」に行ってきました。
こちらは特に入館料などは必要なく、自由に入ることが出来ます。
中には、下水道の歴史や、暮らしと繋がる下水道などの展示がありました。
下水道の果たす役割として、
①街を清潔にする
家庭や工場などから出された排水が側溝や水路に流れると、悪臭や蚊、ハエの発生の原因となります。これらの水は直接、下水道に流れるため街が清潔に保たれます。
②浸水を防ぐ
下水道は、汚水だけではなく雨水も排除します。雨が降っても下水道を通して川や海に排水し、住宅や建物の浸水が起こらないように街を守っています。
③川や海の水質を保つ
汚水が直接、川や海に流れないように下水管で集め、水処理センターで処理・浄化します。これにより、川や海の水質が保たれます。
④循環型都市づくり
処理した水を再生水として利用したり、下水汚泥の有効活用を図るなど、循環型都市づくりを進めています。
よく、水洗トイレの洗浄用水として有効活用されています。
また、下水バイオガスから水素を製造し燃料電池自動車へ供給する技術も開発され、こちらはなんと世界初です。
下水汚泥は色々と有効活用され、循環型社会へと繋がっていて凄いですよね。今まで知らなかったことも分かって良かったです。
こちらにはマンホール(実物)も展示されていました。
また、この博物館ではマンホールカードももらうことができます。
マンホールカードは色々な種類があるため、集めるのも意外と楽しいです。いつかは全国のマンホールカードを集めてみたいです。
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