舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵-大阪冬の陣- レポ
舞台 刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵-大阪冬の陣-の感想です。こちらは2021年に新作2部作を連続上演した舞台『刀剣乱舞』大坂冬の陣/大坂夏の陣公演の、冬の陣を観た際の記事です。
ネタバレありの記事となっているので、まだ観たことのない方は気をつけてください!
あらすじ
慶長十九年、大坂。
方広寺鐘銘事件を発端に、豊臣と徳川の衝突は避けられないものとなっていた。
戦国時代最後の戦いとなる大坂の陣が目前に迫る時代に、本丸より出陣した六振り。
徳川陣営の偵察を進める一期一振、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎。時間遡行軍による干渉は確認できなかったが、徳川本陣を偵察した鯰尾が、家康の傍で怪しげな従者を見かけたと報告する。さらなる調査のため、再び徳川本陣の偵察へと向かう鯰尾と骨喰。一期は異変を知らせるため、隊長である山姥切国広たちのもとへと向かった。
その頃、山姥切、加州清光、宗三左文字は、潜入調査のために真田丸に入り込んでいた。大坂冬の陣の要となる出城であったが、未だ改変の兆しは表れていなかった。
山姥切たちはその真田丸で、かつて小田原の地で戦った男と再会する。今は豊臣秀頼に仕えているという男の存在に、山姥切は不穏な気配を察するのだった。真田丸で合流した一期は成りゆきから、時間遡行軍に命を狙われる秀頼を護衛することとなる。
果たして、大坂の地で何が起きているのか?
以上があらすじです。
舞台刀剣乱舞とは、俗に言う2.5次元舞台です。ミュージカル刀剣乱舞とはまた別の話となっており、キャストも同じくキャラクターでもミュージカルとは別の方です。
会場
会場は360度回転する客席のIHIステージアラウンド東京でした。実際に座席が回転する演出もあって迫力がありました!
今回は前から一桁列と前方の席でしたが、前の方の席だと全体がよく分からず、スクリーンに何が映っているのかはよく分かりませんでした。
感想
今回は、本丸より出陣した六振りとは別に、現地で謎の刀剣男士「太閤左文字」と出逢います。
この太閤左文字が登場した時の、豊臣氏との踊り……がもはやサンバみたいなノリで面白かったです!こんな陽なキャラクターだったのね、キミ。
また、舞台後半で一期は成りゆきから、時間遡行軍に命を狙われる秀頼を護衛することになります。一期はもともと豊臣氏の刀だったので、そのことがバレるとマズい……と言うわけで、最初はそのことを伏せています。
ですが、最後の最後で「私は豊臣家の刀です!(台詞はうる覚え)」と言って豊臣秀頼にひざまづくシーンがありますが、この舞台の中で歓喜余ったシーンの1つです。良い!!あと、イケメンがひざまづくと絵になる。最高。帰りにブロマイド買う。
刀剣乱舞と言えば、やはり目玉は殺陣シーンですよね。刀で闘う場面はやはり迫力があってカッコいいです!そして、この殺陣シーンで刀剣男士が負傷して、服がはだけてボロボロになっています(ゲームの負傷した絵と同じ感じでした)。これがまた良い!!!負傷してはだけた服&苦しそうな顔のセットも最高でした。
そして、舞台のタイトルにも入っている「蒼空」。太閤左文字が、秀頼と一期に対して
「秀吉も秀頼も大きくて広い蒼空」「いちごっちも蒼空」
と言いますが、この台詞もまた良いですよね。2人を表す「蒼空」という言葉。似合ってるのも良い点ですが、その言葉に2人が救われたような感じもして良かったです。
演出も迫力があって、また前方の席だったので、表情も良く観ることが出来て良かったです!
今作は2部作で、今度は夏の陣へと続いていきます。出陣する刀剣男士は変わってしまいますが、そちらも楽しみです。
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