コンプ
どうも、やもとです。
音響業界ではよく使用する「コンプ」について書いてみたいと思います。
1.コンプとは
「コンプレッサー」の略称です。音響だけでなく様々な所でこの名前は使用されていますが、音響の「コンプレッサー」とは
音を圧縮することによりダイナミックレンジ(音量の大小の幅)を狭めるエフェクト
という意味で使用されます。コンプも実はエフェクトの一部なんです。
大きな音を圧縮して小さな音との音量差が少なくなることで音量のミキシングが行いやすくなります。さらに、スピーカーはじめその他の音響機器を過大入力から守れるという利点もあります。
2.コンプの仕組み
主要なパラメーターとして、「スレッショルド(コンプレッサーが作動する音量)」、「レシオ(圧縮率)」、そして「アウトプットゲイン(音量を上げる)」の3つがあります。
スレッショルドで音量を決め、それよりも大きな音はレシオの圧縮率に応じて音量が下げられます。そして最終的な音量を必要に応じてアウトプットゲインで調整します。
ボーカルなどダイナミックレンジの広いものには、レベルオーバーをおさえ適切な音量にとどめることができます。
ドラムはコンプ必須楽器ともいっていいくらい使用されており、ドラムの音作りにはかかせません。
3.今回のおさらい
・コンプとはダイナミックレンジを狭まるエフェクト
音量レベルをここまでってきめてあげる!
・音量規制、音作り、保護目的
使用目的を明確に!それによりコンプ設定はかわってくる!
以上です。
コンプはかけ方次第で良くも悪くも音に影響しますので、注意が必要です。知識と実践あるのみですね。私も最高のコンプをかけれるよう日々追求していきます。
ではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?