#読書感想文「50歳になりまして」光浦靖子
タレントの光浦靖子さんが、コロナ渦で留学中止となった時のエッセイ。
今更読むというのもなんだけれど、今読むことで、また違った感想にもなるかもしれない。などと思いながら読み始めた。10月に図書館で少し読み、年末年始に再び借りて読みおえた。
光浦さんが、自身でも他者からも、難しい性格だと言われている意味が、なんとなくわかるような内容だった。
恵まれた環境を察するに、“所詮、自分とはかけはなれたお話だな”と思う。故に、すんなり共感ができる話ではなかったけれど、最後まで読めた。
こういう文章の書き方があるのねぇ…と参考になった。それが読みやすいと思う人と、読み難いと思う人に分かれるかもしれない。
自分が書きやすく、自分らしさが表現できる文体を、私も見つけたい。そんなことを考えさせられた。
＜文・見出しイラスト／犬のしっぽヤモリの手＞
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