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Photo by
natsuki_miwa
気の強い友達から学んだ事
私には気の強い友達がいる。
彼女とスポーツジムの体験をしてきた時の話。
色々なトレーニング器具を試し、最後にエアロビクスの体験をして帰ろうということになった。
2人ともエアロビクスや、ましてダンスなどやったことはなかったのだから難しいと感じるのは当たり前なのかもしれないのだが、1日トレーニングをした私たちならできると不思議な自信があった。
軽く踊って帰るくらいのつもりで先生のお手本を見てたのだが、ステップがかなり複雑でテンポも早くかなり難しかった。
もちろんテンポは2テンポも3テンポも遅れ、ステップは飛ばし飛ばし、体を動かす充足感はあったが踊りきった気持ち良さはほとんどなかった。
エアロビクスの体験を終え、友達と顔を見合わす。彼女も何やら不満げな顔。どうやら私と同じくうまく踊れなかったようだ。
そしてほぼ同時に、
私「難しかったねー。これは自主練しないと厳しいね。」
友達「難しかったよね。あの教え方じゃ踊れるわけない。」
同じような意味だが、この全く違う感じ方にハッとした。
私は会社で上司から自責で考えろと言われているせいかプライベートのスポーツジムでまで自分にプレッシャーをかけていた。
これからは私も(少なくとも心の中では)他責で考えよう。
身体より心の鍛え方が知りたいと思った私なのでした。