己の性癖と向き合う小旅行
なあ、手元にある薄い本の塊、どうしたらいい?
けもケ行ってきました。
久々に、異常者の日記を、書きます。
タイトルに反して即売会の内容より遊びに行った記録の方が分量多い。まあいいか。
本題入る前にIQテストです。
ケモショタ、デブケモ、ケモホモ、マスコット。
これらに共通することは何でしょう?
(解けたらIQ 9315!!)
正解は、筆者の性癖です。いかがでしたか???
危機管理能力が高い人は既にブラウザバックしていてここまで読まれないんですが、甘い人はここまで目にしていると思います。残念。折角なので読んでいってください。
なお、結構ド直球な性表現とかフィルター噛ませてなかったり、既に失いかけていた信用をダメ押しで砕くような表現も多々盛り込まれています。真人間が最後まで読んだら多分自分の事を嫌いになると思うので、この場をお借りしてお別れです。
さよなら~
お誘いと決断
インターネット上のお友達から、けもケット同行を誘われちゃった。
らしいよ。
筆者がこれを知ったのはずっと前の事。エッチじゃない本やエッチな本が売られるらしいので気になってはいた。しかし居住環境が最悪なので同人誌を保管する場所が一切無く、購入した先に未来も無く。当然毎年のように諦めていた。
キッカケを与えられた
諦めを憧れに変えてしまったのが先のネットフレンドくん(以下、フレ)である。
『ネット繋げばエッチなイラストは手に入るだろ』という心の声が遂に打ち負かされて『あの場に行きてえな』というスイッチが入ってしまった。おしまいだよもう。
行きたさが凄くなってきた。
けもケット11 開催日は、ワザップ!によると4/30とのこと。ゴールデンウィーク2日目の土曜日、一般人に優しいね。
ケモナーが一般人なのかどうかは置いといて、自分は明確に一般人ではないため丁度その日はドキンをブチ込まれていた。社会はん・・・涙
ブチ切れた。
なんで健常者に配慮する必要なんかあるんですか?という気持ちで無理やり自由時間を作る事に成功。結果行けたからよかったけど本稿入力中の今もまだまだキレてるからな。
おみくじ in 2022
今回のけもケは一般参加者が3回に分かれて順番に入場するシステム。チケットを買うとその3回のうちどこかに割り当てられる。参加者側に選択権は無し。
自分が作った自由時間では、一番遅い入場回しか間に合わん事が分かっていた。つまり2/3の確率でチケットが紙屑に化けるのである。
それでも、キチゲ解放の望みを捨てたくなかった。
結果として参加できる回を引き当てた。
今年入ってからまだおみくじ引けてなかったけど、どうやら大吉かその辺らしい。
けもケに向けて
参加できることは決まったが、コミケとかその手の即売会の経験ゼロだし生きて帰って来られるのだろうか。多少の不安はあった。でも参加確定して嬉しいからってヘラヘラしていた。
そんな時、フレから「予定立てへんか?」と提案があった。
フレと偶然同じ入場回だったので、会場内も一緒に回ることになった。
一緒に回る、つまり❝癖❞がそこそこ被っているのである。
このフレと知り合ったのは太古のオッサン着せ替えスポーツ系FPS(の中でも一二を争う無法地帯コミュニティ)。性癖と無関係の場所から信じられん異常性癖向けイベのオフが決行されるのって中々面白いと思う。
馴れ初めはともかく、事前にサークルチェックしておくのが良いって聞いたので通話しながら即席ですり合わせ。事前にtwitterで知った神絵師のスペースと、その他カタログ記載の情報からざっくりリストアップ。当日の行動は集合時間と場所だけ決めて後は流れでって感じに。大分アバウトだけど即売会初めてだからこんなもんか~となっていた。
あとはフレがどっかで宿をとるって聞いたので、折角だし便乗することにした。
イベ前日、お買い物した。
リーマンのコスプレして現地向かうのが確定していたので、ヨレヨレの姿やめたいと思って数か月ぶりに身に着けるもん買いに出た。ちょっと前にスラックスの股に穴あいてるの1本見つけたし怖かったから。
ビジカジの限界に挑戦してスラックスすらやめることにした。結果当日は下ろしたてでケツがムチりとなった。
シャツとベルトが4品セットで1.1万円!お得!
これに釣られて時間無駄にした。もっと増やすべきは私服のストックなのに社会人コスこんな増やしてどうすんだよ、と気づいたのは帰ってからのことだった。リーマンコスなのが嫌すぎてこれしか頭になかったんだと思う。
イベの翌日が雨予報だったので、メインの靴守るためにヤン・キホーテでドンキーに囲まれながらやっすい防水合皮の靴を買うた。ラスト1足割引に感謝。ついでだったけど百均でインソール買ってなかったらイベントで足壊れてたと思う。ナイス判断。
こんな感じでオタクイベントに恐れ戦くオタクがウロウロしまくって前日から足に疲労を溜めていた。バカ。
当日
メンタルが小学生だからワクワクしてしまってよく眠れなかった。クソ眠いけど荷物の確認だけして家を出る。本を入れる安物バッグの耐久性だけ不安だったけどもう手遅れ。なんとでもなれ。
健やかな人間のモノマネ
午前はとりあえず社会をシバいた。昼前にトラブル発生して危うく健常者に全てを壊されるところだった。ふざけ過ぎ。
こちとら仕事に興味が無いどころかあんたら人内に興味が無いから例の場所に行くんだぞ分かってんのか??
トラブル解消と同時に逃げ出した。
ストレスと空腹で胃腸が変よ。
このまま空腹で乗り切るのは無理だと判断してとりあえず駅蕎麦を啜った。ファストフード最高。慌て過ぎて窒息しそうになったけどなんとか食い切って電車に飛び乗った。乗り換えでモノレールにも飛び乗った。
田舎モンすぎてモノレール乗車が初めてだった。
もんげーよ。やっぱり初めての乗り物は感性を刺激してくる。
目に映る同類の香り(共感覚)
ただそれよりも乗客に混じる同士達が多くて震えてしまった。この手のイベントに行く格好としてはむしろ正しいのだろうけれど、『外見で分かるケモナー』という人種を公共交通機関で目撃したのも初めてだったから凄く刺激的。
その一方でリーマンのコスプレで参加してるのが更に恥ずかしくなってきた。ドレスコード満たしてないから門前払い食らうんじゃないかと心配になってきた。
しかしこんなこともあろうかとちょっとしたアクセを用意していた。
私生活で使う機会皆無だったmonstercatのネックレス(音楽レーベルのファングッズ)を装備した。微イキリーマンの完成である。
皆さんも是非モンキャのネットショップで買って下さい。
さて、東京流通センター駅に到着。階段下って改札を出ると、そこはもう既に濃縮されたケの者の空間。沢山いらっしゃった。耳から入ってくる界隈特有の用語、文字列でしか見た事がなかったから聴覚に届けられると認識のズレみたいなのが発生して結構厳しくなった。【任意の性癖を表す単語】ってリアルライフで聞こえてくる単語なんだっけ?というようなのが一々脳内で自動出力されてやや乱れてくる。
挙動不審にならんよう精一杯震えに抗ってフレを待つ。
対面直前になってゴリゴリに厳つい人だったらどうしようって気持ちになる。
しばらく耐えていたらフレがやってきた。「分かりやすいグッズをカバンに付けている」との事だったが、確かに。フレの癖にマッチしたキーホルダーが揺らめいている。
当然リーマンコスしてる自分の方が圧倒的に分かりやすいんだけど、なんか見つけてもらうの恥ずかしいから自分から声をかけた。
「対よろです」
みたいなことちょろっと話してTRCへ向かう。初対面だけどまあお互い腹の内分かってるし大丈夫やろ笑 くらいの感覚だった。
時間潰す場所無さそうだし、どうせあっても埋まってるはず。とりあえず待機場所に入れるらしいからinした。入ったらチケット番号で入場グループが更に分けられて、フレとしばしお別れ。
そっから入場まで数十分直立を続けた。
あんまり他者の挙動にケチつけるの良くないだろうけど一つ困ったことがあった。
目の前に並んでる殿方が、何故か後ろ振り向いて自分と向き合う形になってしまった。スマホいじってるから真正面じゃないにしても、ちょっとね。なんなら運営からの『前ならえプラス拳一個分離れて下さい』という指示にも関わらず、なんか自分の方に一歩踏み出してきてしまった…
こんなんドキドキしちゃうやん🥰
ゴメンけど前向いて頂戴😆
一歩前進は小便器だけにしよ💕
などと言えるはずもなく、スマホを握りしめながらじっと前を向くしか無かった。寝不足で不安定だったのもあって割と嫌な汗かいた気がする。最近買った中華スマートウォッチを確認すると心拍数が120辺りまで上昇していた。デバイス使いこなしててええ感じよ。
満員電車ならよくある距離感なのに、シチュエーションが違うとパーソナルスペースの大小はこうも変わるのかと驚くばかり。
・・・・・いや、俺って実は小便器なのかもしれん😂
なんでもかんでも他者が悪いと押し付けるのは良くないからね。己の小便器レベルを下げるように心がけたい。
『イベント参加という大きな一歩を踏み出した』と自分をちょっとだけ褒めていたのだが、どうやら前に並んだ人の物理的な一歩の方がよっぽどデカかったらしく胸がギューなった。涙涙涙です。
入場
耐え抜いて入場の時間がやってきた。会場に向けて歩いていると段々落ち着いてきた。心拍数が100を切ったので数値として表れていた。
フレと合流してまずはポケ〇ン系のブロックへ。膨張本1冊ホモセ本3冊VORE本1冊(とオマケ本1冊)を入手。一部はフレの影響で買った物もあるけど欲しかった本がちゃんと手に入って死ぬほど安堵した。
※vore:丸呑み系のフェチ
悩んだエースバ○ン総受け本、事前確認を怠ったため♂限定か分からず、またイ○テレオンと絡む率が高いかもしれないと思いスルーしてしまった。ちょっと心残り。
この段階であることに気づく。
内心緊張し過ぎて今すぐ会場から逃げ出したいくらいなのに、リーマンのコスプレしてるとそれ相応の笑顔がちゃんと生成できて便利なのである。いやニコニコでR-18本買い漁る人間も大分キッショいけど、これに挙動不審が加わってしまえば目も当てられないし。不幸中の幸い、どちらかと言えばマシ、といった感じだった。
クリエイターに対する尊敬の念を忘れなくて良かった。コレとリーマンコスでなんとか意識を失わずに歩を進めていける。
続いてガッツリケモホモ系のブロックへ。
さっきのブロックのやり取りで段々慣れてきたので、勇気を出して一番"""深い"""ブロックに踏み込んだ。
この辺のはフレの癖には合わないので申し訳ない気持ちになりながらそそくさと買い回る。太め本2冊ショタ系(?)2冊スリム系1冊を入手。
そして最大の目的であった神絵師のサークルで竜人本2冊低頭身オリキャラ本2冊はたおに小説1冊を入手。むっちゃドキドキした。恋かな?
そしてなんと、ついさっき「ケモホモNG」と口にしていたフレまで同じくお買い上げ。
次はマスコット系のブロックに。
妖怪腕時計のコマ○んの同人がギラギラと輝いていて、つい手に取ってしまった。
ちなR-18G。内蔵見えちゃう系の絵は自分の癖の外。なんだけど絵柄がかわいいのでなんとかなるかなって思った。キャラ愛でその辺誤魔化すのは間違ってるかもしれんけど今更遅い。
そういえばこちらのサークルの本受け取るタイミングで、売り子さんから凄い声で「アリガトー↑」と言われてしまった。マスコット界隈の仕来りに疎いので「どういたしまして(営業スマイル)」と返してしまったのだけれど何が正解だったんだろうか。瞬時に裏声使うべきだったんだろうか。誰か教えて下さい。
最終的にコマさん本3冊オリキャラ本1冊マスコット本エロ・非エロ1冊ずつ入手。
フレの方はマスコット本?オリキャラ本?沢山買っていて良さそうだった。フレ自身"その手のイラスト"を描いているので†その手の大御所絵師†に認識されていてスゲーとなった。
真面目な話、自身の癖と向き合い創作続けて交流を広げている姿はとても眩しい。
その後はフラフラと会場内を巡回。
インターネットじゃない方のお友達にワー○リのミアちゃん本買ってってあげようかなって思ったら売切れ。♂本以外は買うなという天啓やね。
買えてたとして、リアルお友達にどういう顔して手渡せばいいか分からんから売切れで助かった気がする。
最終的に22冊中18冊がR-18となった。左手のビジネスバッグと対照的に重く垂れさがったエロ同人入りキャンバスバッグが右肩にめり込んでいく。
これ以上はしんどいのと、めぼしい物大体買えたので会場離脱することに。
アフター?
こっからは、いわゆるアフターの話。単語の使い方間違ってるかもしれん。
さて、けもケのアフターと言えばもちろん同じ癖をもつ人間同士のホモセックスになるわけですが、結論から言うと実施しておらず。
いや~期待を裏切ってしまって本当に申し訳ない。
なお、フレと宿泊するビジホの予約は、イベント離脱直後までダブルベッドだったらしい。本当に。かなり申し訳なさそうな顔で伝えてくれたもん。
予約してくれたフレ曰く「部屋の仕様をガチで見落としてしまった」らしい。まあ仮にダブルのままだったとしてもフレはストレートなので間違いは起こらないから安心してほしい。
これだけはハッキリと真実を伝えたかった。
けもケで出会いを求める男たちと正反対に、我々はダブルからツインに部屋変更。あっという間にド健全オフ(要出典)に早変わり。
予想より大分早く抜け出したので、身軽になるために一旦ホテルへ向かうことに。肩が削り取られる前に荷物を置きに行くぞ。
男同士、密室、半日間。
何も起こらないはずが・・・あった。
ビジネスなホテルに到着。ちゃんとツインで良かった。
文字通り肩の荷が下りた。中から戦利品を引っ張り出した。
会場では買っては詰め込みの繰り返しで全貌が見えていなかったが、薄い本(と一部厚い本)が積み重なって塊になっていた。
ここで、自分が今まで即売会に参加しなかった理由を復習しておきたい。
この塊を前にして、「アフターのアフター、どう生きていこうか?」と考えが巡り始めた。
おしまいやね🤗
どうせ社会的に死ぬなら、その前に一通り目を通しておきたい。
そう思ったものの、R-18本は数ページ覗いただけで諦めざるを得なかった。『同室に人(本日初対面)が居るのに生理現象バキバキになってはならん』と、僅かに残った健常思考回路で自制心がフル稼働したのである。えらい。
生理現象の方を自制できないカスが機転を利かせてギリ耐えた瞬間である。えらい。こうして2回も自分を褒めたら自己肯定感がちょっとだけ高まった。
その傍ら、しっかりフェチ本に目を通すフレは自制心の擬人化かな?
ちょっと経ったら軽く足が休まったのでまた出かけることにした。
この時、通常性癖異常FPS育ちのインターネットフレンド(現時点では創作寄りの面々)が偶然近場に居ると知ったので、近くのゲーセンで合流することになった。異常性癖ショッピング満喫してきたヤバめの男二人と顔合わせてくれるフレンド達、優しい。
けもケ同行したフレも初対面だったけど、合流したフレも1人除いて全員初対面。
緊張した~
ゲムセン
入店。
早々に「戦利品みせろ」との指示があったけど、ブツは置いてきてしまったので希望に沿えず詫びることとなった。持っていたとして公衆の面前で開いて大丈夫なんだろうか。でも一般人に理解できない性癖なら晒したところで猥褻とも何とも思われないのかもしれない。
格ゲーマーと音ゲーマーの姿を見てスゲーとなった。近頃の自分は自宅で遊べるFPSすらまともに触ってない人間なので、今もFPS続けてるだけで凄いと思うし、加えてアケゲーも遊べるならもっと強いなって思う。
格闘ゲームはあのレバーで入力するの本気?って思ってしまうくらいにはハードル高いと思ってる。でも楽しそうなのでいつかは手出してみたいかも。アケ筐体のプレー感がどれほど良いものか分からないけど、凄い勢いで100円玉が吸い込まれていくのはちょっとしんどそう。
音ゲーはなんも分からん。
弐寺もウニもレーン多すぎて横認識が辛すぎるし上手い人はやっぱ凄い。ちょっと前に皆伝をとったフレのプレーを見ておお~となった。
音ゲーなんも分からんけどダンレボってゲーム、なんかプレーしたことがあったので流れでクレジットを投入することになった。
『折角オフで集まったのに一人で滝汗流すのはイヤだから、このゲーム遊ぶのイヤなんだよな、とはいえ折角だしご一緒したい、ちゃんと1桁難易度にしとこ』って思ってたのに。結局欲かいてしまって大失敗。さっきまでのエッチ同人に対する輝かしい自制心は何処行ったんだよ。
イベントで歩き疲れた足とわけ分からんドンキの靴だと低難易度すらキツかった。久々のversusプレーでマスクDDR守ってたんで苦しさ酷くて笑っちゃった。笑うと呼吸困難になって更にしんどい。
隣で元気にバー無し楽しんでいる初プレーのフレを見てこれになりたいと思った。しかしバーから手は離れなかった。踊るの好きな彼には是非ダンスラも体験してほしいと思いるよ。
続いてしっかり音ゲーマーのフレとも1クレ踏んだ。弐寺皆伝の人から見る4レーンの認識ってどれだけお手軽なんだろう。認識力も羨ましいけどおてて使う音ゲー上手い人って足で入力するのも難なくこなしちゃうのがズルいね。丁度いい選曲のためにお互いグルグルカーソル移動させる感じがなんか懐かしかった。
ちゃんと汗かいても許される格好と靴でまた踏めるといいな。この日、きっとフレ達からは汗ヤバすぎと思われてただろうけど、ちゃんとやるならこの比じゃないので。
話は変わるが、フレの一人が『インパクトパイモンぬいぐるみランチブレイク人形ピロぬいぐるみピローひなまつりアニメ周辺オープンコスプレ小道具ピローギフトバースデー超やわらかいぬいぐるみ小さな人形クッションゲームの周りぬいぐるみコスプレ人形少女少年アニメファンクリスマスプレゼント』の亀甲縛りverを持ってきていて爆笑した。
インターネットフレンドが実在するだけでちょっと面白い(失礼)のに、その懐から実体化したインターネットミームを取り出したから、それはもう、とてつもない破壊力だった。
ゲムセンに満足してからは適当にしゃべくって一般性癖方とお別れ。皆さんたれGGがとうございます。
一人じゃないゲーセン、久々に楽しかった。またね。
再度けもケ同行フレンドとタイマン行動に。そっからは腹も減ったし、メシ漁りしにブラついた。
てかこの時点で屋外が異様に寒くて草、DDRで体暖まってなかったら死んでたと思う。足の疲労感で後々死ぬか凍えて今すぐ死ぬかの2択だった。
メシは旅行気分のはずがチェーン店で手短に済ませてしまった。キッズ向け間違い探しの置いてある高級イタリアンは最高やね。即売会で溶けた財布に優しい。
落ち着いた空間で激尖り癖トークは流石にマズいと思ったので、とりあえず明日またどっか行こうか、とかいう話になった。フレがレトロゲーム好きとのことで、レトロなアケゲーが山ほど置いてあるHeyがメインの目的地に。あとは周辺練り歩けばなんかあるやろ、という感じでまとまった。PCゲーマーだしデバイス色々見て触れるところ多いからなんかお土産買うのもアリかなーと考えていた。
酒場
とりあえずあったけえ場所でぬくぬくモグモグして一息ついていたら、先ほどの非異常性癖グループの一部から連絡が。「時間空いたので飲まんか?」とのこと。自分らは拠点が徒歩圏内だし、他メンバーの終電辺りまで飲みに行くことになった。
また少々歩いてアイリッシュパブへ向かう。酒にクソ弱い自分と、アルコール耐性が未知数というフレのコンビで店に向かうのは不思議な感じがした。
その道中、通常性癖フレンド達と合流。先ほどのゲムセンメンバーから残ったのは、北の大地から上京したフレ&いいね欄を犬でカモフラージュしているフレの二人。
向かう途中、アダルトグッズのショップがあった。〈TENGAあります〉のパネル?で無関係な一般人が記念撮影しているところをフレンド達がズカズカと突っ切っていくもんだからビビった。自分は一般人さんの撮影が終わってから「スンマセンw」つって入店した。
これ系の店に入ったのいつぶりだろうか。
数時間前に人外のR-18同人を買い漁った事実がありながら、人間の♀が載っているホールのパッケージを凝視する。パッケージデザイナーさんすんません、自分異常過ぎて購買意欲湧いてこなくて・・・
買ったとして今晩泊るホテルで使用できるわけでも無く、ただのお荷物と化すだけなのでスルー。
ボールギャグの値札を見て案外高いね~とかエネマグラ見て興味あるけど難しいらしいね~と他愛もない話が続いた。
そして電動バイブゾーンで格ゲーマーである北の彼がめっちゃ良い音でテストボタンしばいてて面白かった。店内に響き渡るバチバチという音、猛烈にうねるオモチャ。何を思って連打しているのか聞いてみたところ、ボタン複数あるからストVの特定キャラのコンボは再現できるらしい。凄い。これからの人生、ベガのコンボ動画を見たら如何わしい挙動を連想することになる呪いにかかってしまった。
自分も踏みゲー齧ってたから足で思いっきりボタン踏めば良かったのかもしれんね。
電動モーション多種多様、どうやって動いてんのか割と気になった。あとバイブにウサ耳が造形されている物もあって洒落てんな~と思った。テストボタン押すと超高速微振動を起こして、そういう刺激になるらしい。女性ではないので使用不可だが、ケの者の端くれとしてはウサちゃん部分だけ切り取ってお土産にしたかった。
結局誰一人何一つ買うことなく退店。
改めて、目的のアイリッシュパブへ。
北の彼がフィッシュ&チップスを頼もうとして入店したのに、ガッツリ系フードは全部終了と告げられた。涙。
自分はアルコールを欲してはいたけれど、喉が乾いて干からびそうだったから初手ノンアル。涙(2)。
北の彼は金鬼ペールエール、犬の彼はアードベッグ10年のロック、だったかな。北の彼、前の店で飲んだビールがゲロマズだったらしくうまあじビールで上書きしたかったとか。そして犬の彼のアードベッグは凄かった。自分はアイラウイスキーってジャンルを知らなくて、運ばれた途端香ってくる存在感にはとにかく驚いた。言い方アレだけど正露丸って表現されるのがピッタリで。でもあの香り好きになっちゃったら堪らんのだろうな~。しかし一般オタクが飲んでても周りからウゥワ…って思われるだけだろうし、犬の彼が選ぶからこそしっくり来てた気がする。
残るけもケ参加のフレは、飲み慣れている北と犬の彼らにアドバイスをもらってじっくり検討。甘党で苦い物ダメ、爽やか柑橘系も甘けりゃOK、この辺りで色々候補をもらって下した決断はカルーアミルク。甘々だ!また、別腹にドライフルーツをつっこんでとことん甘味に溺れていた。
性癖に向き合うnoteだし、折角なので北と犬のお二人にも少々言及したい。
自分がマイノリティの極みである自覚があったので、今までネトフレたちの癖に踏み込むことは多くなかった。というか少数派とか関係なしに癖に踏み込むのはセクハラなんだよな。
…踏み込むことは多くなかったのだが、北の彼はムチムチしたお姉さんのNSFWイラストをtwitterでRTしまくるタイムラインの治安維持部隊であって、当然自分のTLに飛び込んでくるから自動的に"情報"が得られた。もしかするとRTできない何かもあるかもしれないけど大した問題じゃなさそう。こんなオープンなムチおね派閥の彼だが、「新しい扉を開くため」と、先ほどゲムセンでけもケ戦利品を読みたいと申出てきたのだ。飽くなき探求心に乾杯🍻
一方で犬の彼、今まで素性が全く分からなかった。先程書いた通り、twitterのいいね欄は犬、アイコンはバイク。こんなのどう考えてもド健常でしょうに。
そんな彼からの一言。
「けもケ行きたかった」
😳
かなり驚いた。先入観持つんはやっぱり良くないね。ガラッと印象が変わった瞬間だった。
さて本筋へ戻ろう。
自分はさっきのアイラウイスキーの衝撃が忘れられず、犬の彼に同ジャンルのオススメを請う。あんまり刺激的だと耐えられないかもしれないから、初心者向けの何かを探して頂いた。ブナハーブン12年がメニューにも入門用と記載があったんでチョイス。先ほどの香りとちゃんと比較したいのでロックに挑む。
運ばれてきた時の印象は、「やっぱ直線距離30cm離れてたら香りって判別できないよね。安心した」である。
グラスを手にする。ほんのりクセはあるが、初心者マークが貼り付けられててもおかしくないくらいふんわりとした香りだった。口当たりも全然キツくなくすんなり飲下すことができた。おいしい。度数はともかく、悪い酔い方もせず相性ピッタリかも。次があれば、もうちょっとクセアリなチョイスをしてみたい。
犬の彼は次にロンドンポーターだっけ、チョコレート系の甘い香りのものを飲んでいた。
わちゃわちゃしていたらあっという間にLOがやってきた。もう一杯いきたい気持ちはあったけど肝臓労わるためにやめておいた。明日の秋葉散策もあるし。
記憶曖昧だけど北の彼はズブロッカが薄いと嘆き、犬の彼はモスコミュールをしっぽり味わっていた、気がする。幅広く楽しんでて羨ましい。銅のマグカップに注がれるのが本筋という話を聞いてほえ~となった。
北の彼曰く、日本国内でも北の方に住むとアルコール摂取して暖を取るのが当たり前らしい。ストーブの燃料尽きたら酒で自分の命を燃やすのである。
アルコール弱者は絶対北上できないねぇ。
最後に、今日の一句。
タクヤはともかくレーズンに大変失礼である。食べ物で遊ぶのはやめようね。
ちょっと短かったけど、犬の彼の終電近付いてきたので退店。
久々にお酒美味しかったし色々教わってタメになった~
駅付近まで見送ってお別れした。
また今度、しっかりお話しましょう🙌
さて、先程ゲーセンで戦利品開示請求をしてきた北の彼はまだ時間があるとの事で、我々の異状性癖拠点に遊びに来ることになった。
移動中、北の彼からエアガンショップとラーメン屋を紹介される。翌日の体調次第で参ろう、ということになった。
ただいま
ホテルに帰着。
北の彼、本当に読むんかな?と思ってたら早速フレの薄い本に手を伸ばした。同行したフレのフェチは大体腹がデカい物。シンプルにデブ、膨張モノ、そして性器がデカいモノ等。ただ、神絵師のホモセ本も買っていたのでその辺も食える…のだろうか。ちんちん大き目だからかな。
以下、ムチ姉が性癖の北の彼による貴重な第三者意見。
※この辺の記憶が薄い
北の彼はまず膨張系の本を手に取った。
「太すぎるッピ」
次も膨張系。
「お太い」
その次は着ぐるみ体型のオリキャラ本を手にした。
「さっきまでのが太すぎて細く見える」
思わず笑ってしまった。自分は表紙しか見えていないのだが、さっきまでの本の表紙と比較すると相対的に細い。絶対評価なら太め判定出せるんだけど・・・と思ったその時。
「いや終わりの方やっぱり太かった笑」
流石よ。
続いて、(筆者視点での)神絵師のオリキャラ本を手に取った。
「これ、絶対[筆者]が好きそう」
よくお分かりで。デフォルメ♂人外がパブリックスペースでシコって大量に射精する本、絶対好きそうだもんな。。。
そして同じサークルの竜人系ケモホモ本(既刊)を開いた。
「これはケモナーじゃなくてもエロいと分かる、ケツとかもキレイに描かれていて臭そうじゃない、加えて心理描写が上手すぎる」
驚くべきリアクション。
神絵師を何が神絵師たらしめているのか、界隈外の人から具体的に示されてしまったのだ。
北の彼がここまで真剣に試読していたことが分かって勝手に嬉しくなった。
最後に、また同じ神絵師の竜人系ケモホモ本(新刊)にサラっと目を通していた。
「これも高得点、さっきのは満点」
とのことであった。素晴らしゅう。
手元に同じ本があるのに俺も早く読みたいと願うこの感じ、わけが分からんな。
この辺で北の彼もタイムリミットが近づいてきた。自分の戦利品は開示しなくて済んだが、仮に何か見せるとしたら上述の神絵師本は間違いなく手渡していたし、さっき読んでもらってて良かった。
そして北の彼は異常拠点から去って行った。
エッチな本読み漁って終電迎えるの人生で1回くらいはやってみたい。
GG~
残されたフレと自分。
既に大分眠かったし疲れていたので、二人してスマホ弄ったり買ってきたお菓子つまんだりしながらまったりしていた。あと自分はノリで買った健全本と多分勃起に至らないR-18Gに目を通した。フレにオススメされて買ったポケモ○膨張本、ノリで買ったマスコットオリキャラアンソロジー(100ページ超)、これまたノリで買ったコ○さんの健全イラスト及びグロ系2冊。凄かった…
特にグロは最近のグロ系ホラーとか今は亡きliveをleakするサイトとかの経験値は活かされず、ポップな絵柄と描き込まれた生々しい中身のギャップで圧倒された。もっとリアリティ追求するジャンルとかあるのかもしれないけどまだ自分には早いかな。
その他、フレ側で単独購入した膨張、肥育系?詳しくなくて申し訳ないけどその手の本をいくつか読ませてもらった。とにかく丸い、デカい。ただテーマによってはその腹に何が詰まっているのか、気体なのか脂肪なのかでちゃんと描き分けられていてこだわりを感じられた。
続いて渡されたヒダイマックス系R-18本も、念のため目を通した。ちゃんとした濡れ場があるわけじゃなかったのと、若干ギャグ寄りであったので辛うじて”””自制”””できた。ただシチュエーションがシチュエーションで、伝ポケのカップリングと望まぬ肥大化と、背徳感マシマシで凄いと思った。自分がもしポケモンBW既プレイだったら自制できずに試読リタイアしていたかも。
続いて渡された着ぐるみ体型オリキャラR-18本、こちらはちゃんと行為が始まってしまったのでアカンかった。何とは言わんが中に出されるとその魔力?で膨張するみたいなシチュだったかな。出す出さないの前段階で叡智杉ゆえ平常心保てそうになく断念。
その日のコンディションもあるけど、この時は少しちんちん映るだけで無理そうだった。眠くてストッパー緩み始めてたかもしれない。
これ以上は危険だと判断。
明日の目的地ざっくり確認してシャワー浴びて就寝。
そうだ、とりあえず思い出に戦利品一覧を。
※3枚目の下段が今回最も買いたかったサークルの5冊。生ではないけどちゃんと分かるくらいの布越しちんちんが映っているので、ツイート直前に踏みとどまってモザイクをかけることになりました。恐らく、多くの人が表紙だけで射精可能な描き込み具合だったので。
申し訳ありません。
翌日
普通に起きた。メンタルが小学生なのでアラーム前に目が覚めてしまった。夢精もせず爽やかな朝だった。
荷造りして10時には退出せねばならん。フレは自分がガサゴソ作業してる音で起こしてしまった。許して。
また同人誌の塊を肩にかけることになって気が滅入った。
案外チェックアウトまで時間が無かった。しかし昨日オススメされたラーメン屋の開店が11時。割と時間空くし、ホテル1Fのカフェで時間を潰すことに。自分は麺のためにフードは我慢して、フレはパンケーキを食した。シロップドバドバクリームべっとりで朝一から甘々、流石である。その摂取カロリーでどうやって体型維持してるんだろう?代謝ヤバイのかな。
11時チョイ前になったので麺屋に移動する。少し歩くと謎の人集りが。もしや?と思って進んでみると、やっぱり行列だった。
もう少し近づくと、その行列は店と垂直に並ぶ縦一列じゃなくて、横並びの折り返しが繰り返されていた物だと気づく。その時点でざっと20人強の待ち列。元々行列店ではあるがこの量はアカン、GWパワーだろうか。
フレと相談し、鴨そばの為に半日潰すのは勿体無いと判断して、悔しいけど別んとこで腹を満たすことに。すまぬ北の彼。
待ち無しチェーン店最高、一番好きなFPSです。簡単に腹を満たして退店。
秋葉に向かう前に昨日教わったエアガンショップへ。
サバゲーなんも分からんけど、やっぱり実物を一つくらいお家に飾りたい欲はある。飾る場所が無いだけで。ショップには既製品として売られているエアガンとそれ用の色々なカスタムパーツが置いてあって興味深かった。高倍率のデッカいスコープとか、見てるだけでワクワクしてくる。ただBB弾がその遠距離までちゃんと飛ぶんだろうか?
一番驚いたのは回転式グレネード。ガス充填して弾も詰め込んで準備、ピン抜いて放り投げたら自動で回転しながらBB弾を撒き散らすらしい。発想がいいね。あと、エアガンを自前でフルカスタムすることも出来るらしく、メタリックレッドのカラーなどが置いてあった。スポーティーでカッコイイ。
ざっくり見て回って満足。フレはシルバーの入ったハンドガンをお土産に・・・と思っていたらしいが、結局価格と折り合いが付かず手ブラで離脱。
再び秋葉へ向かっていく。
創作勢のための高架下
道中、高架下になんかよさげな空間を見つける。モノづくりのお店が軒を連ねる一画があった。その中の一つを通り過ぎようとしたら、フレと二人して足を止めてしまった。
・・・可愛すぎるだろ。
はい。UAMOUくん初めまして。これからよろしくね。
確実にターゲット層から外れている人間が勇気を出してSTUDIO UAMOUに入店。
めっちゃ眺めた。心が洗われた。
ちなみに併設しているカフェの窓際にもグッズが沢山ならんでて良かった。非売品?らしきデップリ腹デカUAMOUくんも居た。
なんかこう、良い歳した男なので少しはためらってしまうけど、ちょっとくらいグッズ持ってても許される、Tシャツもギリ許されそう、そんな感じがしたんすよ。許されてほしいって願望が強いだけなんだけどさ。
てか、そもそも自分が白くてシンプルな造形のマスコットが好きなので。エッチな視点抜きで『癖』なんですわ。
じっくり眺めてフレはいくつかグッズお買い上げ。自分は色々悩みすぎて混乱してきたから判断能力回復した後でネットショップを使うことにした。数百円から1万円オーバーのグッズまで並んでいて、普通に万の方のグッズに手を伸ばしかけた。危なかった。荷物多すぎるしバッグん中でめちゃくちゃになっちゃうのも困るしね。
というわけでむっちゃ良いお店を発見したのであった。またいつか実店舗にも遊びに来るぞ、併設のカフェも使おう。そう心に決めて退店。
ちょっと歩くとまた興味深い店を発見。
創作カフェ?
窓から少し内側を覗く。色んな人がガッツリ絵を描いている。店舗の説明を見てみると、早い話マンガ喫茶のお絵描きツール版ということだった。お~良さそう。絵心の無い自分でもこれは惹かれてしまうがな。
決まりだった。
「Hey行った後はココやね」
フレとそう約束して今のところはスルー。待っとれよ見知らぬ画材たち。
秋葉に着いた。駅のロッカーにエッチ同人たちをぶっこんで肩を救済した。駅の連絡通路を歩いていたところ、スクエニカフェ?の物販に気付きフレと入店。マスコットがかわいいことは知ってるけどスクエニのゲーム何も分からんのでチョコボのぬいぐるみ眺めるくらいしかできなかった。
フレはタロットカードとワイヤレス充電器を購入。占い方は分からないらしいがファングッズとしてイラストカードが沢山手に入ると考えればOKか。是非占いの方も習得して今度自分を占ってほしい。
ゲムセン(2)
そこからちょっと歩いてレゲー天国に到着。
フレがSTGに詳しいので色々見て回った。とにかく数が多かった。
フレに誘われてダライアスバーストにクレを投入。難しい。
ボスの攻撃パターン全く把握できないまま惨殺された。あとウルトラワイドモニターなお陰で自機を見ればいいのか敵の方を見ればいいのか分からず自分の視野の狭さを呪った。
1クレ50円セールやってたので残機無限にして再挑戦。思いっきり甘えだけど楽しかった。自動回復のビームで上手い事雑魚処理したかったけどリソース管理分からんくて枯渇したり溢れさせたり我ながら下手くそだった。「BGMが良い」と言われたけどプレーしながらBGMに意識割くのがしんどく、またSEが鳴り響いてる中でちゃんと聞き取りできんかった。
なので今、spotifyで聞き漁りながら本稿を打ち込んでいる。ボーカル効いててかっこいい。
ちなみにheyには2台並んでおり、右側の筐体は爆音。ウーファーか分からないけど低音でケツから体の芯まで揺らされて凄かった。
1コンティニューに1クレつっこんでたら凄い金吸われてたと思う。最高難易度のボスステージは特に弾が色んな方向から攻めてきて視点が迷子になった。初見でこれはしんどかった。
他、ガンコン備え付けのゲームを数クレ遊んだ。両手持ちで反動がえげつないシューティングで腕パンパンになった。タイトルは忘れた。
音割れACシューティング
その後、すぐ隣にあるすんごいレトロな筐体にクレジットを突っ込んだ。
右の男たちが持っているUZIっぽいガンコンを握ってプレー。グラフィックはかなり古臭い。
調べたら1988年のゲームだった。
クレジットを投入してキャラ選択後、信じられないレベルの音割れBGMとナレーションが我々を包み込む。
フレと二人で腹の底から笑ってもうた。
残念ながら、異常FPSで育った人間は音割れ音声を聞くと笑いが止まらなくなってしまうのだ。筆者の別の記事でどういう思考回路をしているか、なんとなく察してもらえるとありがたい。
ステージ開始→銃撃→ステージクリア→カットシーン→次ステージ→・・・
という流れでゲームが進行する。各ステージプレー中はBGMが鳴っていないので銃声だけが響く。正直これが音割れしていても何とも思わないが、ステージクリアの際にはファンファーレが鳴ってしまうので、嫌でも音割れしていることを認識させられる。もうダメ。2クレ目あたりでやっとAIMの調子上げられたのに、このファンファーレで全部ぶち壊される。1ステージ毎に集中切らしてくるのこんなんズルいやろ普通になんやねんコレ。
この筐体は是非、全世界の皆様に遊んで頂きたい。非常に味わい深いので。Heyスタッフは一生この筐体の音響をメンテしないで下さい。
面白かった。いいゲーセンだった。
音ゲーコーナーすら古い筐体がぽつぽつ置いてあったし、懐かしい気持ちになるなら遊びに来たい場所。
でもさっきの音割れシューティング置いてればもう満点よ。
満足して退店。
本降りの雨になっていた。最悪や。
ロッカーからエッチ本回収して例の創作カフェへ。
画材天国
いざ入店。
3hで2100円。ドリンクバーと画材使い放題。5h以上はフリータイムがお得らしい。いつか開店凸してみたい。
店の雰囲気からしてメイン層は女性と思われた。
コミュノート的な物を覗いてみたけどやはり女性客が多そうであった。
店内に大量のコピックパステル色鉛筆ペン類etcリアル画材多数。水彩画もOKらしく筆やパレットなどツール一式有り、洗い場もあるので体一つでやりたい放題できるらしい。使いこなすスキルさえあれば・・・
あと、予約すれば液タブ・板タブも使えるらしい。アナログデジタルどっちも体験できてお得。
フレの方はゴリゴリに絵を描き始めた。
ちょっと経って「ほい」と見せてきた悪そうな顔の女の子、「今作った」と。資料無しで即席オリキャラまで仕上げるのか~と感心していた。
自分はどうしようかと悩んでいた。お絵描きツール、散々義務教育で筆とかいうゴミツール使わされて萎えてたしその他は色鉛筆くらいしか経験が無いんよ。もちろんそれすら使いこなせるレベルなわけでもなく。
しかしこの画材の山を目の前にして、ただの高級ドリンクバーとして過ごすのは悲しいので、使った事の無いクレパスとかコピックとか触ってみた。
おもしろ~
小学生に筆じゃなくてコピック買い与えれば図工嫌いになるんが減ると思う。塗りやすいし色キレイだし。
紙に適当な色を置くだけの作業は流石に飽きてきた。なんか描こうと思っても手癖で描けるキャラなど無いので、適当に思いついたのを資料アリで描こうかなってなった。恥ずかしくなりながら描いた。店員の視線が通るテーブルだったので燃え上がりそうなくらいだった。
R.I.P. 絵心
線が引けない人間なので一生塗り絵だけしていたい。
あっという間の時間だった。
フレの方は線画4つくらい書き上げて最後の1時間で色塗りまで仕上げて終了。作業スピードがエグい。フレもコピック初めてらしいが、重ね塗りで良い感じのグラデーションを表現していてこれが地力ってやつか、と思った。
お互い色塗りの1枚が落ち着いたので退店。
雨と寒さでとんでもないことになっていたが、この高架下のまったり空間から飛び出すしかなかった。
歩くこと十数分、駅に着いた。
同じ電車に乗ってしばらく感想など語った。イベントも良かったし、フレはさっきのカフェが大分お気に入りとのこと。絵描き勢のオフで使うなんてこともできそうだしええ感じやね。
フレは新幹線乗り換えのために下車。お別れした。
対あり~
後先考えずにけもケ童貞を捨ててフレンドと楽しく過ごせた一泊二日、かなり良かったです。エッチ本サークルの皆様、及びインターネットフレンドの皆様、ありがとうございました。
終わり
終わらせにかかる。
けもケ終了してそろそろ1週間が経とうとしているのに、まだ購入した同人の3割も読めていない。他の数多のケの者は終了直後に読了、それどころか同士とのホモセに勤しんでいるというのに。どっちも羨ましい。
当然読みたいのだが、読むなら射精とワンセットにすべきところ、前述の通り居住環境が最悪なのである。さっき読んだといった3割も射精を伴わない鑑賞となっている。それだけでなく、今こうして文字をバカスカ入力しているお陰で更に読むタイミングを逃している。誰か助けてくれ。
なお、購入した同人誌の塊は、イベントで使ったバッグにそのまま突っ込んである。なぜなら、保管場所が無いから。
キャンバスバッグが丸々一つ犠牲になって大切な同人誌を包み込んでいる。あのうっすい生地1枚で。誰か助けてやってくれ。
どうする?
抑圧され過ぎた環境と人間性から生じた歪みで小規模な爆発が起こった。結果、束の間のキチゲ解放に成功した。しかし終わってみれば、エッチ本すら自由に保管できない状況を再認識させただけ。やはり○○を皆○しにしなければ真の解放には至らないんか?
『エッチ本の方を処理する』
これは簡単だが、キチゲが再度限界を迎えたらまた同じことが起こってしまう。そもそもクリエイター側に申し訳ないし、自分に嘘ついて本を放棄するのは非常にバランスが悪い。今回処理できたとして、同じことが延々繰り返され、気付いたころには中年ホモケモナーの仲間入り。その頃には性癖の歪みを遥かに超えて人格歪むのが目に見えている。
"癖"の方が奇跡的に矯正されることでも祈るしかないのだろうか。時間が解決してくれる問題かもしれないが、その"時"を迎えるまで、終わりの見えない耐久戦がこの場で開幕してしまった。
なあ、手元にある薄い本の塊、どうしたらいい?
以上