テキストエディタはやっぱりK2エディタが最高だった!

愛用しているテキストエディタ、K2エディタ。手になじんでおり使いやすくて言うことなし!
なんですが、たったひとつの欠点がSDIであること。
SDIとはシングルドキュメントインターフェイスのことで、扱えるファイルは一度にひとつ、という仕様です。
K2エディタでいえば、テキストファイルを開くたびに新たにK2エディタが立ち上がるワケですね。

SDIに対してMDIというのがあって、こちらはマルチドキュメントインターフェイス。2つ以上のファイルを扱えます。
ファイルの切り替えは、タブで行います。タブ式エディタ、などと言われます。

SDIだと何が困るのか。まあ、特別困るということもないのですが、タブ式エディタならコントロールキーとタブキーの操作で編集するフィアルを切り替えることができます。
ですが、SDIのK2エディタではオルトキーとタブキーで切り替えます。アプリケーションソフトの切り替えと同じ操作ですね。
同じK2エディタではあるけれど、扱っているファイルによって別のアプリのように切り替える必要がある。

それが大変な不都合、ということではありません。ただエクセルでファイルを編集することを思い出してください。
エクセルもヴァージョン2013以降はSDIで、ひとつのファイルに対してひとつのエクセルが開きます。
ただエクセルファイルはブックという概念で扱われ、シートというページをタブで切り替えることができます。

K2エディタでも、エクセルのシートを切り替えるような感じでテキストファイルを切り替えることができたらなあ、と思うのですよ。

仕方ないので、タブ式エディタを探してインストールしてみたりするのですが、どうも操作性が……。

先日見つけた甘木テキストエディタはタブ式ですし、背景や文字色の設定も自分好みの設定が可能ですし、キーカスタマイズも柔軟性が高くて、
これならK2エディタの代替ソフトウェアとなりうるか! と思ったのですが。

ちょっとだけ挙動がスムーズじゃなくて、「やっぱりK2エディタには及ばないか~」なんて。

たぶん、甘木エディタは高機能過ぎるために時間がかかるのでしょう!

ちなみにK2エディタの使い勝手のよさは、キーボード設定から、ほぼすべての操作にショートカットキーが割り当て可能なことで成立しています。

ぼくがK2エディタに設定しているのは、ざっと以下の通りです。


・Ctrlキー+Hで、バックスペース(カーソル左を一文字削除)
・Ctrlキー+Gで、デリートキー(カーソル右を一文字削除)
・Ctrlキー+Mで、エンターキー(変換確定や改行)
・Ctrlキー+Eで、一行上に移動
・Ctrlキー+Dで、一行下に移動
・Ctrlキー+Rで、一文字右に移動
・Ctrlキー+Wで、一文字左に移動
・Ctrlキー+[で、行頭に移動
・Ctrlキー+]で、行末に移動
・Ctrlキー+Jで、指定行に移動
・ALTキー +Rで、単語単位で右に移動
・ALTキー +Wで、単語単位で左に移動


これくらい設定しておけば、電子作文の時には実にスムーズにテキスト入力と編集が可能です。
強いて言えば、指定行に移動するように、指定した桁(カレント行の何文字目)に移動できる設定があればいいのですが、まあそれは単語移動で補いますよ。

Ctrlキー+Gをデリートキーに設定する、というのができないテキストエディタや、一行上(下)への移動が設定項目に含まれていないテキストエディタもあります。
たとえそれがタブ式テキストエディタであっても、電子作文時のスムーズな操作ができないとあらば、K2エディタの代替にはなりえません。