開運を呼ぶ！招き猫を作りに行こう　　―モデル・小谷実由さんと絵付け体験―

日本の縁起物の代表格「招き猫」。見た目が可愛いだけでなく、家に置いておくだけで福を引き寄せると言われるからこそ、一家に一つは欲しいところ。そしてどうせなら、自分だけのとっておきのアイテムを手に入れたくないですか？　
ということで、今回は谷中にある「カフェ猫衛門」にお邪魔し、招き猫絵付けを体験。猫好きモデルとして知られる小谷実由さんがナビゲートします！

モデル小谷実由さんがナビゲート！

今回ナビゲートしてくれるのは、モデルの小谷実由さん。
ご自身もスコティッシュフォールドのしらすちゃんを飼っているから、猫の生態についてはしっかりと把握しているので期待が高まるところ。
「今日はせっかくオリジナルの招き猫が作れるということなので、しらすの絵柄を描きたいと思います。前日にちゃんとイメージトレーニングしてきたんですけど、絵が苦手なので上手に描けるか不安です……（笑）」
と少し自信なさげですが、早速取り掛かってみましょう！

まずは招き猫の種類を選定！

今回お邪魔したのは、谷中にある招き猫専門店「谷中堂」の一軒お隣にある「カフェ猫衛門」。通常のカフェとしての営業はもちろん、招き猫の絵付け体験をすることができるお店。素焼きに下塗りを施した招き猫にペンで彩色しながら、オリジナルスイーツを楽しむことができる。

招き猫は全部で4種類、大小サイズが選べるだけでなく、右手を挙げているのが「金招き」、左手を挙げているのが「人招き」と、招きたいものによって選ぶことが可能。小谷さんが今回選んだのは、小さなサイズの左手を挙げている招き猫。「しらす柄の人招き猫を作ります！」と意気込みたっぷり！

自分の好きなところから絵付けを開始！

まっさらな白地の招き猫は、自分の好きなところから絵付けを開始することができる。小谷さんが最初に色付けし始めたのは、耳や鼻などの細かい部分。
「毎日しらすを見て生活しているのに、描くとなると難しいですね……。頭の中ではイメージできているんですけど、失敗したくないから写真見ながら描きます（笑）」
と、ケータイをカンペ代わりにしながら絵付けを進めていく。

しらすの特徴について伺うと、「グレーのハチワレ猫なので、そこをちゃんと描けるといいなと思っています。でも、あんまり凝りすぎると時間がいくらあっても足りなさそうなので、一番はハチワレ部分を完成させるつもりです。私しらすのヒゲも大好きで、抜けたやつを集めているんですけど、ヒゲも上手に描けるといいな〜」と集中力を高めつつ、絵付けしていく小谷さん。

お店の人に絵付けについて伺うと、「だいたい30分から1時間くらいの間でみなさんやっていますね。中には黒猫を描く方で全部塗りつぶしをするため、1時間以上かかる方もいらっしゃいます。お客様の8割くらいは外国の方で、観光でいらしている人が多いです。事前に予約してからお越しいただくと、スムーズにご案内ができますよ！」
なんて話を聞いている間に、小谷さんの絵付けも佳境へ！

招き猫「しらす」が完成！

ついに招き猫が完成！
描いてみた感想について聞いてみると、「初めは緊張しながら描き始めたのですが、やっていくうちに自分が日頃猫と暮らしている中で、どこを見ているのかを思い出しました。それによって、自分は猫のどこが好きなのかを再確認することができてよかったです」
ちなみにどこが好きかについて伺うと、「手の肉球の色の部分や、ヒゲが長いところが特に好き。だから、そこをちゃんと表現することができてよかったです」と小谷さんも満足そう。

最後にしらす版招き猫とツーショット！
「ちゃんと描くことができて安心しました！すごく可愛くてお気に入りです！」

カフェ猫衛門
☎️03-3821-0090
〒110-0001 東京都台東区谷中5-4-2
営業時間：11時〜18時
定休日：月曜
金額：2,750円（小サイズ）、3,300円（大サイズ）

衣装クレジット：
トップス¥19,800／HAKUJI（SHOWROOM LINKS 03-3401-0842） 、イヤカフ¥27,500、ネックレス¥58,300、ハートのチャーム¥40,700、シルバーのリング¥44,000／MARIHA（MARIHA 03-6459-2572）

スタッフクレジット：
photo:Nobuko Baba（SIGNO）
stylist：Kaori Kawakami　hair&make-up：Boyeon
edit&text:Makoto Tozuka
Produced by MCS（Magazine House Creative Studio）