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私たちの年金「年金制度改革」
「60歳定年退職を機にFIREを達成?」「続60歳定年退職を機にFIREを達成?」は、今後の暮らしをどうするかをプランニングあるいはプランニング中の結果を記載した。その中で最も疑問に感じたのは「老齢厚生年金」を受給できるかどうかで全く老後が違ってくる点だ。そのためには「厚生年金保険」をしっかり納めるべく公務員になるか会社勤めをする必要がある。まあ農林水産業や自営業などには定年がないし、代々家業を引き継いでいけば生活基盤はあるため小遣い程度に年金があれば問題ないとも言えるが、あまりにも違い過ぎて差別かと思うほどだ。
余裕があれば会社組織にして「厚生年金保険」を夫婦そろって支払った方が確実にいい老後になるように感じるが、国としては不公平感を無くすために同等の制度を設けるべきだ。「老齢厚生年金」が有るか無いかの差を埋めるべく公的に「国民年金基金」が平成3年に創設されているが、加入者は増えていない。国が引き取って制度を維持するべきではないかと思ってしまう。また「厚生年金保険」は強制的に給料天引きされるのも逆に不公平なので、全国民制度を一元化して所得に合わせて徴収する税金化がいい。そうすれば所得に応じて年金増となるから所得隠しが減って税収アップだ。