癖にしたい!!深呼吸!
学生時代、気功に少し興味を持っておりました。私の勉強していた教えで気と血液(気血)の流れに重きを置いておりました。
どちらかというと東洋医学にも近い教えはあると思いますが、気功という事で気にも重点を置いております。
言うなれば気と血の2点に重点を置いているだけなので、非常にわかりやすいのです。気血という事で気は血流と一緒に流れているというわけです。
1.血流の流れが全て
冒頭でお伝えしたように気血の流れと言うものをかなり大事にしている教えでした。
血流が毛細血管細部まで行きわたらない為に、冷え、凝り、腰痛等軽い症状から激しい痛みが生じ、臓器なども活性化されないと、病気、疾病を引き起こすわけです。
また、血流と同時に流れている気も大事な役割があるのです。お腹が痛くなった時にお腹に手を当てたり、子供に『痛いの痛いの飛んでイケー♪』というのは気を用いた手当てです。
2.血流の流れを滞らせない為には
結論から言うと深呼吸、特に腹式呼吸を推奨しております。現代人は呼吸が浅いと言われている為に肺が活性化されず、その為心臓が十分な血流を毛細血管まで渡らせる事が出来ておりません。
ではなぜ、呼吸が浅いのかと言えば猫背と言う事もあるようです。猫背の状態で呼吸をしてみると確かに浅い呼吸になります。
また、内臓下垂の原因も肺が活性化していない為に脾臓等にも影響を及ぼし、内臓を正しい位置に維持出来ないのです。
3.とにかく深呼吸
やはり、すぐに出来るのは深呼吸でしょう。また、深呼吸をスムーズに行うにも背筋をしっかり伸ばして、肺を極力活性化させるのです。
酸素を沢山取り入れ、毛細血管まで血液に乗せて、酸素や気を送りこんでやりたいものです。
学生時代に好きだったとある気功の教えでしたが、確かに深呼吸を良くして、身体の怠気が取れたのを思い出しました。確かにこの頃は血中酸素濃度も99%でした。今は90代ではありますが、中々そこまで高く行きません。
とにかく、あの頃のように背筋を伸ばして、沢山深呼吸していこうと思います。