【ネタ台本】オリジナルの漫画(動画あり)
どうも、センサールマンの山﨑仕事人です🐈
noteでネタ台本をアップしています。
まだ舞台でやっていない「台本だけ」の状態のものです。
センサールマンのネタは、最初に僕が“とりあえず”一本書いていって、そこから二人で“超大幅に”作り直すということが多いんですね。
実際にライブでやる時には最初の原型を留めていなかったりします。
このnoteではその“とりあえず”の原型を楽しんでもらって、いつかライブでやる時に「あれがこうなったか~」と楽しんでいただけばありがたいです。
今回は45分間でネタを書き上げててみる『しごネタ作り』の回です。
どんな出来であろうと45分でムリヤリ終わらせます。
ちなみに仕事人の「しご」と45分の「しご」がかかっていて面白いです。
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【漫才】オリジナルのマンガ
愛「あなたオタクじゃないですか。」
山「いきなりなによ!」
愛「マンガ好きでしょ?」
山「まぁ確かにマンガはかなり読む方だけど。」
愛「実は僕最近マンガを描いてるんです。」
山「マンガを?」
愛「マンガをヒットさせて一獲千金を狙おうかなと。」
山「いやー、そんな簡単じゃないよ?」
愛「だから今日はそのマンガの内容をお話しするんで、マンガ好きのあなたに面白いかどうかを判断してほしいんです。」
山「あー、なるほどね。そういうことなら任せてください!判断してあげますよ。」
愛「生まれて初めて人の役に立ちますね。」
山「そんなことねえわ!いいから、はよ聞かせて。」
愛「まずこれは少年マンガです。」
山「なるほど。一獲千金を狙うなら市場の大きい少年マンガがいいと思いますよ。」
愛「主人公は山賊なんです。」
山「ほー主人公が山賊!ダークヒーローって感じですかね?まぁ最近は勧善懲悪ものよりもそういう方が流行ると思うんでいいんじゃないですか。」
愛「その主人公は常にシルクハットを被ってます。」
山「山賊がシルクハット?…ん〜まぁそのアンバランスで違和感のある見た目は案外キャッチーで悪くないかもですね。」
愛「そして主人公には特殊能力がありまして。」
山「あ、特殊能力は大事ですよ!これで読者を掴めるかどうかが変わってきますからね!」
愛「なんと、主人公は体がガムのように伸びるんです。」
山「ガムのように!?」
愛「この能力は地獄の種を食べることで得られまして〜」
山「あー!ちょいちょいちょいストップ!」
愛「はい?なんです?」
山「似てるなぁ。」
愛「似てる?なににですか?」
山「これにそっくりなマンガがあるのよ!知らんの!?」
愛「え?その作品もシルクハットの山賊がガムのように伸びるんですか?」
山「いや全部微妙に違うんだけどな!!」
愛「まぁもう少し聞いてもらえれば違ってくると思うんで。」
山「あぁ、そう?じゃあ続きをお願いします。」
愛「この主人公のヌフィなんですけど〜」
山「ヌフィ!?主人公の名前ヌフィ!?」
愛「はい、そうです。」
山「似てるけど気持ちの悪い名前!!」
愛「ヌフィがなぜ山賊になったかと言うと、この世界にはかつて山賊王と呼ばれた男がいまして〜」
山「あー出た出た!」
愛「山賊王の名はモールド・ゴジャー!」
山「気持ち悪い!!名前のセンスどうなっとるんだよ!?」
愛「そのゴジャーが死に際にある言葉を残したんです。」
山「言葉?」
愛「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる!探せ!」
山「セリフに至ってはそのまんまだ!!」
愛「この言葉によりフジワラのヌフィは〜」
山「フジワラ!?なにそれ!?」
愛「ヌフィの苗字です。」
山「もう完全に麦わらのルフィに寄せにいっとるだろ!!なんでシルクハットのヌフィじゃないんだよ!?」
愛「ヌフィには決め台詞があるんです。」
山「決め台詞…?」
愛「山賊王にワイはなる!!」
山「関西人なんだ!ちょい!もういい!もういい!!」
愛「なんですか?」
山「内容が被りすぎてて聞いとれんのよ!」
愛「えーそんなにこのサンピースに似てるマンガがあるんですか?」
山「サンピース!?このマンガのタイトル、サンピース!?」
愛「サンピースのサンは『山』です。」
山「山賊だけにかな?いいよ!とにかくその作品は無理です!」
愛「そうかー。じゃあもうひとつ考えてるからそっちも聞いてもらっていいですか?」
山「えー、まぁいいですよ。どんなですか?」
愛「これは、炎を操る能力を持った忍者がゲームの世界に転生して伝説のドラゴンを倒す旅に出るっていうマンガです。
山「おー!具体的にどの作品と被ってるとかはないけど、オリジナリティが、」
2人「ない!!どひゃー」
動画(後日追記)
後日このネタを実際に舞台で披露した動画を貼っておきます。
台本からの変化をお楽しみくださいませ。
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