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ATG TRAIL / 厚木大学学園祭 で「日常」の楽しさを知る
ATG TRAIL走ってきました
今日は終日お休みをいただいて、トレイルランニングレースに参加してきました。参加したレースは神奈川県厚木市で開催された「ATG TRAIL」ショートの部(25キロ)です。
ATG TRAILは厚木市街地から丹沢の山の方面に走って戻ってくるレース。
50キロのロングの分と今回参加した25キロのショートの分の2つがあり、今回は家族で大会会場へ向かったのもあり、ショートの部にしました。
コースそのものは3分の2が舗装路3分の1がトレイルと言う割合。
標高は高くても400mほどではありますが、山の中から街を見下ろすことができる気持ちの良い里山を走ってきました。街と山がここまで近いのは、今住んでいる高尾エリアと似ており、走っていてとても心地の良い景色でした。
エイドでゆっくり過ごしたのもあったり、単純に練習不足と言うこともあったので、結果は3時間21分。 最近の練習不足を考えると、まずまずといったところ。
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今回は結果がどうのこうのよりも、この大会の運営そのものが素晴らしかったので、その点をこの記事で伝えたいと思います。
ボランティアみんなが楽しそう
まず走ってみて思ったのが、ボランティアの方々がみんな笑顔であること。
嫌々やっているような方は皆無で、皆さんが「この大会をより良くしよう、危険や事故がないように進めよう」という気持ちを感じました。
厚木市街地を走るのもあり、信号や一般歩行者が大勢いてレースとしては、不向きな環境にもかかわらず、地域住民とのコミュニケーションや迷惑がかからないように、しっかりと配慮されていたと感じます。
これは主催の厚木大学学長学さんの人徳によるものと 自然豊かな環境ではなく、身近な環境でトレイルランニングと言うスポーツをめいっぱい楽しもうという 気持ちによるものだと思います。
「家族みんなで楽しんでほしい」を具現化したイベント
ATG TRAILと並行して厚木大学学園祭と言うイベントがゴール会場で催されていました。これは多くのキッチンカー、飲食ブース並びに物販ブースなどが出店しており、相当な盛り上がりでした。 ただ、飲食があって物販がある。
イベントと言うのは他のトレイルランニングレースでもよく見かけますが、この厚木大学学園祭の大きな違いは、キッズスペースがかなり充実していること。
そもそもゴール地点である厚木中央公園そのものが滑り台や遊具など子供が遊べるスペースが多い場所。 それに加えて、イベントのために出店されていた子供の自転車コーナーや段ボール工作や遊ぶスペースが充実しており、子連れで参加した私も非常に助かりました。(ほとんどは妻が子守をしてくれていましたが)
場所も場所なので、トレイルランニングレースに参加された方の家族や 応援の方以外にも、日曜日に公園に遊びに来た近隣の方も多くいらっしゃっていました。そのアウトドアラバーでは無い方に向けてのイベントとしてもとても素敵だと感じました。
自分の地元で山を走る人たちがいる、山を走って家に帰ることができると言うことを知ってもらう機会としてとても良いと思います。
特に子どもたちがその姿を見て、自分たちも地元の山に登る登りたいと言う気持ちが湧き出てきてくれれば、さらにトレイルランニングと言うスポーツ自体が活性化していくと思います。
トレイルランニングを知らない層への楽しい発信
地元をアイデアと工夫で楽しむこと
通常トレイルランニングは、長野や山梨などいわゆる山が目の前にあるエリアで大会が開催されることが多い。 スキー場など夏場は活用されてない場所を使って観光誘致をすると言う形は多い。確かに、夏のアルプス など、標高2000mを超える 今山を走り景色を眺めるのは最高です。しかしそれは日常というよりかは、非日常的な楽しみ方。 普段は見れない景色や感じられない事をする事はとても楽しい。
ですが、私自身、日常的に自宅の裏山を走り、リフレッシュをすること自体がとても気持ち良いと感じています。 年に数回、ここぞと言うトレイルランニングレースも非日常的で楽しいですが、毎日でも行こうと思えば行けるような近くの山や近くの自然を楽しむことこそ、日々の健康と豊かさには強く影響を及ぼします。
この近くの自然、つまり「地元」を楽しむには 楽しむためのアイディア、創意工夫が必要。 その具現化したのが、このATG TRAILであり、厚木大学学園祭だと思います。
地元(ローカル)をどう楽しむ?を考えて行動に移すことの大切さ
無い物ねだりよりも目の前にあるものを大切に
私の場合、すぐ裏山があって、すぐ山に入れるような環境に住んでいるので「地元の自然が最高」なんてことを言うことができます。 しかし山の無い愛知県名古屋出身。 あるのはイケメンゴリラで有名な東山動植物園のある東山のみ。 山いうか、ちょっとした散歩コースのようなもの。
それでも、過去に東山でEast Mountain 100という自主100マイルを企画して走ってみたりしました。
1周5.5kmのコースを30周すると言う。とにかくぐるぐる回るだけでしたが、走るたびに変化する光の入り方や空気は綺麗だと感じました。
※East Mountain100は人体実験としても走りました。臨床って大切。
大事なのは、遠くのものを求めることよりも今目の前にあるものをどううまく活用するかと言うアイデアや創意工夫だと言うことです。
来年は ボランティアでお手伝いしようかななんて考えています。
ぜひ皆様も来年ご家族で参加してみてはいかがでしょうか?
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![やま施術院 山本将也](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42196461/profile_b6b4f92fbcc6d36d4c55180ad1875551.png?width=600&crop=1:1,smart)