【今年買って良かったもの】本物じゃなくても幸せならいいと思った
年末らしく、今年買って良かったもの3つの紹介と、それによって起きた生活や心境の変化を書いてみる。
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①TOSHIBAのドラム式洗濯乾燥機 (ZABOON TW-127XM3)
まずはベタなやつから。
去年までは夫が結婚前から使っていた全自動洗濯機を使っていたのだけど、とっくに耐用年数を超えていたので買い換えようという話になった。
私は家事の中でも洗濯を干すのが一番苦手で、洗濯はもっぱら夫の仕事になってしまっていた。夫はベランダで服が風にたなびくのを見るのが好きだと言い、洗濯を干すのが全く苦ではないらしい。
おかげで結婚してから一度も私は洗濯を干さずに生きてきた…が、2年経つとさすがに申し訳なくてお互い負担がないよう洗濯乾燥機を買おうと提案した。
週末2人でヨドバシに行き、ずらりと並ぶドラムを眺めながら予算は20万±2万円と決めた。
電気代が抑えられるというヒートポンプ乾燥タイプに狙いを定める。その中でも「ZABOON TW-127XM3」は乾燥が早いことに加え、ウルトラファインバブル洗浄で白シャツの黄ばみを防ぐ、という点で購入を決めた。服装自由の職場で働く夫が、客先常駐の案件で毎日ワイシャツを着るようになる可能性があったからだ。
ドラム君が我が家に来てから生活は一変。
洗濯物を誰かが干す必要がなくなった。乾燥が終わればカゴに入れて、寝室に運びタンスにしまうだけ。私でもできる。干す必要がないと、スタートボタンを押す時の気持ちもすこぶる軽い。服がたまったら率先して洗濯を回すようになった。
それから天気も関係ない。雨が降る日の洗濯を避けたり、急な雨で慌ててベランダに走ったりする必要がないのだ。一言で言うと毎日最高だ。
今年の1月に購入し約1年。
夫の客先常駐の話は結局なくなったから黄ばみ防止の効果は分からないし、ドラム式は初めてだから比較も出来ない。つまり性能に関して言えることは何もないのだけど、今のところは何一つ文句がない。初めて購入したのがこれで本当に良かったと思っている。
②iPad Air (11インチ 128GB) と Apple Pencil Pro
デジタルでイラストを描いたりデザインを作ってみたくなり、11月末に購入した。
無印iPadの新型をずっと待っていたのに全然発売されないから今年出たiPad Airにしたただけで、あまりこだわりはない。Apple Pencilは筆圧感知機能に惹かれてProを選択。
ずっとノートパソコン派だったから、最後に持っていたタブレットは目新しさに飛びついた2012年の初代iPad mini。Apple Pencilは初めて使う。ペンシルを充電したい時はiPadの側面にくっつけるだけで良いだとか、あまりに便利で驚いてしまう。
自分の発言が老人すぎて、最新のガジェットには定期的に触れておいた方がいいと痛感した。
イラストを描くのは昔から好きだったけれど、大学の頃に使った板タブの操作感にどうしても馴染めずデジタル絵は自分に向かないと思い込んでいた。iPadとApple Pecilで12万円。大金をはたいてまた挫折するのでは?という不安もあった。
だけど購入して1か月、毎日隙あらばお絵描きするようになった。鉛筆やペンとは違い、手ブレや色ムラなくスラスラ描けるようになってとっても快適だ。
時間がある時はnoteで文章を書き、イラストを描き、デザインをする。一言で言うと毎日最高だ。10月にnoteを始めた時も思ったけれど、何かを生み出していると「生きていてもいいんだ」と思うことができる。
たくさん描けばうまくなると信じて、描いたものは「みんなのフォトギャラリー」に追加していこうと思っている。
最近描いたイラスト
③5,500円の指輪
夫からもらった婚約指輪によく似た指輪を買った。
私は指輪が大好きだ。
婚約指輪も数店舗回って自分で選んだくらいだから、デザインもすごく気に入っている。本当ならずっとつけていたいのに、高価だから落ち着かないしキズがついてしまう。ただ箱に入れて棚にしまい、時々眺めることしかできなくてずっとモヤモヤしていた。
そんな時、モアサナイトという人工ダイヤモンドがあると知った。昔は機械でも区別ができなかったくらいダイヤにそっくりで、何ならダイヤの2.5倍輝くらしい。値段もかなりお手頃。
リンク先の値段は1万円程になっているけど、大体いつも50%オフクーポンが配布されていて半額で買える。SV925の地金に18金ホワイトゴールドのメッキ加工。
婚約指輪をずっとつけられないなら、そっくりなお安めの指輪を買ったらいいじゃない。購入してから3ヶ月、入浴時も就寝時もつけっぱなしにしている。
メッキだから既に手のひら側にはいくつかキズが出来た。でも、キズついても良い指輪を求めて買ったのだからあまり気にならない。
何より良いのは、この値段で0.5ctの石がついているということ。パッと見ダイヤとの違いは分からないし、つい見惚れるくらいいつも輝いている。婚約指輪を受け取った時の高揚感や、つけて過ごしていた時の気持ちを代弁するには十分すぎるくらいだ。
この指輪に私は「本物じゃなくても幸せになれるんだ」と気づかされた。
本物のダイヤとか、メッキじゃないとか、プラチナだとか。もういい歳だから高級なものを…と思いがちになっていたけれど、高級なものを持てば必ず幸せになれるわけではない。
メリハリをつけて物を選んでいこう、と思った。
来年も使い倒していくつもりだ。