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日本語検定1級の外国人から聞かれた非常に難しい質問とは?ボランティア教室での話

実際に体験することって大切だと思う

日本語ボランティア教室に
ボランティア講師として参加したことがある。

生徒さんは日本語検定1級の日本在住30年以上の
70代中国人の方だった。

翻訳のお仕事をされて
いらっしゃるとのことだった。

実際に会話してみると、
完全に日本人のように見える。

私よりも日本語力高そう。。

恐る恐る聞いてみる。。
「Aさん、どのようなことを勉強したいですか?」

すると、
このような反応が返ってきた。

「インターネットって何ですか?
グーグルってなんですか?
日本にきて30年以上経つけど、
それだけはわからないんだ。。。
一応プロの翻訳家なんだけど。。
誰に聞いてもよくわからないんだ。。」

日本語の問題じゃないと思うwww

そこで、
「実際にインターネットを使って
みたら良いと思いますよ!!」
と提案した。

それに対してAさんは、
「いや、まずは言葉で説明してほしいんだ!」
と少しイライラ。

「百聞は一見にしかず」

まずは1回体験することが重要だと思う。
100回言葉でグーグルについての説明を聞くよりも、
1回実際に使うほうが理解できるはずだ。

その後、
私はこのような例え話をした。

「塩を見たことがない人に、
どうやって知ってもらうことが出来るでしょうか?」

Aさん「そりゃ、白くて、つぶつぶで。。」

私「それは、洗剤のようなものですか?」

Aさん「いや、食べるものだよ!しょっぱいもの」

私「しょっぱいって何ですか?」

Aさん「・・・。」

体験しなければ
わからないこともあると思う。

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ヤマピー/山城拓人
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