ワークショップ最後のお楽しみ😊山のつる採り🌿12月のかご編みワークショプのご報告
つる採り、どんな人が対象
青梅の山では、毎月第一日曜日にかご編みワークショップを開催しています。12月は、いよいよみんなのお楽しみ、山のつる採りです♪
1年間、ほぼワークショップに参加した方と、2年目以上の会員の方のイベントです。
ここでは山の恵みは、有限であり、人と自然の間で分かち合いながら同時に育むものだということを、大切にしています。
ですので、山に親しみ、山の自然、気候、植生などを体験した方を対象にしています。
もちろん単発で参加される方の中にも、すぐに理解できる方はいらっしゃるでしょうけれど、つるも有限ですので、このように限らせて頂いております。
出発
少し肌寒いですが、快晴の採取日和!
オリエンテーションを済ませ、早速山へ向かいます。
いつものように、山に入る前に、みなで山の神さまにご挨拶の言葉を唱えてから入山します。
藪の急斜面をかき分けて、つるを探します。つるは整備されたところでなく、こういうところにあるんですよね( ˊᵕˋ ;)
見つけました!あけびつる❤️
オレンジ色できれいです♪
目が慣れてくるとあちこちで見つかります。
さらに採取は続きます。
つい夢中になって周りに意識が行かなくなります。
なので、衣類は赤などの目立つものを、腰には鈴をつけて、山に入ります。野生動物に「ここでつる採りしてますよ」お知らせするためです。また必ず2人以上で行動するようにします。
お昼を取って、また山に向かいます。
日が暮れるぎりぎりまで、ひたすら採取します。
でも全部は採りません(´꒳`)
また来年も生えて来て欲しいですからね。
収穫
みんなで採ってきたものは、一度集めて広げます。
ミツバアケビ、アオツヅラフジ、スイカズラ、チョセンゴミシ、フジなどさまざまなものがあります。良く分からないつるも採ってきて、図鑑などで調べますので、中にはかご材にならないものも混じっています。
自分で採取したつるで、これはどうしても欲しいなど、それぞれ思い入れのあるものは、先に取って頂きます。後は分けあいます。それでもまだこんなに残りました。分け合うと余るんですね(´꒳`)
残ったつるは、来年のワークショップ用に山で保管します。
展示
今年1年の成果から、好きなものを持ちよって、みんなで苦労したところや、どんな風に作ったのかなどの共有しました。
皆さんの作品は力作ばかりです。
学んだことを生かし、創意工夫をこらして様々なアイディアが生まれてます。こんなやり方があったのか!私も学ばせてもらっています。
今年1年のみなさんの作品は、また別の記事で詳しくご紹介したいと思います。
終わりの会
最後にみんなで、今日1日と今年1年をふりかえって思いを伝え合いました。みなさん、楽しんでくださったようで、また来年も参加したいとおっしゃってくださいました。
嬉しいです♪
皆さん、この1年間、熱心に取り組んで学びを盛り上げてくださいました。ワークショップの雰囲気も素晴らしく、ずっとつながっていきたいと思うような方たちばかりでした。おかげさまで私も楽しく過ごすことができました。
ありがとうございました٩(ˊᗜˋ*)و
ちなみに、写真手前にあるのは、山のゆずとみかんです。
山の恵みに感謝していただきました。
最後に
講師の美和ちゃんのスタンスでもあるのですが、このワークショップは、お互いがフラットで、講師から学ぶだけだなく、分からないところを調べ合ったり、得意なことを教えあったりして、共に成長していく研究会のような雰囲気になっています。
みなさんも、よろしければ来年いっしょにやってみませんか。
次年度のスケジュールは、2024年3月頃に出る予定です( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎