身の回りにあるもので「しめ縄飾り」作ってみました🎍シュロ・ヒノキの葉・ナンテン・松ぼっくり・キンカン プチ作り方付き
「かご編みワークショップ」を行なっている山で、元地主のきこりさんからヒノキの葉を頂いたので、山のナンテンとシュロの葉他をプラスして、しめ飾りを作ってみました。
どれも頂いたものや、身近にあるもので使えそうなものを利用しました。買ったのは、麻紐とボンドぐらいです。高価な材料を買わなくても、しめ飾りが作れました。しかも自ずとオーガニックです♪
しめ縄飾り素材
ナンテン
11月〜12月ぐらいに実が赤くなり、緑の山に点在しますが、それを過ぎると鳥に食べられて、なくなっていきます。ナンテンはあまり美味しくないのか、他の実が食べられた後に、回ってくるようです。
松ぼっくり
ここで使った松ぼっくりは、クリスマスリースにつけていたものをリサイクルしました(๑´ڡ`๑) 近所で拾ってきたものです。
ヒノキの葉
かご編みワークショップの山のきこりさんから頂きました。前回の記事にも登場したヒノキの葉です。
キンカン
実家の庭になっていたキンカンを頂いてきて、ちょっと挿してみました。
シュロ
シュロは、普段の縄ないにも良く登場します。比較的どこにでもあって、手に入りやすい素材です。写真は我が家のシュロですが、今回は山のシュロを使いました。
<締め縄の作り方>
今回使ったしめ縄は、ごぼう締めと言って、全てのしめ縄の基本だそうです。『つくって楽しむわら工芸』という本を見ながら作りました。この本に詳しい作り方が載っています。ご参考までに、本の詳細リンクを最後に貼りつけておきました。ご興味のある方はご覧になってください。
まずシュロは、葉っぱの部分だけを切り落とし、乾燥させたものを、水につけて柔らかくします。
柔らかくなったシュロの葉を、3つに分けます。
その内の一番端の1束目を、根本を足で押さえながら、右巻きに捻ります。
真ん中の束も、右巻きに捻ります
今右巻きに捻った二つを合わせるように、今度は左巻きに綯っていきます。縄ないと同じです。
残りの1束も右巻きに捻り、それを先ほど綯った2束に綯い込み(綯った2束に沿うように巻き付けていく)ます。
最後まで綯い込み、1本の縄になったらくるっと巻いて輪を作り、麻紐でぎゅっと縛って出来上がりです。
飾り付け
乾燥させ保存しておいたシュロの葉が、3つありましたので、3つしめ縄を作りました。
それらを重ねます。
これに、ヒノキやナンテンなどを飾り付けていきます。ヒノキの葉とナンテンの実は麻紐でしばってくくりつけます。
最後に松ぼっくりをボンドでつけ、キンカンに針金を通ししめ縄に刺したら、出来上がりです。
最後に
しめ縄は、本来わらで作りますが、わらがなかったので、縄ない用に保存してあったシュロの葉を使いました。シュロの葉とわらは全然違いますが、結構できるもんだなと思いました。最近では紙で作ったしめ縄とかも見かけますので、いろいろなもので試してみたいと思いました。
参考図書