嫌な夜だって思ってたのに、こんな時に光るんだ。

今、自分の心の中に毒がたまってるのを感じています。

ぐるぐるぐるぐる、ねっとりと、べったりと、私の脳内を離れてくれない、とてもパーソナルな悩みごとのせいです。

こんな時に書く文章は、たぶん、今の自分自身を高揚させてくれません。

自分でさえもきらめきを見つけられないような文章しか書けないのです。
まるで、錆びまみれの釘をたくさん拾い続けるような気分。

言葉にして発散させる、なんて解決方法もあるのかもしれないけれど、それを行うことは私にとって息が詰まることでしょう。

きつい時は、頑張らない。
死にたいと思ってまでしなきゃいけないことなんかない。
生きたいと思って生きていきたい。

私の信条です。

なんかとても重たいワードだな。
でもこれが私の芯です。

今日の文章は、自分でも全然好きじゃなくて、後で読み返したくもなくて。

でも、私は、「文章を書く」という行為が本当に好きなんだと思います。

ぼやっとした、形を持たない「思い」というものに、くっきりとした存在を与えうる言葉を探すとき、そしてその言葉を見つけられたとき、私はどうしようもなく幸福を感じます。

だから、こうして紡いでいると、あの毒から少し逃げられる。

好きなものがあることが、いつだって私の救いだし、私の誇りです。

今日はこのちょっとした幸せを、きらめきを、忘れないように抱きしめて、眠りにつくことにします。

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