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艱難汝を玉にす〜大学生塾講師が心掛けること〜

こんにちは。

早速ですがみなさんは塾講師を経験したことがあるでしょうか?

「今まさに塾講師!」
「今から始めようと思っていた!」
「始めようかどうか迷っている!」

などなど色々あると思います。

そして、もしやろうと思っている人はぜひやって見てください!

しかし

「生徒/自身のテスト期間と被ると大変そう」
「教える能力があるか不安」
「休ましてくれなそう」

など不安点も多いと思います。

今回は、不安点の一つ、
「教える能力があるかどうか不安」
を解決しつつ
初心者特に大学生塾講師が心掛けることを紹介していきます。

私は学部生のとき、部活、飲食店のアルバイトなどがあり忙しいく塾講師をやりたくてもできませんでした。しかし、どうしても諦めきれず、大学院に入った際に一年ほど時間を作り出し、やりました!

私が雇われてた塾は、個別指導塾で8割が中学生の高校入試向けの塾でした。初心者だからこそ気づいた点とベテランの講師との会話や観察から気づいた点をもとに心がけるべきことを紹介していきます。


この記事の対象者

 ・塾講師をやってみたい人
 ・塾講師を始めたばかりの人
 ・大学生
 ・個別指導塾の講師







大学生塾講師が心掛けること


身だしなみを整える

塾講師と関係ないと思われた方もいると思いますが、私はこれが一番大切だと思います。
身だしなみは信頼感につながります。基本的に私たちの情報(大学、成績、出身など)は生徒に一切伝えません(生徒に講師を比較させないため)そのため、生徒視点からは講師の身だしなみと振る舞いが信頼の骨組みとなります。

また、ビジネス界隈では以下のような言葉がよく用いられます。

何を言うのではなく、誰が言うかが大切

これは、塾講師にも当てはまると思います。私たちは、芸能人や大統領などの有名人ではありません。そのため信頼関係の構築を行う必要があります。信頼されていない人に何を言われようと生徒は耳を貸しません。私たちもきっと同じ思いをしたことがあると思います。

身だしなみ、振るまいはその骨組みの一つです。少しでも改善し信頼できる塾講師を目指しましょう!

チェックリスト
▫️髪は適切な色であり清潔感がある
▫️シャツの皺はなく、襟、袖、ネクタイ、は整っている
▫️ポケットに携帯、音が出るもの(鍵など)が入っていない
▫️敬語、硬すぎない言葉を使い分けている
▫️靴は靴入れの一番下に入れ、邪魔にならない位置にある
▫️挨拶は誰よりも早く誰に対しても必ずする
▫️担当生徒関係なく誰に対しても平等に接している
▫️教師同士の会話もフランクになりすぎない
  (生徒は意外と見ています)
▫️疲れた態度を取らず、笑顔を維持する
▫️足を組まず、姿勢を正す
 (目線の位置は同じくらいもしくは少し上)
▫️講義の合間に携帯を触らない


知識を常に更新していく

知識は必ず必要です。

私たちは保護者ではなく、塾講師。教える立場の人なので優しさや気持ちはもちろん大切ですが、それよりも知識が必要です。

しかし恥ずかしい話ですが、大学院生にもなっても瞬時に解けない問題はたくさんあります。特に入試問題となると発想力が求められます。中学生、高校生の知識内で解く必要もありますしそれらを踏まえるとなかなか難しいです。

私は、答えを見て解ける(説明できる)状態であれば良いと思います。
大切なのは、なるべく時間を掛けず、自信を持って教えることです。

また、「教える能力があるかどうか不安」と感じている人は、まずは挑戦してみても良いと思います。能力は後から付いていきます。教えながら自身もアップデートしていきます。そしてその心配性はきっと強みになります。

チェックリスト
▫️次のテスト範囲を理解している
▫️次のテストの過去問を解いている
▫️担当科目の入試問題が解ける
  (答えを見たら解説できる状態でもOK)
▫️担当科目以外の科目もある程度理解している


生徒の目標を知る

生徒の目標を知り、それに合わせた授業を行う必要があります。いきなり、難しい問題を解かせて勉強を嫌いにさせてしまったり、簡単な問題を解かせ時間の無駄にしたりしないように注意しましょう。

チェックリスト
▫️生徒の目標を知っている
▫️生徒の志望校(志望大学)を知っている
▫️生徒のレベルに合わせた授業ができている


生徒を自律/自立させる

一方的に教えるのではなく、質問によって生徒自身が主体的となる授業にしましょう。最終的には、主体的に学習し、自身の得意分野と苦手分野を理解し、勉強方法も確立している状態が理想的だと思います。

チェックリスト
▫️生徒と講師の喋る量は同じくらいである
▫️生徒に質問を投げかけている
▫️自身の言葉で志望校(志望大学)を選んでている


楽しむこと

最後に何だかんだ自身が楽しむことが重要です。楽しんで授業をやっている先生は、受けている生徒も楽しい雰囲気になります。そしてそれはお互いの信頼に繋がります。

もちろん、モチベーションは山あり谷あり、sin,cosみたいなものです。失敗することもあれば、成功することもあります。大切なのは、その波が必ずあることを知っておくことです。良いことも悪いことも長くは続かないのです。

しかし、能力は常に上がっていかなければいけません。過去と同じ状態では成長しない人です。失敗と成功を繰り返し成長することを“レジリエンス”といったりします。つまりレジリエンスを高めることが大切です。

チェックリスト
▫️生徒の良かったところを3つ言える
▫️自身の良かったところを3つ言える
▫️自身のさらに良くしたいところを3つ言える
▫️他教師の良かったところを3つ言える




終わりに

いかがでしょうか?

塾講師としての準備はできたでしょうか?
信頼関係を築くために身だしなみ、振る舞いはとても大切なことだと思います。
そして、もし塾講師が不安な方はやって行くうちに身につければいいのです。

最後に、読んでくれた全てのみなさん、少しでも得るものがあれば幸いです!



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