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山根沖
2021年3月31日 22:51
あ、いいなと感じた短歌を紹介し、簡単な評をします。いわゆる一首評。評をすることが、自分の実作の糧となってほしいと思います。 まずは、中央公論社の「日本の詩歌 第6巻(島木赤彦、古泉千樫、中村憲吉、土屋文明、岡麓)」で見つけた歌から始めます。文中の作者の年齢は数え年。中村憲吉『しがらみ』より(『日本の詩歌 第6巻 p195』)樽負ひてはひる人あり小蓑より乾ける土間に雪をこぼして 「大